TOMIX製品の24系25形で金帯の「出雲」をフル編成で揃えた(http://blogs.yahoo.co.jp/daikon_1980/43000275.html )が、気になっていたのがオシ24 700である。
先の記事でも触れているが、現在製品化されているのはオシ24 704~705の「オリエント調」。
しかし、だいこんがかつて乗車したのは「星空バー」と言われる内装のオシ24 701~703だった。
これらの内装は大きく異なるため、どうせなら「星空バー」を手元に再現したいと思い、突貫工事で自作することを決意するのだった。
メスを入れるのは内装のみ。
オシ14・オシ24で使われている内装パーツを種車にした。
最大の相違点は車端部にラウンジ調のソファーが設置されていることだ。
そして、ここを再現するのが肝となる。

該当する箇所の椅子とテーブルを切除するつもりでいたが、それならいっそのこと、床板部分ごとぶった切ってしまえばいいや・・・と思い、大胆に切除!!(^^;
切除したあとは裏面から補強するためのプラ板(手元にあった薄めのものを適当に)を接着。
接着剤が固まったのを見計らって、床板部を1mm厚のプラ板で補い、その後パテで施工箇所を埋める。

パテがしっかり固まったら、紙ヤスリで床面をキレイに磨き、既存の床とフラットにする。
その後、サーフェイサーを吹きつけて、凹凸や隙間の確認をする。
既存の椅子をそのままソファーに転用することを企みつつ、L字のプラ材でソファーを、3mmの角棒を使いテーブルを作成。床面に接着剤で固定して、再びサーフェイサーを吹き、細かい部分を直していく。

内装が青基調のため、客室部分のみをタミヤカラーのブルー(TS-15)で吹きつける。
せっかくなので絨毯部分をタミヤのエナメル塗料レッド(X-7)で筆塗り。
更にテーブルの天板部分を鉄道カラーのアイボリーで筆塗り。
(内装がくどくなってしまい、筆塗りは蛇足だったかも・・・)

室内灯を搭載するのがデフォルトの当ナインスケール事業。
仕上げにプラ板を使って、客室部分のみ電球色に点灯するよう工夫をする。
最初は実車に準じて客室部分の通路部のみ電球色にしてみたが、あまりにも厨房部との差が見られなかったため、表現としてはオーバーかもしれないが、客室部分は思いきって全て電球色で点灯するようにした。

そんなわけで、オシ24 700「星空バー」の完成。
インレタはくろま屋の車番を使用。
選んだのは、オシ24 1が種車となっているオシ24 701。
苦労して作成した割には「オリエント調」に比べると目立たない印象が否めない。
編成内に組み込んだときに、果たしてどんな表情を見せてくれるかな・・・。
Posted at 2016/10/22 21:52:13 | |
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