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だいこん@F39のブログ一覧

2016年08月29日 イイね!

富士山登山・4

 前回の記事はこちら・・・。
 http://blogs.yahoo.co.jp/daikon_1980/42946210.html

 【二日目 160821の続き】

 富士山に登った最たる目的は、「富士山頂郵便局」の訪問である。

 郵便局へは吉田口山頂から約20分、いわゆる「お鉢巡り」のルートを歩く必要がある。
 たとえ雨が降っていなくても風が強いと「お鉢巡り」は危険なため、諦めなければならない。
 単独峰の富士山は、ひとたび風が吹くと周りに風を妨げる山がないため、強風であるのが割と当然であり、穏やかな日だなんて早々あるものではないそうだ。

 ところが、この日の富士山といったら、天気がとても良いだけでなく、風もとても穏やかだ。
 事前に調べたところ、だいたいの資料には「富士山は風が強い」という忠告ともいえる表現がされていたのだが、文字通りそんなの「どこ吹く風」といったところだ。

 お鉢巡りのルートを更に20分ほど進めば、富士山のピーク、「剣ヶ峰」に到達することもできる。


 これ以上ないという気象条件のもと、意気揚々と郵便局を目指す。
 楽しくお喋りしながら歩いているうちに・・・910、あっという間に「富士山頂郵便局」に到着!!
 隣接している「浅間大社奥宮」にも当然参詣し、御朱印をいただく!!

 郵便局で一通りの「押しごと」を終えて、いよいよピークの剣ヶ峰を目指す。
 20分前後で到達できるのだが、道の角度は結構急で、土も軟らかく、慎重に登る必要がある。
 しかし、お鉢の底まで見えるくらいの晴れ模様と、眼下に見る駿河湾という贅沢な景色を堪能しながらの山行は、辛さというか疲れといったものを、あっという間に忘れさせてくれた。




 初めての富士登山で、ここまで何もかも上手くいってしまっていいものなのだろうか。
 信仰の山に来ているのに、山行が上出来すぎて罰が当たってしまいそうだ(笑)
 940。遂に、日本で最も高い場所、剣ヶ峰に到達する!!
 一般的な頂上は登山口の山頂でおしまいなので、剣ヶ峰までくるニッチな登山者は、吉田口山頂から一割も来なかったのではないだろうか・・・。



 ピークでの記念写真をビシッと撮り、お鉢巡りのルートをピストンで戻る。
 1030。吉田口山頂に戻り、お昼ご飯・・・になるのかな?少し時間は早いけれど・・・を食べることにする。
 カレーライスは、まさかの大盛りが可だった♪
 夜明け前から動きっぱなしだったので、食欲もピークに達していた。
 山行でのスタミナ切れという話は聞いたことはあるが、食べ過ぎによるトラブルという話は聞いたことがない。
 どうせ下山で目一杯カロリーを消費するだろうし、大盛りの注文には待ったなし!!
 ちなみにこの日の朝ご飯は、前日に山小屋が用意しておいてくれたパンとりんごジュース、魚肉ソーセージ等だった。

 食休みを兼ねて、山頂でひと休み。
 ご飯を食べる頃から軽い頭痛を患っていた。パーティーにそのことを漏らすと、殆どの仲間が程度の差はあれど、何かしらの高山病の症状を感じていた。自分はだいぶ軽い方だったと思う。
 ちなみに山頂では時折、鼻をつくような匂いに見舞われる。仕方がないことだが、その原因はお手洗いである。
 休憩するときはなるべく風下にいない方がいいだろう(苦笑)

 1130。
 元気を蓄えて下山開始。
 砂地がだらだらと続く下山だが、集中力が切れると怪我のもと。
 徐々に地上が近付く景色を楽しみながら、確実に歩みを進める。
 高度が下がるとともに、だいこんのお喋りに再びスイッチが入ったのは言うまでもない(笑)
 砂地がだらだらと・・・なんて言ってしまったが、森林限界を超えたその地は、さながら火星のような景色が広がる。それはそれで新鮮に映ったものだ。
 下山の途中、物資運搬用のブルドーザーとすれ違う。思わずパチリ(笑)




 1420。
 予定より10分早く、富士山五合目に到着。
 パーティー全員で吉田口の山頂まで達し、怪我や大きなトラブルもなく、無事に下界へ戻ってくることができた!!
 全員がその達成感で満たされた。
 この感動たるもの、名状しがたいですね。
 とにかく本当に楽しかった。
 さいっっっこうの夏の思い出になった。

 (登山に関してはおしまい。趣味に関する話題へ続く・・・)
Posted at 2016/08/29 20:19:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 趣味
2016年08月26日 イイね!

