• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

クリューのブログ一覧

2025年03月16日 イイね!

「レッドオクトーバーを追え!」から思う。

「レッドオクトーバーを追え!」から思う。先日BSで「レッドオクトーバーを追え!(原題The Hunt for Red October)が放映された。故ショーン·コネリーがソビエト海軍レッドオクトーバーの艦長役で主演している。

ところがこれを見てしまうと、今度は原作を読みたくなるのが心情。学生時代に読んだ文庫本を読み始めた。

最近は文庫本も警察ものや経済ものを多く読むようになった。池井戸潤の「下町ロケット」などのドラマでを皮切りに、ドラマ化や映画化されたものは、最近はよく読むようになった。また、先日は隠蔽捜査のスピンオフ「署長シンドローム(今野 敏著)」を購入。以前、TBSで杉本哲太と古田新太のダブル主演でドラマにもなったが、大森署署長だった竜崎 伸也が神奈川県警刑事部長に転勤したのち、後任にきたのが女性キャリアの藍本小百合が赴任。事件を解決していくのだが‥‥。これを先ほどのTBS版で実写化したとすればだれが藍本署長をするのか、楽しみになる。大森署のメンバーはほぼ変わらないため、かなり面白い作品だった。
alt

さて、トム・クランシーが確立したテクノスリラーという種類での小説で海外作品はこちらにはあまり紹介されていない。国内の作家であれば、夏見 正隆氏の「スクランブル 」シリーズというところか…。 
トム・クランシーが描いたのは冷戦時代であって、もうかれこれ40年以上前のものだ。また、海外小説もあまり話題にならなくなった。その昔は、クライブ・カッスラーの「タイタニックを引き上げろ!「原題 Raise the Titanic!」)などは映画化されたし、もっと昔には。ジェフリーアーチャーの「大統領に知らせますか?(原題Shall We Tell the President?)」などもあった。この大統領に知らせますか?はこの中では、。エドワード・ケネディが大統領に就任していて、その暗殺計画を阻止するというものだ。当時はNHKでラジオドラマでも放送されたのを覚えている。

現在、停戦やその方向にようやく進み始めているウクライナ紛争やガサ地区でのイスラエルとの紛争、さらにはまだ起きてはないが、中国の台湾侵略など、世界での紛争が起きていることで、反対に小説として表現しにくい分もあるかもしれない。もちろん「空母いぶき」のようにマンガはあるがそれとて作品はまれである。一つにはかなりの知識と取材力がなければ執筆できないということもあるかもしれない。例えばレッドオクトーバーのキャピタピラードライブという推進システムは、現在アメリカ海軍の潜水艦で搭載されたという話もある。

さて、今年で1945年の終戦から80年を迎える。私たち日本人の多くは二度と戦争を起こしてはならないという意識がとても強い。しかし、周辺国家や、他の紛争地域での国際問題は解決しているわけでもなく、日本はどうにかこうにか戦争にならずに済んでいる。解決方法はそれぞれ解釈する人によって違うし、相手国との政治家の思惑もあるのでどれが最適解とは言えないと思う。 
さらには隣国がどのような戦略を立てているかは詳細には報道されないし、知ることもできない。
でも、学生時代この「レッドオクトーバーを追え!」で全く知らなかった海底での米ソの潜水艦の行動を知り得た。実は一般の人にはわからないことが、周辺に起きていて、多くの人が戦争にならないように努力をしているのだ。

今は、日本がこの百年ほど前に経験してきた戦争と今の戦争とはまた違うものになりつつある。

例えば、以前ブログにも著したが台湾を中国が占領する際は、必ず日本の尖閣諸島や南大東島や島が占領され、自衛隊は殲滅させられるらしい。しかし、沖縄本島は嘉手納基地を攻めるとアメリカが紛争に介入する理由を作るため攻撃はしないとシュミレーションされているという。

事実は小説よりも奇なり。とは言われるが、事実全て取材をするのが難しいのもかもしれないし、タイミングとしてもこの手の作品が国家間のトラブルのきっかけになりかねない。それでも私たちもある程度の知識が必要ではないだろうか?

