
先日関東に帰省したとき、帰り際に秋葉原に立ち寄った。現在使用しているパソコンに換装するCPUを購入するためだ。
現在使っているパソコンには「Intel Pentium 4 2.60C GHz」というCPUが積まれていた。Pentium 4シリーズの中ではNorthwoodと言われる世代のもので、FSB 800MHz駆動で尚かつHyper Threading対応という代物だ。
購入当時はどうしてもFSB 800MHz(←当時最速)のパソコン(←換言するとFSB 800MHzが確約されているM/B)が欲しかったことを、ふと思い出した。将来より高速なCPUに載せ替えることを考えたら、FSBは高速であるに越したことがないと考えたためである。
この頃はCPUのクロックスピードが爆発的に高速化されていて、結果的にはあっという間に3GHzの大台に達したCPUが発売された。パソコンを購入した凡そ6年前、「3GHzクラスのCPUが手頃になったら載せ換えよう」と思っていたものだ。
これまでお世話になってきた「Pentium 4 2.60 C GHz」は相当な働き者で、つい最近までは載せ換える必要はないかも?・・・と思っていた。
一眼レフデジカメに手を出したことが主なきっかけになるだろうか、今のパソコンが「もう少し早くなれば」と思うようになってきた。とりわけ「OLYMPUS Master」を起動する度に明らかに「遅い!!」とストレスを感じるようになっていた。
これでは、来るべき(来るのか?)フォトレタッチソフトのインストールに太刀打ちできないと危機感を覚え、今更ながら手持ちのパソコンに搭載できるCPUを探すことにした。CPUを載せ換えたところで恐らく現行のフォトレタッチソフトはモッサリな動きになるのだろうけれど(苦笑)、気休め程度にチューンアップを試みたわけだ。
購入したCPUは「Intel Pentium 4 3.20GHz」、5460円也。
当時夢見ていた「3GHzの大台」なのだが、過熱と大きな消費電力を招くクロックスピードの追求という発想は、既に過去の思想。時代の流れに従っていないが、手持ちのM/Bに残された道はこれしかないのだから仕方がない。
CPUを換装してから数日経つ。
「OLYMPUS Master」のような大きなソフトを起動すると速くなったことを実感できるが、それ以外ではそんなに体感できない。起動速度も変化なし、写真データのサムネイル表示も変化なし。
メモリは一昨年の秋に512MB(←6年前にこれだけ積んでいたのだから大したものだと思っている)からM/B上限の2GBに増設したので、今のパソコンにできるかぎりのチューニングは全て施したと思う。
これで不満があるなら・・・あとはパソコンを買い換えるしかないだろう。
当時ハイスペックと言われていたパソコンだから、6年も使えば「買い換え適齢期」と言われても反論できまい。
そんなことを言いながら、BTOのCore i7搭載パソコンが気になっていたりして(爆)
これならRAW現像もサクサク動かせるのかな~?
Posted at 2009/05/19 00:12:56 | |
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