
2015年10月30日。
この日を最後に、381系が近畿圏から姿を消す。
屋根上がスッキリしている独特のフォルム、振子装置を味方にカーブで車体を大きく傾けて走り抜け・・・走る姿が格好いい車両だ。子供の頃に見た図鑑でも、381系の写真というのは幼心ながら特別なものに見えた。
しかも、北近畿ビッグXネットワークで活躍していた381系の引退で、何とこの度「国鉄色」の定期特急列車が過去帳入りすることに。
これも時代の流れ。逆らうことはできない・・・とはいえ、やっぱり淋しいなぁ。
今日の近畿地方の沿線や主要駅では、多くの鉄道ファンが詰めかけて大騒ぎのようだ。
最終日の381系「くろしお」に乗っている友人や、最後の勇姿を見届けるために足を伸ばしている友人もいる。
多くの関東人にとって、381系というのはちょっと遠い存在だろう。
鳥取の血が半分流れているだいこんにとっての381系は、伯備線には「やくも」がいて、近年では山陰地区の東寄りでもその姿を見ることができたので、そんなに縁遠い車両ではないと思っている。
「くろしお」の381系には乗らずに終わってしまったけれど、「やくも」と「こうのとり」の381系には乗ったことがあり、幸いにも「くろしお」は駅撮りではあるものの、走行写真を記録している。
さぁ、381系最後の砦は伯備線・山陰本線の「やくも」。
騒ぎが大きくなる前に、一度は走行写真を撮りたいものだが、果たして実現できるかどうか(^^;
近畿圏で活躍していた381系、お疲れ様でした。
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Posted at
2015/10/30 21:50:05