
来たる7月3日に我らのオリンパスが世に出す、同社初マイクロフォーサーズ規格の一眼カメラのアレこと、E-P1。
本日、幸いなことにこのカメラの製品版(「TruePicⅤ」搭載!)を手にする機会に巡り合ってしまった。
そう、巡り合ってしまったのである。
これを機会に、脳内予算案の崩壊及び大幅修正案が成立してしまいそうである。
早い話が、買うことを全く考えていなかったが、今は激しく欲しい。
まぁ、話題の機種だし格好いいしオリンパスだし「手元にあったらいいかもな~」と思っていたが、価格に目を向けると現実的にキツい。
光学ファインダーもフラッシュもないし、連写速度3コマ/秒はちょっと力不足だし、これは購買意欲を抑えることができるかな?と思っていたが・・・。
大間違い。
時は既に19時過ぎ。
仕事が終わってから表に出て、限られた時間ではあるがパチパチ写真を撮り始めた。
こういう状況で被写体を探すのは難しいのだが、偶然にも愛車のZC31S「スイフトスポーツ」は、昨日ワックス掛けをしたばかり。今日のプチ撮影会のモデルは、日頃お世話になっている相棒に決めた。
プログラムオートでまずは1枚撮る。
自宅で撮影データをチェックして驚いたのだが、シラッと自動でISO1600という恐ろしく高い感度で撮っているわけですよ!!現在愛用しているE-500で同じ感度なんかで撮影したら、ノイズの激しさに憂うことは明白。
よく見たらシャッター速度も1/40とかいって・・・暗い中であるにも拘わらず、有り得ない速さで切っている。
これはもう、今までのカメラでは到底考えられなかった異次元の世界である。E-500が世に出たのが3年半も前のことだから進化するのは当然のこと。その実力差をあからさまに見せつけられてしまったのである。
続けて撮ったのがこれ【写真】。
これまでは「飛び道具」だと思っていて、積極的に使おうとは微塵にも思っていなかった「アートフィルター」の使用に挑戦する。
これが、もう痛快なまでに面白い。
この機能は先駆モデルのE-30やE-620にも搭載されていたが、E-P1では「フィルター」と「アスペクト比」を自由に組み合わせられるようになり、しかも撮影前の段階で液晶画面にそれがビシッと表示される。
で、実際に「カシャ」と撮ってすかさずプレビューすると、その出来栄えに思わず頬がゆるむ。これで結構脳内予算案がやられた感じですな。
そして別の「アートフィルター」にもチャレンジ!!
フツーに撮ったら「ありがちなアングル」でおしまいなハズなのに、効果ひとつで随分と印象が変わる。
この機能を使ったことがないであろう多くの人は「そんなこと、フォトレタッチソフトでいくらでもできるじゃない」と口にするし、かく言う自分もその一人だった。
ただ、撮った瞬間にこれを目にすることが出来る「感動」と、その場で試行錯誤が行える「スピード」は、フォトレタッチソフトだけではどうにも得ることが出来ない。
大雑把な言い方になるが「気軽に表現力を手に入れる」ツールとしては、大いに歓迎したい機能であるし、「撮る楽しみ」ということに覚えがある人は、きっとこの機能を気に入るのではないだろうか。
・・・で、今から自分は何をしようと思っているかというと、OLYMPUSのオンラインショップで欲しいアクセサリを一通り選んでみて、手持ちのポイントを使ったらいくらになるかを算出して、最終的にこれらアクセサリとカメラを買ったらいくらになるかを・・・嗚呼、間違えて買わないようにしないと(汗)
アクセサリがまた格好いいモノ揃いで悩むところである。
でもなぁ、これ買っちゃったらパソコン買うのもちょっとキツいし、パソコンは寧ろ買い換えを強いられている状況といえば状況だし、Corei7やめてCore2Quadに甘んじておこうかとも思ってみたり・・・。
今宵も脳内予算案の脳内修正会議は続くのであった(笑)
【写真】
090625 OLYMPUS E-P1+M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm 1/30 F2.8 AWB ISO1600 アートフィルター「トイフォト」 アスペクト比6:6 を編集及びリサイズ
*その他の写真は、ぜひこちら(http://blogs.yahoo.co.jp/daikon_1980/33122883.html)をご覧下さいませ*
Posted at 2009/06/25 22:41:50 | |
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