
出張で前泊のため、この日は朝から郡山を目指して移動していた。
素直に新幹線で向かう筈もなく・・・浅草から東武鉄道(野岩鉄道・会津鉄道)の快速で会津田島まで行き、そこからAIZUマウントエクスプレスで会津若松まで抜け、磐越西線を走る「あいづライナー」の惜別乗車をしつつ郡山へ・・・という行程を選んだ。
その旅・・・げふんげふん、業務上の移動(汗)の途中で、8009レのカマがEF81 81というビッグニュースをキャッチ!!
時間を調べたところ、8009レが郡山に到着する約1時間前に着けることが判明!!
「雨は本降りだし、手持ちの機材はコンデジしかないけれど、記録程度には撮影しておこう!!」と思い、意気揚々で郡山を目指す。
「あいづライナー」、郡山に到着。
車内からホームを見ると、既に黒山の人集りが、ホームの屋根がある場所で雨宿りをしていた(汗)
待ち時間は地元のカメラ系男子の皆さんと雑談して、8009レが来るのを待った。
撮影後は、現場にいる同業者と列車に向けて手を振り、乗客の皆さんの旅の無事を祈った。
手を振ってくれる乗客も多く、こういうコミュニケーションが夜行列車の衰退と共に薄らいでいくことは残念であると思いながら・・・。
撮影後、ある地元の同業者が、手に自作の横断幕を持っているのを目にした。
声をかけて聞いてみたところ、その横断幕には「どうぞ素敵な旅を」「いってらっしゃい」という言葉(具体的な文言は失念したが、たしかそんな意味合いの言葉)が書かれていた。
「郡山へは夜にカシオペアと北斗星をよく撮りに来るので、列車を見送るときにこの横断幕を使っているのです!!」とのこと。
「鉄道を愛する」って、こういうことですよね。
マスコミでは撮り鉄によるトラブル『だけ』を、揚げ足取りのように、鬼の首を取ったように報道するけれど、実際の現場であんな酷いことをする連中はなかなか見られるものではないし、それが「撮り鉄の実態のすべて」みたいな扱いで報道されるのは、日頃純粋に趣味を楽しんでいる身としては、腹立たしく思っているのです。
中にはこういうふうに「鉄道愛」を表現する人もいるのに・・・まぁ、日頃足繁く撮り鉄をしていないようなマスコミに、撮り鉄の良いところを探せというのが無理な話です。期待するだけ無駄ですね。
話がだいぶ横道に逸れたので、駄文はこのへんでおしまい。
写真もたいがいですけれど(汗)
【写真】
150302 SONY DSC-WX1 手持ち夜景モード(1/8 F4.0 ISO640)を編集及びリサイズ
上り列車はやって来るし、撮影直前にカメラを落下させるし・・・それでも気合いで残した一枚。
画質やフレーミングなどはボロボロだけれど、記録程度に。銀塩時代では考えられなかった。
(150302訪問)
Posted at 2015/03/03 22:06:21 | |
トラックバック(0) |
鉄道 | 趣味