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2018年09月17日 イイね!

早池峰山登山

 今年二度目の山行は、前回の武甲山(https://blogs.yahoo.co.jp/daikon_1980/43635724.html )から5ヶ月もあとになってしまった。
 夏はスケジュールに恵まれなかったので、山に登りたいというくすぶっていた気持ちが、ここでようやく念願叶う運びとなった。

 日曜日・月曜日と連休で、火曜日に盛岡で現場仕事。
 それなら月曜の朝からひと山やろう、という話になるのは、登山好きな仕事仲間となら自明の理(笑)
 今回は、日本百名山のひとつ「早池峰山」のピークを目指すこととなった。

 前日から早朝まで雨が降っていたようで、目が覚めたときはまだ道路が濡れていた。
 しかし、今は雨粒が落ちていないのと、「山まで行ったら天気が良くなっているかもしれない」という期待を胸に、一同はレンタカーで登山口を目指す。

 駐車場があるのは、小田越登山口から2キロほど手前の河原の坊登山口至近(といっても河原の坊コースは数年前に崩落しているため登山できない)。
 本来なら、河原の坊登山口にクルマを置き、舗装路を小一時間歩いて小田越登山口を目指し、そこからようやく小田越ルートの登山道に入るのがセオリーである。花巻市のウェブサイトでも「小田越登山口には駐車場がない」と書かれている(https://www.city.hanamaki.iwate.jp/shisetsu/801/804/p004010.html )。
 しかし、実際のところは小田越登山口周辺に3ヶ所ほど、県道の脇に駐車できるスペースがある。といっても各ヶ所10台弱くらいのスペース、全部で30台くらいしか止められないかな。


 事前にこの情報をキャッチしていたので、ひとまず小田越付近でクルマを止められそうな場所を探し、ダメなら河原の坊まで引き返して登山を始めることにした。
 1ヶ所目の駐車スペース・・・満車orz
 2ヶ所目の駐車スペース・・・満車orz
 あーあ、やっぱり河原の坊から歩かないとダメかな・・・と思っていたそのとき、花巻市と宮古市の市境付近に3ヶ所目の駐車スペースを見つけ、あと2~3台駐車できることを確認!!\(^o^)/
 これで早池峰山へのアプローチが、体力的にも時間的にもだいぶ楽になる。幸先が良い。


 駐車スペースから5分くらい歩いたところで、小田越ルート登山口に到着。
 監視員の詰所が目の前にあり、そこに登山届を提出する。
 準備運動を終え、登山靴の紐をしっかり結び、いざ登山開始!!


 登山口入口付近には、一斗缶が吊されている。
 これを登山客が叩いて熊が来ないようにしよう・・・ということらしいのだが、その一斗缶が叩かれすぎてベコベコに(笑) 熊鈴の方がよっぽど頼りになるような気がする(^^;
 最初は曇り空で靄(もや)がかっていたが、登山を始めて10分ちょいで、まさかの急激な天気の回復。
 日差しが一気に襲いかかり、堪らず腕まくりをする。







 登山を始めて20分を過ぎたあたりで樹林帯から一気に視界が開け、ここから暫くは岩稜帯が続く。
 先程まで木々の隙間からしか見えなかった青空は、ここで一気に我々にその表情を見せてくれる。
 最高の天気に回復した。早朝の天気からは考えられない青空。思わず「ざまあみろ!!」と口にした(笑)

 岩稜帯の隙間に生えている木々は、少しではあるが紅葉に向けて色付き始めていた。
 青空との色の対照が何とも言えない。
 登山道から振り向くと、そこには薬師岳も見える。
 そして、足元には高山植物も顔を覗かせる。
 そのような最高のロケーションを堪能しながら、少しずつ歩みを進める。

 登山を始めて1時間15分で、五合目に到達する。
 小休止を挟み、コンディションが良いうちに登山を再開する。
 ところが、ここから先の天気があまり良くなかった。
 曇天と晴天が目まぐるしく変わるのはよくある話だが、五合目より先は曇り空が続く。



 そうこうしているうちに、小田越登山ルートで最も気をつけなければいけない場所、ハシゴに辿り着く。
 自身にとって初めてのハシゴ((((;゚Д゚)))))))
 三点支持を意識して、少しずつ登っていく。
 緊張こそしたが、総じてハシゴは「寝ている」方なので、体力的にはそこまでしんどくなかった。ふぅ(^^;;;