今年の初秋には「沈黙の艦隊 北極海大海戦」がまた上映されるようである。しかし、この話の兵器の装備はまだ2000年初期のものだ。太平戦争当時、自分の命をもって敵の船に飛び込むことを今はドローンがそれをしている。それによって多くの命が失われている。今やドローンによる攻撃が主流になってきたのだ。それは、まるでかつてドイツが開発したV1飛行弾やV2のようなミサイルが登場した時と似ているように思うのは私だけでだろうか?
このドローン攻撃に対して、ご存じの通りウクライナ紛争での戦車は砲塔の上にドローン対策がなされている。
alt
これは海上兵器も同様で、トルコや中国の空母にはドローン用の空母を商用船を改造して就航させたという報道もある。
alt
そうなってくるとこれをまた小説にするとどうなるのだろうか…。多分電子戦にもAIが入ってきて来るだろうから、さらに高度は戦略になるのではないかと想像できる。数年後きっとこのウクライナ紛争やガザ地区の紛争をベースに小説を書く人が出てくるだろう。また、使われた兵器をもとに小説やマンガも描かれるかもしれない。

でもこの手のテクノスリラーの小説で描かれることは、書物のなかだけであってほしい。この手のものはやはり空想だけで十分である。
Posted at 2025/03/16 19:15:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | 時事 | その他
2025年03月09日 イイね!

セダンといえば…その51 特別編 MAZDA6/アテンザ

セダンといえば…その51 特別編 MAZDA6/アテンザセダンといえば…今回は国内生産を終えるMAZDA6/アテンザである。今年、春マツダのセダンとフラッグシップとしての役割を終えて生産を終了することはご存じのとおりである。
90年代「クロノスの悲劇」といわれたバブル崩壊と販売力を見誤ったMAZDAが急場しのぎに9か月で開発した6代目カペラ、そして3ナンバーボディを纏い、質感のアップと熟成をさせた7代目カペラからバトンを託されたのがアテンザであった。
当時のマツダは個性を打ち出すために走りを中心に添えたことからRX-7、ロードスターに続く3代目のスポーツカーとして5ドアのアテンザスポーツをイメージモデルに据えた。デビュー前にはマツダがサーキットを借り切ってアテンザとBMW3シリーズ、メルセデスベンツのCクラスともプレスを呼び試乗会も行ったこともある。
alt
そして満を持してアテンザのデビュー。2002年には世界で20の賞、翌年は50の賞を受賞した。
alt
その中でセダンは地味な存在となり、当時のRVブームも相まって販売は5ドアスポーツとステーションワゴンを中心に据えられた。また、販売促進のために「TAXI」の映画監督リュック・ベッソンを招き、「RUSH」というショートフィルムを制作している。
またこれをさらに自虐ネタとして映画監督の井筒和幸氏を起用したCMもあった。
その中でセダン23Eをベースに、スポーツ23Sに準じたエアロパーツを装備した特別限定車「23E S-Limited」(限定500台)を発売。なお、内装はブラックのモノトーンインテリアとし、既存のスポーツ23Sとの差別化を計っている。
alt
 そして、フェイスリフトと同時に怪物、いや、じゃじゃ馬、MAZDASPEEDアテンザを発売。その心臓には272PS(200kW)/5,500rpm、38.7kgf·m(380Nm)/3,000rpmを埋め込みAWDとしてデビューを飾った。
alt

そして2代目アテンザにバトンタッチ。販売の中心たるエンジンが2.0ℓから2.5ℓになったことで北米市場では国内より大柄なボディになった(国内ではナローサイズで初代とほぼ同等)。
alt

デビュー時は、発売1か月で月間販売計画(3つのボディタイプ合わせて1500台)の3倍に当たる4,500台に達したが、新車効果が消えたことから、スポーツよりセダンとステーションワゴンに中心に据えエンジンも2.0ℓを中心に据え、装備を充実させて販売をしたが、やはり初代ほどの注目は浴びることはなかった。
alt

その後、フォード傘下からの離脱、またリーマンショックからくる不況から瀕死の状態になったマツダは、SKYACTIV TECHNOLOGYを投入することを決断。そしてそのイメージコンセプトモデルとして「マツダ 靭(しなり)」を発表。
alt

