前回の内容はこちら・・・(http://blogs.yahoo.co.jp/daikon_1980/41928974.html )。
「トワイライトエクスプレス」でランチを終えて、一行はようやくBコンパートに戻る。大阪を出発してから凡そ2時間半後のことであった・・・。
『権利争奪戦』がいかに大変だったか、我に返ってようやく気が付いた。それでも、全ての権利を手にした達成感の方がずっと大きかった。
ランチを食べていなかったら、間違いなくヘトヘトになっていただろう。
この日のために、ワインをボトル一本持参していた。
仲間と車内で「ウェルカムドリンク」代わりに飲もうと思っていたためである。
ただ実際に飲んだのは、激戦の争奪戦をくぐり抜け、ランチで一杯やりつつお腹を満たしたあとだったけれど(^^;
それはそれで、持参したワインで、もう一度仲間と乾杯をするのであった♪
今回一緒に旅をした仲間は、幸いにも(?)お酒を飲む人ばかりだった。
楽しくお喋りをしながらお酒を口にして、汽車旅に酔いしれる。
楽しい列車の旅、いつまでも続いてくれたらいいのに・・・と思った。
余談ではあるが、B寝台であるにもかかわらず車内では車掌さんが巡回し、備え付けてあったゴミ袋の中身を定期的に回収してくれた。
B寝台といえども、このあたりが「豪華寝台特急」と言われる所以(ゆえん)なのかもしれない。
酒の空き缶と空き瓶、そして持参したプラ製のワイングラス・・・そんなものでゴミ袋が何度も満たされた寝台は、ここ以外にあったのだろうか(笑)
今回の列車の旅をより楽しいものにしてくれた「立役者」が多くいるのも、忘れ得ぬ思い出となった。
「立役者」とは言うまでもなく、お見送りをしてくれた仲間たちのことである。
先にも触れたとおり、大阪駅のホームで友人2人、向日町からは撮り鉄の友人が1人、我々が乗った「トワイライトエクスプレス」を見送ってくれた。
お見送りをしてくれた仲間は、そのあともまだまだ現れた。
まず、金沢にて。だいこんのラジオリスナー仲間が1人、お菓子類を携えてわざわざお見送りに来てくださった。
続いて、長岡にて。当方が初めて会った郵趣仲間が1人、我々の大好物であるお酒を持ってホームで我々を出迎えてくれた。
そして、深夜の弘前にて。線路際でビデオカメラを回して我々を待ち構えていてくれる友人が1人いた。定時なら通過時刻は深夜2時頃だが、この日は凡そ1時間遅れで運転していたにもかかわらず、しかも運転停車なので窓越しに会うのがほんの一瞬だというのに、である。
1500キロ近く走破するということもあり、全国津々浦々の沿線に住む友人が、貴重な時間を割いて、中には悪天候の中であるにもかかわらず、出向いてくれた。
感謝してもしきれない、嬉しい思いでいっぱいだ。
「トワイライトエクスプレス」での旅は、人と人とのつながりと、その有り難さを強く感じる、そんな思い出がいっぱい詰まったものとなった。
当日お見送りをしてくださった全ての皆様、その節は本当に有り難うございました。

【写真】
「トワイライトエクスプレス特製二2段重(1850円)」(http://www.jwfsn.com/twilight/lunch.html )を事前予約した友人がいたため、記念にパチリ。
(続く)
Posted at 2015/01/09 18:50:06 | |
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