富士山登山・3

 前回の記事はこちら・・・。
 http://blogs.yahoo.co.jp/daikon_1980/42944786.html

 【二日目 160821】

 330、予定通り起床。
 水で顔を洗えない違和感をおぼえながらも、ボディシートで顔と体を拭いてサッパリさせる。
 富士山には「水と電気がない」ので、こういう経験も富士登山ならではかな。

 ちょうど昨日の時点で水分が底を突きそうだったので、水とポカリスエットを1本ずつ購入する。
 いずれも500mlのペットボトルで、1本400円也。
 富士山にはゴミ箱もないので、基本的に出たゴミはナーホ・・・もとい、持ち帰らなければならない。
 しかし、ペットボトル飲料に関しては、購入本数と同じ数だけの、空いたペットボトルを引き取ってくれる。
 特に明記されていることではないが、暗黙の了解事項といったところか。ご参考までに。

 登山に備えてパッキングをしていたら、パーティーのメンバーから

 「外は星がキレイですよ」

と教えてもらう。
 悪天候での足場に不安を感じ、初日に封印していた一眼レフカメラを意気揚々とザックから取り出す。
 ダッシュでパッキングを終えて、急いで山小屋の軒先に出る。


 星がキレイ。
 視力には自信がない自分でも、星空がハッキリと見えた。
 近場のカメラを置ける場所に一眼レフカメラを置いて、ブレないように撮影する。
 既に朝焼けも姿を現していて、星空よりもそっちに光量を奪われてしまったかな。
 それでもキレイな景色を撮ることができて大満足だ。

 そして何より、星空が見えるということは、登山中の天気が良いことに期待できるということでもあった。

 430。
 身支度をバッチリ整え、パーティーは早速頂上を目指す。
 このときのために購入したヘッデンも、日の出の頃まで大活躍だった。

 登山して早々に、角度のある険しい岩稜帯が続く。
 星空が見えるような天気だったので奇跡的に風が穏やかだったが、これが風速十数メートルだったら命の危険を感じるのも無理はない。
 周囲に風を遮るものがない単独峰の富士山は、基本的に「風が強い」ことで有名なのだ。

 いや・・・この岩稜帯、風がなくても相当危ない。
 富士登山吉田口ルートで最も気を引き締めて登らなくてはいけないのは、この七合目から八合目の岩稜帯ではないだろうか。
 下を見たらビビって腰が抜けてしまうだろうと思い、意識的に前と足元だけを見ることにした。
 自ずと足の指先に力が入り、登山の足運びも慎重になる。爪先だけでよじ登ることもあれば、ときにはストックを片手にまとめて携え、手を使って登る場所もあった。


 岩稜帯を抜けた頃であろうか。
 この日のメインイベントのひとつであろう、ご来光を登山道から拝むことができた。
 山頂でなくてもご来光は十分キレイで、感動的だった!!!!!
 前日は大雨に見舞われていたというのに、こんなにキレイな日の出を見られただなんて、何て幸せなのだろう。



 その後も雲の表情が頻繁に変わっていったが、総じて天気は快晴に限りなく近い晴れ。
 陽差しが体力を奪っていく・・・らしいが、個人的にはあまり実感がなかったかな。
 元々気温が低いし、そんな中で長時間にわたる運動をしているからだろうか。
 寧ろ陽差しが体力を奪っていくことを実感したのは、鋸山や筑波山のときかな(笑)



 小休止をしたところでは噴煙が上がっている浅間山、そして日本で二番目に高い北岳と、三番目に高い間ノ岳を拝むことができた。

 実は登山前、登山経験が豊富なパーティー仲間との雑談で

 「(お喋りな)だいこんさんが、酸素が薄くなったときに黙ってしまう様子を見てみたい(笑)」

ということを言われていたのだが、結果的には高度3600メートルを超えてもだいこんのマシンガントークは健在だったことを報告しておく(汗)

