東京メトロ銀座線で今年11月、計4日間にも及ぶ一部区間の「終日運休」が発生する(http://www.tokyometro.jp/info/157361.html )。
渋谷駅の線路移設という、相当大がかりな工事がその理由だ。
注目すべきイレギュラー運用が幾つも見受けられたので報告する。

仕事を終えて新橋へ。ここからいつもと違う銀座線に乗車する。

いつもは渋谷行きばかりやって来るA線だが、このときは「溜池山王行き」しか来ない。
溜池山王~青山一丁目が運休のためである。
東京メトロからすれば、溜池山王~渋谷を運休にしたいところだろうが、それができない理由がある(後述)。
溜池山王のプラットホームには、カメラ系男子が鈴なりで待っている(汗)
一般乗客の目には「溜池山王行きが珍しいから」と映っているようだ。
たしかに、それも間違いではない。しかし、その中でも特に珍しいものを待っているからである。

10分くらい待ったら来た!!
引退間近の01系による「溜池山王行き」である。
一時間も待っていれば折り返してやって来るコンパクトな銀座線なので待ってみたところ、思っていたより早く来てくれた♪
30年以上前、突如営団地下鉄に現れた若きエース。
イレギュラー運用のこの日も、後輩の1000系に混じって、首都圏の地下鉄をしっかりと支えていた。

溜池山王からは南北線、永田町からは半蔵門線に乗り、今度は青山一丁目へ向かう。
青山一丁目~表参道は、ピストン輸送で折り返し運転を行っている。
これは、両駅の間に位置する外苑前が、銀座線でしか行くことができないための措置である。
とはいえ、土曜の夜とは思えないくらいガラガラだった(汗)

ここでの見どころは、青山一丁目にも表参道にも折り返し設備がないため、回送列車は一度右側通行で発駅に戻るということである。
客扱いをするときはそれぞれ左側通行だが、そのまま来た線路を折り返して去って行く回送列車は、わかっていても新鮮に映った。
・・・あ゛。「表参道」を掲出している前面LEDを撮ってないやorz
まだチャンスは再来週にもあることだし、時間があったらまた観察しに行こうかな(^^;
Posted at 2016/11/06 18:14:18 | |
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