2011年04月29日
東日本大震災が発生してから、凡そ一ヶ月半。
今日、東北新幹線の全線で営業運転を再開した。
震災発生翌日の3月12日に九州新幹線(鹿児島ルート)が開業していたが、大打撃を受けた日本は、とてもそれどころではなかった。
鹿児島中央から新青森が新幹線で結ばれるのは、今日が初日となった。
一鉄道ファンとして嬉しいニュースであることは言うまでもないが、それは東北に故郷を持つ人々や、東北で旅行業や観光業を営んでいる人々にとっても、同じであった。
夜のニュースを、仕事場で偶然目にした。
そのニュースは、仙台市の人々が東北新幹線の線路沿いで横断幕を掲げ、
「おかえりなさい、東北へ」
「日本はひとつ」
というメッセージを、乗客に伝えている様子を伝えていた。
目頭が熱くなった。
新幹線は、人やものだけでなく、大きな希望をも運んでいることを感じた瞬間だった。
レールが繋がるということが、人々にとってこれだけ期待されていることを、ひしひしと感じた。
鉄道ファンにとって、こんなに嬉しいことはない。
おそらくだいこんが車窓からこんな横断幕を目にした日には、感極まって涙を流すに違いない。
万感の思いを胸一杯に抱き、帰宅してはこの記事を認(したた)めている次第である。
戦後の日本復興に、東海道新幹線は大いに貢献した。
今度は、震災復興に東北新幹線が貢献する番であろう。
鉄の轍は希望へ続く。
【追伸】
一部の方には、近日中に当コンテンツで原発についての意見を述べることを発表していますが、思うように考えに基づいた文面が完成していないので、これはもう少し時間を下さいm(_ _)m
あー、大したことも書けないくせにハードル上げちゃったよorz
Posted at 2011/04/29 23:47:41 | |
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