9月は天気に恵まれない一ヶ月だった。
10月、ようやく秋山登山をすることができた。
例によって、頼れる仕事関係の登山仲間と登ってきた。
朝の新宿駅で偶然仲間3人とプラットホームで会い、「ホリデー快速おくたま1号」で奥多摩駅を目指す。
821、定刻通り奥多摩駅に到着する。
それにしてもこのホリデー快速・・・乗客のほぼ全員が登山客だよ(^^;
ちなみに朝6時の段階で、東金からアプローチする登山仲間の遅刻が確定していた(笑)
奥多摩駅前にLA SPORTIVAが取材に来ていて、パーティー2名がそのメーカーの靴を履いていたということで、偶然にも取材を受けるというサプライズ。あ、当然取材を受けたのは履いている2人だけでした。
仲間が取材を終えるのを駅前で待っていると、登山客のピークを過ぎた頃に(←あと10分早く駅前にいようよ・・・)ご当地キャラの「わさぴー」が現れた。
みんなでゆるキャラと戯れて記念撮影をする♪
取材とゆるキャラに夢中になっていた一行が、取材が終わっていざバスに乗ろうとすると・・・バスは既に発車してしまっていた(汗)
1人遅刻して奥多摩に向かっているということもあったので、ひとまず前衛組と後衛組でパーティーを分けることにした。
前衛はタクシーで直ちに登山口へ向けて出発、後衛は遅刻した仲間と駅前で会ってからタクシーで登山口に向かい、『前衛組に追いつくため休みなしのハイペースで』登山するということに決まった(笑)
自分は前衛組だったので、ひとまずタクシーで登山口のあるバス停「川乗橋」へ向かう(所要時間は10分弱、1540円)。
バスが出てピークを過ぎた頃に登山口に着いたため、当然だが登山者による渋滞もなく、身支度を調えて登山を開始する。
細倉橋までは舗装されていた。
細倉橋で休憩を取っていると、後衛組がやって来るのが見えた。前衛組がのんびり登っていたとはいえ、だいぶ早い合流だった(笑)
ようやく全員が揃ったところで、引き続き山頂を目指す。
先輩登山者からは事前に「ハイキングのような登山だから肩の力を抜いて気軽に行こう」と言われていたが、実際はなかなかの険しさを持つ登山道だった。
階段こそ付いているものの、急な坂のためロープを使う必要がある場所があったり、岩が険しくて両手を使って上り下りをする必要がある場所があったりと、慎重に歩かなければならない場所が幾つもあった。
やがて、川乗山の見せ場のひとつである「百尋の滝」に到着。
東京都とは思えない迫力のある落差40mの滝が、登山者を迎えてくれた。
しっかり写真を撮って、登山再開。
山頂で食べる昼ご飯を励みに登山する。
この頃は思っていたより足腰がバテ気味で、黙々と歩き続けていた。
1250、ようやく川乗山山頂に到着!!
楽しみにしていたおにぎり(コンビニ弁当だけど)、熱湯を注ぐと出来上がる味噌汁(THERMOSだが山専ボトルではない。次からは山専ボトルを用意したい)、そして食後のコーヒー(インスタントだけれど)を口にしてしっかりと体力をつける。
天気がずっと曇っていたこともあり、山頂はとても寒かった。持参したウェアは全部着た(汗)
日照時間が短い時期であることに加えて、この天気。
あまりだらだら下っているとヘッデンが必要なくらい暗くなってしまう。
食事を終えて早々に下山を開始した。
しかし、ここでだいこんの膝が不調を訴える。
いつも下山を始めると膝が疲労で痛むことは心得ていたが、この日の膝の痛さはこれまでの山行よりより酷かった。
根本的に膝の痛みを軽減する下り方がまだまだヘタクソのようで、今後の課題でもあろう。
膝の痛みが右側だけだったのがせめてもの救いだったが、結局下りはコースタイムより15分も長くかかってしまった。
他にも体力的に同じペースで歩いている仲間もいたから、幸い個人プレーで迷惑をかけるということにはならなかった。
寧ろ、早く鳩ノ巣駅に着いた仲間は駅前のお茶屋さんでビール飲んで楽しく待っていたくらいだ(笑)
1641、鷹ノ巣駅発の青梅線で河辺に向かう。
途中で外国人3~4人のグループが、日本酒とお猪口を持って乗車してきた。
女性1人を除いてはだいぶいい感じに酔っ払っていて、男性1人にいたっては完全に出来上がっていた(笑)
この気さくなオーストラリア人の集団、乗客に突然、日本酒を振る舞い始める。
いきなり仲間の一人に勧めてきたが、この勧められた人もお酒が好きな人なので断るわけもなく(^^;
酒を飲む列車は常磐線だけでないということが判った(ぉぃ
あ、だいこんも勿論お猪口1杯分、いただきました♪
この出来上がっていた男性がなかなかの人物で、誰がこんなダメな日本語を教えたのだろうか、車内で大きな声で
のーんでのんでのんでのーんでのんでのんで・・・!!
とかコールし始めるし(笑)
さすがに周りの乗客にも迷惑だろうと思える声量だったので、このだいこんがまさかの
シーーーーーッ!!
と声量を絞るよう促す始末。
でもね、悔しいけれど面白かった。
この日のハイライトをここで一気に持って行かれたんじゃないかってくらい。
乗ってきたご年輩の女性に外国人の1人が席を譲ったのだが、その外国人が暫くしたら女性に日本酒を勧めるというユニークなシーンもあり(さすがに女性はお酒を断っていた)、かと思えばこの様子を見るに見かねた他の若い男性の乗客が
あの、一杯もらえますか?
という体でこの酒飲みグループの中に入ってきたり(笑)
電車降り際のポイント通過の揺れで、女性に少し酒をかけられてしまったが、少量だし、このあと風呂で着替えることだしご愛嬌・・・ということで。
でも、あの人達、どうやら下北沢まで帰るみたいだけれど・・・立川あたりで酒なくなっちゃうんじゃないか?(←心配するのそこか?)
登山者の世界では鉄板コースらしいが、河辺駅で下車して「河辺温泉梅の湯」で疲れを癒やし、風呂上がりにみんなで乾杯!!!
帰りの電車の時間まで食べたり飲んだりお喋りしたり、とても楽しかった。
やがて帰りの電車の時間になり、各々乗り換え等でばらばらとなるため解散。
武蔵野線に乗り換えた仲間は、みんな一斉に寝落ちしたのは言うまでもない(笑)
小さなトラブルはあったけれど(笑)、大きなトラブルもなく山行は無事終了。
紅葉にはまだ早過ぎたから、できるものなら今シーズンもう一回登山したいかな?
【登山記録】
川乗山 標高1364m
登山日 161030
天候 曇り
646 625H「ホリデー快速おくたま1号」で新宿発
821 奥多摩着
850 奥多摩駅からタクシーで川乗橋バス停へ向かう
900 川乗橋バス停着
910 川乗山登山開始
950 細倉橋着
1100 百尋の滝着
1250 川乗山山頂着 食事休憩
1330 川乗山山頂発 下山開始
1630 鳩ノ巣駅付近着
1641 1610レで鳩ノ巣発
1708 青梅着 予想通りの上り接続すぐの発車。一行をすぐに乗り換えるよう促す。
1709 1768Tで青梅発
1715 河辺着
1720 「河辺温泉梅の湯」でひとっ風呂
1820 「河辺温泉梅の湯」で乾杯
1957 1914Tで河辺発 各自自宅へ向けて解散