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2026年09月27日

北米でセダンが見直されている? MAZDA3セダン好調の兆しと国内への期待

北米でセダンが見直されている? MAZDA3セダン好調の兆しと国内への期待 北米市場で、意外なカテゴリーの車が販売を伸ばしているのをご存じだろうか。なんとカムリやアコードが前年を大きく上回る伸びを見せ、一部の人気SUVに迫る勢いを見せているのだ。

もちろん、SUV全体の販売数をひっくり返すほどではない。しかし、かつて「ビッグ3」と呼ばれた米メーカーが一般向けセダン市場からほぼ撤退した現在、残された市場では韓国の現代(ヒョンデ)や起亜(キア)、そしてEVのテスラ・モデル3が日本車のライバルとなっている。

なかでも市場を牽引しているのがカムリだ。米国における2026年8月単月の販売台数は2万5754台を記録し、1~8月累計では23万5334台(前年同期比11.6%増)に達した。このペースが続けば年間35万台を超える計算となり、近年でも際立つ好調ぶりを見せている。
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また、アコードも2026年8月に1万8691台(前年同月比19.1%増)を販売。1~8月の累計では12万9014台(前年同期比33.3%増)に達し、年間20万台回復も現実味を帯びており、SUV全盛の現在においては非常に目を引く数字だ。
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ここまでの大数字ではないものの、MAZDA3セダンも好調を維持している。北米でのMAZDA3はファストバック(ハッチバック)よりもセダンが圧倒的に人気で、全体の7割近くを占めており、8月には過去最高の販売台数を記録したという。
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SUVは同クラスのセダンに比べて製造コストが高く、車両価格も上がり勝ちだ。そのため、車体価格や燃費などの維持費を抑えたい若年層を中心にセダンが見直されている。また、「街にあふれるSUVとは違う車に乗りたい」という若者の心理も影響しているようだ。

自動車メーカーとしてもSUVで高い利益を得てきたものの、こうしたセダンの需要拡大を無視はできない。日産がスカイラインの復活を示唆しているのも、北米市場のこうした潮流を意識してのことだと感じる。

私自身、SUVの視界の良さや乗り降りのしやすさといったメリットは十分理解している。しかし、車高の低いセダンならではの走りやすさも捨てがたい魅力だ。道路にはコーナーやカーブがつきものであり、無理にロール(傾き)を感じさせることなく自然に曲がれるのは、低重心なセダンの大きな強みである。ハイパフォーマンスな高級SUVでなくとも、手頃なセダンで心地よい走りが手に入るのは大きな魅力だと思う。

先日、MAZDA3セダンに試乗させていただいたディーラーでも、「最近セダンのお問い合わせや需要が増えてきている」と聞かされた。日本国内でも、SUV一色だった市場に対する「揺り戻し」が少しずつ始まっているのかもしれない。
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今後も電動化(HV、PHEV、BEV)に伴い床下に大型バッテリーを積む関係上、車高の高いSUVが主流であり続けることは間違いないだろう。しかし、SUVばかりのラインナップでは少し物足りなさを感じるのも事実だ。高額なスポーツセダンでなくとも、手頃な価格帯で美しいデザインとしっかりした走行性能を備えたセダンがあれば、「人と違うかっこよさ」を求める層に響くはずだ。

デビューから月日が経ちモデル末期と言われるMAZDA3だが、ここにきて北米での好調という明るいニュースが入ってきた。もしこのセダン需要の波が定着するならば、MAZDA3の後継モデル開発にも弾みがつくのではないか——そんな期待を抱かせてくれる話題であった。
ブログ一覧 | セダン | 日記
Posted at 2026/09/27 10:24:19

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この記事へのコメント

2026年9月27日 21:32
北米における最近のセダン人気の話は、私も今日参加したCROWNのイベントで聞いたところでした。
走りや静粛性、燃費などの面で有利なことに加え、クルマ全体が大型化してきて、室内空間も必要な広さが確保できてきていることも理由ではないかとの話でした。
一方で、SUVは乗り降りがしやすくアイポイントの高さから運転がしやすいという利点もあるので、不動の人気は揺るがないかもしれないですね。
日本もSUV一辺倒からもう少し多様化してくると面白いのですが、はたしてどうなのでしょうか。
コメントへの返答
2026年9月28日 20:16
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり車のコンセプトが理想としてしっかりエンジンルーム、キャビン、荷室と役目のとおりに分かれていることが、2ボックスとは明らかに違いことで長所となっているからでしょうね。
また、SUVに比べ、価格も抑えられることで収入が高めな中高年に比べ、まだ、収入がそう高くない若者にも手に入れやすく、HYBRIDで維持費が安くなるセダンは受け入れやすいのも、この販売台数の増加につながっていると記事に有りました。
メーカーもユーザーにもwin to winなSUVはこれからもかわらないかもしれませんが、セダンも今後見直されるといいかなぁと思います。
2026年9月30日 0:57
こんばんは。😆確かに軽自動車から小型、中型、大型まで…😅SUVは、言っちゃあなんですが…飽和状態ですし…😅デザインやら、ボデーラインの美しさを、特徴のあるものにするのは難しいですよね😅 それと…ボデー剛性やら静粛性等……やはり…セダンボデーの方が有利ですからね…😅 『大は少を兼ねる』的な…大きくて豪華な車を皆さん夢見てたのかもですが😆 最近の日本車は外国で売る事も考えて作ってるので、日本国内では大き過ぎるかもしれないですよね…
コメントへの返答
2026年10月1日 20:41
こんばんは。
そうなんですよ。2BOXより3BOXの方がデザインは明らかに自由度がありますし、剛性も衝突安全性能も走行性能も高くなります。しかし、人とは違う車に乗りたいというのが、既に他の人と違う車に乗りたくないというふうに変わってきている気がします。
ますます厳しくなる衝突安全性能や様々な自動運転の装備、或いは何でもAUTOにしてしまう装備も車両重量や車幅は拡大方向です。その昔1.5㍑で3ナンバーなんてありえないと言うのが普通でしたが、それも覆りましたね。それだけに軽自動車市場が活性化するのかもしれませんね。

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