2013年11月08日
「おう。よう来たな。」
研修初日、社長の席まで挨拶に行ったら、最初に言われた言葉である。
文字にしてしまうとぶっきらぼうに思えるかもしれないが、その語調は決して適当なものではなく、自らを真剣に迎え入れてくれることを感じた、暖かみのある言い方だった。
社長と顔を合わせたのは、この日が3回目だった。
1回目は、二次面接のとき。
2回目は、出勤2日目だっただろうか、就職してすぐの面談のとき。
過去に僅か2回しか時間を共有していない人間を、この社長はどうしてそこまで信頼して、大阪まで連れてきてくれたのだろうか。
二次面接のときに「仮に入社した際、御社の教育制度はどうなっているのでしょうか」と聞いたことが、「こいつは意欲的な人間だ」と思わせてしまったのだろうか。
関東の社員を大阪へ呼ぶことは、決して簡単なことではない。
手間暇とお金をかけて自分という人間を大阪まで連れてきてくれたことには、心の底から感謝している。
もしかすると社長の思惑に「この男は、会社が社員を遠方へ呼ぶことの意味がわかっている」というのがある・・・のかもしれない。
社長の思惑通りかどうかはわからないが、感謝していることは間違いない。少なくとも、向いているベクトルは遠からず、だと思う。
それに気付かせるのも、社長の教育方針のひとつなのかもしれない。
今の会社には新人教育マニュアルというものが、まともに存在しない。社員教育に関する部門もない。
小さい会社だから、それでいいのかもしれない。
しかしそれでも、学ぼうとしている意欲を削がれることはないし、目の届く場所にいる社長には、それが伝わっているようだ。
新人を育てる人材は、そこら中にいくらでもいる会社だ。
先輩は皆親切で、些細な質問に対しても面倒臭がらずに教えてくれる。
そして、その教育に対しての精度が、どの部署でもものすごく高い。
新人だから感じることではなく、「大人対大人」として感じる面で、だ。
こんな「仕事ができる」人が多い中で、果たして自分がやっていけるだろうか。
いや、やっていけるであろう人間として評されたから、自分は今、この会社にいるのだろう。
・・・だいこんのキャラに合わない文章はここまで(笑)
明日で研修はおしまい!!
日曜日には実家へ戻り、月曜日からまた、東京営業所で仕事の方法を学びます。
ホントはもっと違うことを書きたかったのだが、色々と考えていたらつい(汗)
まぁ、それだけ今回の研修は身になることを感じている、ということです。
関西圏在住の友人のおかげで、プライベートは120点と言えよう充実っぷりでした。
あらためて、厚く御礼申し上げます。
焼き肉、お好み焼き、赤川仮橋、きんてつ鉄道まつり、ナインスケール、ラーメン・・・大阪に遊びに来たわけじゃないですよ(^^;
泣いても笑っても、大阪生活カウントダウン。
最後まで気を抜かずにまいります。
仕事も、そしてプライベートも。
Posted at 2013/11/08 21:14:42 | |
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