凡そ2週間前、モニターキャンペーンに当選して突如自宅にやって来た、パナソニック製音波振動ハブラシドルツのフラッグシップモデル、EW-DP51-S。
モニター期間の2週間は思いのほかあっという間に終わりの日を迎えてしまった。
モニター製品が届く前から既にドルツユーザーの身だったため、戸惑うことなく使用してきた。
手持ちのEW-DE24に比べてブラシの種類が数多く付属してきたため、最初は驚いたものだが、使っていくうちに自分なりのルーチンが身につくまで、さほど時間はかからなかった。
現在のパナソニックの電動ハブラシ全般に言えることだが、IPX7基準を満たした本体防水性能というのは地味に有り難い。
何故かというと、自身はかつてから朝風呂のときに歯を磨く習慣があるからだ。
パナソニック製が本体に防水性能を備えていることは当初から知っていたが、他社にいたっては特に防水を謳っていないことを知ったのはここ1~2年の話であり、つまりEW-DE24を手にするまで防水性能を有していない本体を平気で風呂場に持ち込んでいたことになる・・・。
過去の2機種は他社製だったので・・・(汗)
これも、日常生活のルーチンに支障をきたさなかった大きな要因のひとつであろう。
さて、いよいよEW-DP51とお別れのときが来た。
付属品のブラシとペースト以外は全て返却の対象である。
返却を要する付属品には全て「キャンペーン貸与品」というステッカーがデカデカと貼られていた(笑)
ただ、本体のステッカーは借りてから2~3日で紙がボロボロ剥がれかけてしまったので(水がかかってしまうだけでなく、使用後に本体を拭くのだから仕方がなかった)、心を鬼にして全てきれいさっぱり剥がしてしまった。
次回同様のキャンペーンを展開するときは、ステッカーは防水性能の高いものを貼った方がいいと思う。
明日からはまた、EW-DE24を相棒としたオーラルケアが始まる。
ただ、今回返却の対象となっていないブラシとペーストは、今後も活用できそうなので色々と試してみようと思う。
レポートは後日追って・・・気が向いたら書きますね(^^;
返却は、届いたときのパッケージに元通り本体や付属品を収め、届いたときの段ボール箱をそのまま流用し、やはり一緒に届いた着払いの宅配便の伝票に、自分の住所や名前を書いて貼り付ける。
コンビニ持参でもよし、宅配便に集荷を依頼してもよし。返却方法はいたって簡単である。
本日夕刻、宅配便の配達員が自宅のベルを押した。
予め用意しておいたEW-DP51を渡して、彼は返却元へと旅立った。
有り難う!!EW-DP51!!!\(^o^)/
さて、月並みではあるが、2週間に渡って概ね徹底的に使いこなしたEW-DP51の、所感をここで報告する。
◆やはり腑に落ちない、イオン機能非搭載◆
今回のモニターに関する記事で何度も書いたことだが、現行モデルにはイオン機能が搭載されていない。
再三言うが、これは機能ダウンに他ならないと思っている。
何といっても、イオン機能搭載モデルで磨いたときと比べて、歯のツルツル感の持続時間に圧倒的な差を感じてしまった(個人差はあるかもしれないが、メーカー回答で「そのような声は少なくない」と言われたので、単なる経験談ではなく信憑性はそれなりにある感想だと思っている)。
EW-DP51にイオン機能が搭載されていれば最高なのだが・・・。
W音波振動よりも、個人的にはイオン機能の魅力の方が大きいんだよなぁ・・・。
◆ブラシの数と動作モードの多さに辟易◆
ブラシが6本付属して、動作モードが5種類。
そして、それぞれのブラシに推奨されている動作モードがある。
説明書にその一覧があるのだが・・・こんなの誰が覚えられるかっていうの!!!
もし自身がEW-DP51の正式なオーナーになったら、当分は早見表を洗面台に貼ることになるだろう。
せめてブラシの首元に小さな刻印などで推奨する動作モードを書いておいてくれれば、それこそ快適に使いこなせるだろうに・・・。
◆最後まで必要性が見出せなかった携帯ケース◆
今回借りたEW-DP51で、唯一開封しなかった付属品が「携帯ケース」である。
この2週間で出張も旅行もなかったしね・・・(^^;
とはいえこの携帯ケース、個人的には使いこなせるかどうかがちょっと不安。
EW-DE24を買った直後にEW-DE54の付属品の携帯ケースを部品として取り寄せたが、一度使ったきりで今は部屋の中に埋もれてしまっている始末(汗)
◆ブラシを使い分けて歯磨きをするのは快適◆
先述の通り、ブラシと動作モードが多い。
とはいえこれらをしっかり使い分けて、適材適所のケアをしてあげるのはとても気持ちがいい。
マルチフィットブラシで歯面をガバッと磨き上げる爽快感と、地味かもしれないがポイント磨きブラシでの歯間磨きは、今回経験してたいへん感動した。
それぞれのブラシが持っている良さはわかった。あとはどれだけ多くのユーザーにとって、これらを快適に使い分けてもらえるかが課題だろう。
◆本体防水性能はぜひ継続を◆
これも先に触れたことだが、風呂場で歯を磨く習慣のある人にとってこれ以上有り難い性能はないだろう。
動作でアピールする性能ではないが、こういうことを地味に続けてくれていることが嬉しい。
防水性能を有している=本体が丈夫、ということにもつながるので。
他社では取り組んでいない機能でもあるので、ぜひ継続してほしい。
◆ブラシのランニングコストは十分合格点◆
蘭のPH社や独のB社に比べれば言わずもがな・・・西高東低と言いますか、舶来品のブラシはちょっとびっくりするくらい高いものが多いんですよ(>_<)
実は、電動ハブラシを選ぶとき、そしてそれを長く使うことを考えたらブラシのランニングコストはとっても大事。手磨き用のハブラシの値段を考えたら、1000円アンダーでもちょっとビビるよね・・・。
安価な製品を供給している国内メーカーのO社やS社(個人的にはパナソニック以外、国内メーカーの電動ハブラシの性能は大したことないと思っている。性能は値段相応だと思います)のブラシより、パナソニックのそれは、ちょっとだけ高い程度。
とはいえ本体の性能が随分違うので、磨き上げたあとの結果が段違い。費用対効果でいえばブッチギリかもしれない。
実を言うと職場に常駐しているのは仕事関係でいただいたO社製の電動ハブラシなのだが、歯周ポケットの歯垢の取れ方は、とてもじゃないが満足いくレベルに及んでいない(←総会での手土産なので、値段もそして性能も知れていることでしょう)。
EW-DP51でスタメンに位置付けるであろう「密集極細毛ブラシ」と「マルチフィットブラシ」は、いずれも定価900円(税抜)。ちゃんと1000円を切っている。
長々と書いてしまったが、これ以上続けているとEW-DP51云々というよりも、電動ハブラシとは!!みたいな変態記事になってしまいそうなので、ひとまず終結ということで。
電動ハブラシについては、今後手持ちのEW-DE24を軸に書いていくつもりなので、ご興味ご関心がある方は暫しお待ちいただきたい。
家電でメシを食っている立場なので、それなりのことを書いていこうと思っています・・・上手く書けるかなぁ(^^;