第1弾はCX-5であったが、次期アテンザのコンセプトカー「雄(たけり)」を発表。
alt

そしてデビューしたのが3代目アテンザであった。そしてスポーツは消滅させ、セダンとステーションワゴンの2モデルに絞った。
alt

そしてこのモデルではセダンを中心に据え、「セダンが退屈だなんて誰が言った?」というキャッチコピーを打ち出し、そのエクステリアとクリーンディーゼルエンジンの良さを訴えた。セダンを中心に据えたのは、ロシアと中国でのセダンの販売が伸びていたこともその理由の一つだという。また「ソウルレッドプレミアムメタリック」というMAZDAでしかできない赤をアテンザに採用し投入。このことでマツダの赤は多方面に影響を与えた。これによって他メーカーでも赤色を採用した車が増えたのは言うまでもない。
alt

しかし、時代はSUVブームとなり、アテンザよりもCX‐5のほうが販売の主力になっていく。基本のプラットホームを同じにするCX-5とアテンザは装備の共通化を図りながら、セダンとしてのフラッグシップの役目を負うようになる。
ちなみにこのCMは他メーカーのプレミアムセダンと比較するようなものになっていると思うのだがどうだろう?

数度のフェイスリフトやエンジンの改良ををしながら、2019年名称もMAZDA6に変更された3代目はついに初代アテンザから2022年には、20年を迎えるに至った。
alt

このアテンザの3代のモデルが一番ヒットしたのは中国市場である。2003年に中国で発売を開始した初代のマツダ6(アテンザ)は、現地中国でカー・オブ・ザイヤーを獲得するなど、高い信頼を得ることに成功。マツダ6(アテンザ)の「馬6」という中国での通称は、「マツダ」のブランド名よりも知名度が高いほどだという。2013年度でもマツダ6は9万4000台を販売した。そこで、マツダは3代目導入に対して、むやみに旧型を廃止することはせずに、併売というスタイルを取った。そのため、3代目を導入したマツダ6においては、初代マツダ6、第2世代『マツダ6ルイイー』、第3世代『マツダ6アテンザ』という3世代併売を実施した。
alt

今では国内ではあまり話題にならなくなったかもしれないが、MAZDA6/アテンザは世界の自動車業界に大きな影響を与えたモデルだったといえないだろうか?
Posted at 2025/03/09 19:48:36 | コメント(4) | トラックバック(0) | セダン | クルマ
2025年03月02日 イイね!

セダンといえば…その50 トヨタコロナ サブネームのないコロナの最終モデル

セダンといえば…その50 トヨタコロナ サブネームのないコロナの最終モデルセダンといえば…、今回はトヨタコロナである。現在は、コロナというと感染症のほうが知名度が高いが、トヨタコロナは、日産のブルーバードと「BC戦争」という販売台数を争ったこともある。

今回はサブネームが付かないコロナとしては最終モデルである。ちょうどこの時代RVブームが訪れ、セダンの売れ行きが落ち始め、この10代目のモデルの後はプレミオというサブネームがつけられ、そのあとはコロナのネーミングは消滅したことはご存じの通りである。
alt
T19系コロナは欧州での生産を念頭に開発をされ、欧州基準を踏まえ、パッケージングや空力特性を考慮したモデルである。この辺りは日産の初代プリメーラと共通するところがある。それだけ日本市場が、アメリカ車から欧州車に移行したことも言える。したがってスタイリングは先代の9代目の直線基調から、丸みを帯びたエクステリアになった。欧州では「カリーナE」と名称を変え、セダン、5ドアハッチバック、ステーションワゴンとモデルをそろえた。
alt

そしてこのステーションワゴンは実は国内では「カルディナ」と名称を変えヒットした。歌手の佐野元春がカルディナと並走するCMを覚えている方も多いだろう。
alt



しかし、セダンはそこまで受けなかった。同じく真面目に設計をされ欧州基準で開発されたプリメーラと違って「親父セダン」と揶揄した人もいるという。それだけ時代はRVブームに移行していたのかも知れない。

またこのモデルは国内ではグレードに「GT]を置かなかったモデルでもある。GTを置いてもヒットしないことをトヨタの販売サイドは見切っていたのかもしれない。カルディナは次期モデルでは「GT」「GT-T」のグレードを設定する。
alt