 「この標高で、(一節の中で)息継ぎしないで言い切るなんて、スゴいね!!」

と言われてしまう始末だ。
 だいこんの肺活量は、確かなものだったらしい。


 でも、あれですよ。
 仲間が辛い登山だと感じていて挫けそうになったとき、自分は何か楽しいお喋りをしてその気分を紛らわそうと、妙な使命感に駆られたことは否めません。
 手前味噌ですが、いつもと変わらぬ調子で楽しくお喋りしていたので、笑うことで体力を奪われない程度に楽しんでいただけたとしたら幸いですね・・・。


 820。
 この日に登山を始めてから3時間50分が経ったときである。
 パーティー一行は、無事吉田口の山頂(標高3610メートル)に到着したのであった!!
 仲間には(先輩登山者だが)スタミナ切れで列の後方で登山した人もいたが、事故や怪我もなく全員で富士山頂まで来られたのは本当に嬉しかった。

 だいこんともう一人の仲間は、ひとまず目的のひとつである久須志神社を参拝し、御朱印をいただく。



 しかし、だいこんの目標は吉田口山頂だけではなかった。
 吉田口山頂からもう一踏ん張りしなくてはならないのだが・・・天気も良かったし、トークも先述の通りだったから、次の目的地へ行くのは楽勝だったかな(^^;

 (続く)
Posted at 2016/08/26 21:36:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 趣味
2016年08月25日 イイね!

富士山登山・2

 前回の記事はこちら・・・。
 http://blogs.yahoo.co.jp/daikon_1980/42943710.html

 【一日目 160820の続き】


 富士山の山小屋の雰囲気は独特だ。
 まるでロールプレイングゲームの「村」のように、ある一定の場所に着くとそこには山小屋が密集している。
 「山小屋銀座」とも言われるそうだが、言い得て妙だ。
 これまでの澄んだ空気から一変、そこは自家発電のディーゼルエンジンから出る排気ガスの匂いに包まれている場所になる・・・。

 登山者はそこで、お土産を買ったり、水分を補給・購入したり、チップ制のトイレを使ったりする。
 ベテランの登山家に言わせれば「ここは観光地だから。山小屋の売店が24時間営業しているだなんて、フツーの山では考えられない」とのことだ。

 先述の通り我々はこの日、富士山吉田口ルート七合目、標高2800メートルに位置する「富士一館」に宿泊した。
 到着したのは1540。
 装備品の泥を落としたり、登山靴をしまう袋を用意されたのでそれに靴をしまったりして、小屋に入る準備をする。
 寝床は二段ベッドのような形式で、1区画に5枚のシュラフが用意されていた。
 2階は2人分のみ我々が使って良く、あとの3人分は予約が入っているため相席になるとのことだった。

 食事は1700開始との案内があった。
 食事まで時間があるので、酒好きの我々はひとまず缶ビールを購入して乾杯(笑)
 やがて食事の時間がやって来た。


 事前調査したところ、総じて山小屋で出されるのはカレーライスで、量は少なめという声が多かった。
 ところが、ここで出されたカレーライスの量は十分なもの。
 少食な人は食べきれないくらいだったが、食べきらなくても「シャリバテ」する心配は遠く及ばないくらいの量であった。

 この日の昼ご飯でカレーライスを食べたが、疲れた体に温かいカレーライスというのは本当に有り難いし、美味しい。
 連続で食べたことはちっとも気にならない、得も言われぬ格別な味だった。

 食事を終えたあとはもう一度酒盛りしようと思っていた。
 ところがこの日は、上流階級のベトナム人団体客51人が間もなく宿泊しに来るとのことで(驚)、酒盛りをする場所を奪われてしまう。
 一般的な山小屋にある(らしい)談話室のような場所はなく、一同はレインウェアを羽織って山小屋の軒先で酒を飲むのであった(そこまでして飲むか!?・・・そうです、そこまでして飲むのです(笑))。

 ホントは消灯時刻の2030まで飲み続ける予定だったが、パーティー仲間が持ってきたワインが底を尽き(笑)、1930でお開き。
 翌日は330起床、430出発という予定だったので、我々はさっさと就寝するのであった・・・。

 さて、「山小屋の夜は冷える」と聞いていたので、フリースを着て寝たのだが・・・これが大きな誤算だった。
 「富士一館」は6年前にリニューアルしたばかり。
 設備がキレイなのは勿論だが、どうやら密閉性も向上しているらしく・・・就寝中、暑くて何度も目が覚めてしまったくらいだった(汗)
 「山小屋は寒いもの」と聞いていたので、暑く感じているのは自分の体調不良か何かが原因だと不安になっていたが、朝になって誰もが「暑かった」と言っていたのを聞いて、妙に安心した(^^;



 (続く)
Posted at 2016/08/25 21:14:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 趣味
2016年08月24日 イイね!