 山頂まであと10分くらい、という地点だろうか。
 周囲に風を防いでくれる山がなくなったからだろうか、急に風が吹くようになってきた。
 ここは当然、レインウェアを着用して風を凌ぐ。
 さあ、山頂付近の非難小屋も見えてきたところでファイナルアプローチ。





 登山を始めて2時間15分くらい経ったところで、早池峰山の山頂に到達!!!\(^o^)/
 スタートが早かったこともあり、随分早めのランチ(?)となった。
 コンビニのおにぎりとインスタントの豚汁なのに、山頂で食べるご飯って、何でこんなに美味しいのだろうか?o(^-^)o
 ホテルで熱湯を入れた「山専ボトル」も大活躍♪

 腹ごしらえはバッチリだが、山頂での眺望はあいにくバッチリではなかったorz
 五合目から先の曇天が晴れることなく、結局下山の頃まで天気は回復しなかった。
 青空が見えたときに吐いた「ざまあみろ!!」というセリフは何だったのだろうか(苦笑)
 天候の回復を待ってみたものの、雲が切れ間を見せる気配は一向になかった。登頂してから凡そ55分後、パーティーは下山を開始した。

 山の麓に近付くまでレインウェアを脱ぐことはなかった。
 大気の状態がだいぶ安定していなかったようで、雲は厚みを増し、風は更に強くなり、やがて小雨も降り出す始末。
 「ざまあみろ」の「ざま」を見たのはこっちの方だった(T_T)
 こんな悪条件の中、ピストンなので当然ハシゴも降りなければいけないわけで((((;゚Д゚)))))))
 しかも、下りる頃にはまだ山頂を目指している他のパーティーもいるものだから、単線のハシゴは大混雑orz
 急かされたくない状況の中で、早く、そして確実にハシゴを下る必要に迫られ・・・事なきを得たが、精神的にはあまりよくなかった。




 早池峰山の岩稜帯は「蛇紋岩」と言われる、登山家の中ではとりわけ「よく滑る岩」として有名(?)な岩が続く。
 過去の登山家によってテカテカに黒光りしている足元を見る度、心なしか足の裏に緊張が走る。
 下山開始から凡そ50分後、五合目まで到達。登山のときと同じ場所で小休止をとる。


 引き続き、小雨が降る中で黙々と下山を続ける。
 岩稜帯から樹林帯に突入したら、ゴールの登山口はもうすぐだ。
 下山を開始してから約2時間、パーティーは早池峰山小田越登山口まで戻ってきた。
 これでまた一座、登山を成功させることができた\(^o^)/

 登山のあとの楽しみと言ったら、まずは温泉!!
 しかし、早池峰山から最寄りの温泉となると、道の駅「とうわ」の東和温泉くらいしかないので注意が必要。クルマで小一時間かかる(^^;
 とはいえ、パーティーの仲間はそうでもないが、個人的には道の駅の訪問数が1つ伸びたので、素直に嬉しかった。きっぷも勿論購入♪

 ひとっ風呂浴びたあとは、盛岡市街までひたすら回送(といっても登山仲間の先輩に運転はお任せしてしまった)。
 レンタカーの燃料補給もバッチリ済ませ、無事故無違反で出発地にして仕事の前泊地である「東横イン盛岡駅前」に無事到着するのであった。

 翌日に仕事を控えていたため、絶対にしくじることができない山行。
 それを無事に完遂したあとの居酒屋での反省会。
 んもう、最っっっ高ですね!!!\(^o^)/
 個人的には、前日の移動も常磐線経由での鉄分補給の旅(https://blogs.yahoo.co.jp/daikon_1980/43756472.html )だったし、最高の連休となりましたとさ。
 なお、登山翌日にようやく現場での仕事となったわけだが(ぉぃぉぃ)、こちらも滞りなく完遂することができた。
 めでたしめでたし!!

 【登山記録】
 早池峰山 標高1917m
 登山日 180917
 天気 曇りのち晴れ のちに曇り及び小雨
  600 東横イン盛岡駅前発 レンタカーで移動
  740 小田越登山口付近の駐車場着
  800 小田越登山口発
  915 五合目着
  920 五合目発
 1010 早池峰山山頂着(標高1917m)
 1105 早池峰山山頂発
 1155 五合目着
 1200 五合目発
 1315 小田越登山口着
Posted at 2018/09/30 00:30:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 趣味

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