富士山登山・1

 富士登山を決意してから凡そ2ヶ月。
 登山用具の購入に練習登山、資料をもとにした学習など、できる限りの準備をして、富士登山に挑んだ。

 【一日目 160820】

 430に自宅を出発。
 登山仲間の自家用車で拾ってもらい、富士北麓駐車場に着いたのが930。

 天気は、しっかりと雨orz
 フツーのお遊びイベントだったら間違いなく中止、というくらいの雨脚だ。

 入山料1000円を支払い(勿論領収書をゲット)、1000発のマイカー規制シャトルバスに乗る。
 少し前に富士山五合目に向かうバスもあったが、車体が路線バスだった。

 「これは定刻のバスを待ちましょう。それなら立派な観光バスが来る筈です」



 だいこんの予想は見事に的中し、早くもパーティーから「さすが!!」とお褒めの言葉をいただく(笑)
 しかもフツーの観光バスよりシートピッチがだいぶ広く、足もとにザックを置けるのは有り難い。
 全ての座席にビニール製のカバーがかけられているのも新鮮だった。


 1040。バスが富士山五合目に到着する。
 「みはらしkitchen」で腹ごしらえをしつつ、新宿から高速バスでやってくるメンバーを待つ。
 1110頃に合流し、今回の富士登山仲間が揃う。
 ちなみに、このとき食べたのはカレーライス。


 メンバーが揃って腹ごしらえも済んだので、早速登山開始!!

 ・・・といきたいところだが、それではダメなのが富士登山。
 五合目まではクルマで一気に上がってきたが、そこは高度2305メートルの地。
 さらに標高の高い地点を目指すから、体を高度順応させる必要がある。
 じっとすることなく、適度に動きながらその場にいればいい。

 帰りに買うお土産を物色するのがちょうどいいと言われているが、だいこんはそのタイミングで小御嶽神社を参拝する。
 当然そこで御朱印をいただいたのだが、まさかパーティーの中に、だいこん以外で御朱印集めをしている人がいるとは思わなかった(笑)
 そして、そもそも御朱印の存在を知る人が、パーティーの中でその二人しかいなかった(笑)
 百戦錬磨の先輩登山家でも知らなかったのか・・・そんなにニッチな趣味か??

 登山計画通り、1300に富士山五合目を出発。
 レインウェアで身を包む、足取りが重いスタートとなってしまった。

 ところが、さすがは登山用具のレインウェア。
 大きな雨粒が落ちているというにも関わらず、思っていたよりもずっと行動が楽だ。
 鬱陶しさは否めないが、ザックのショルダーベルトがずぶ濡れになる以外は、好天時と何ら変わらぬ登山ではないか。
 初めての雨での登山。これはいい意味でカルチャーショックだった。



 宿泊は七合目の山小屋、標高2800メートルに位置する「富士一館」での宿泊を予定していた。
 登山時間は3時間を予定していたが、実際に山小屋に着いたのは登山を始めてから2時間40分後の1540。
 初めて登山する仲間や、富士登山を目指すことをきっかけに練習登山をしてきた仲間がいるパーティーで、特に足早になることもなく早着できたのは嬉しい誤算。
 高度順応ということを考えるとゆっくりゆっくり登った方がいいのだが、無理なく到達できたので良しということで・・・。

 CL(=Climb Leader)もホッとしたようで、思わず笑顔がこぼれていた。
 雨の中歩いてきてあっという間に今日の目的地に着けたのだから、当然自分もとても嬉しかった。
 登山しているうちに雨脚も徐々に弱くなり、山小屋に着く頃には雨もやんでいた。
 夕方、我々を労ってくれるかのように、山小屋の軒先から二本の虹が姿を見せてくれた。


 (続く)
Posted at 2016/08/24 22:40:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 趣味
2016年08月21日 イイね!

@富士山頂郵便局

@富士山頂郵便局一時間ほど前になりますが、遂に富士山頂郵便局を訪問することができました!!

昨日は雨の中の登山でしたが、うって変わって今日は超好天。
剣ヶ峰にも登頂することができました!!

各方面のネット上の返信が遅れていますが(登山中は機内モードにしているため)、これから食事をとり、下山します。
Posted at 2016/08/21 10:33:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ

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