国内ではあまり注目されなかったセダンであるが、セリカと同じ3S-GEを搭載し200km/h以上で余裕の巡航が可能であった。このように欧州ではもスポーツイメージの強いセダンとしてロングセラーとなった。そしてモータースポーツでは結果を残し、「BTCC」に参戦。
alt

BMWやプリメーラ達と戦い、93年は総合で上位を占めた。当時、WRCでセリカがカストロールカラーを纏い、チャンピオンシップを争っていたことも相まって、BTCCでも同様のカラーを纏って戦ったこともあった。また日本ではJTCCでチャンピオンカーとなっている。
alt


alt

車としては非常によくできた車だったという。しかし、ブームに負けた悲運のセダンともいえる。
Posted at 2025/03/02 11:07:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | セダン | クルマ
2025年02月23日 イイね!

これは意外と面白い!…ミリタリーマニアにはおすすめ…

これは意外と面白い!…ミリタリーマニアにはおすすめ…ウクライナ戦争のころから報道番組で見かけるトップ画像の方をよく見かけると思う。小泉悠氏、ソビエトあるいはロシアのことについて大変お詳しい軍事アナリストである。経歴はウィキ先生をご覧いただくとして、大変変わった経歴をお持ちである。いや好きなことをずっと追い求めていたことが開花されたといってもよいと思う。小泉悠氏についてものすごく硬いイメージを持っておられるかもしれないが、実はかなり私たちに近い方のようである。もちろん、アナリストだけに大変な知識をお持ちであるのは間違いない。
さて、この小泉 悠氏が著した、『ゴジラvs.自衛隊 アニメの「戦争論」』 昨日たまたまよった書店で立ち読みをしていたら、「こいつぁ、買いだ!」と思って即購入してしまったのだ。
alt
実はこの本の内容の一部は、文藝春秋PLUS 公式チャンネルの動画として既にアップされている。

つまり、動画の文字お越しをしたものがこの本になるのだが、この動画を見るだけでもこの本の魅力につながるのではないだろうか?動画のすべてを見たいと思っていても文春の動画サイトにお金をかけたくない方には、持って来いではないだろうか…。


Posted at 2025/02/23 10:34:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | 書評 | 趣味
2025年02月15日 イイね!

プリウスと一週間ほど過ごしてみて…

プリウスと一週間ほど過ごしてみて…愛車の修理のため、代車にレンタカーのプリウスがやってきた。
どうも車検証を見る限り2リッターエンジンで装備やアルミのデザインからするとグレードは「G」である。

高速道路を主体として1日に往復140kmの走行5日間乗り続けた印象は、非常によくできた素晴らしい車であることである。
alt
スタイリングも↑の画像を見てもわかるようにスポーツカーのようなスタイルは明らかに他車とは違い、魅力あるものだ。特にリアの部分は惹かれるものがある。
alt

まず、懸念をしていたシフト。どこにシフトが入っているかわからないとういのが最初の印象だが、いったんドライブに入れてしまうと操作をする必要を感じなければ、そのままでバックの時とドライブに入れたのちに「P(パーキング)」のボタンを押せばことは終わる。また、ドアの施錠のする音もきっとオーナーの心を揺さぶるだろう。
alt

また、走り始めるときもシートベルトを締めてシフトをパーキングから右に倒し手手前に引けばそのまま「D(ドライブ)」に入れれば、あとはアクセルを踏むだけである。きわめて簡単ですぐに操作が終わる。
シートは柔らかく、運転に支障をきたすようなことはなく、疲れにくいものである。あとからあちこち痛くなるようなものではない。除電スタビライジングプラスシートだからだろうか?
alt
運転席にあるメーターも速度を中心に表示され、ステアリングを適正な?位置に動かせばそれで問題なし。

走りだせば、振動のない加速で求めている速度に達する。それを高級という表現になるのか、それともEVと同様な無音の加速と表現すればよいかわからない。19inのタイヤにしては、硬さを感じさせない足回りである。かといって凸凹を拾わないわけではなく、そこはだいぶ軽減されて振動を伝える。第2世代TNGAプラットフォームの素性の良さがわかる。「水野和敏が斬る!!」で話題になったウェッジングラバーの効果もあるのか、ハッチバックにありがちな異音も感じなかった。
alt
加速については誰も不満を言うものはないだろう。いざ、踏み込めば、しっかりと加速していくし、高速道路でのどんなシーンでもレーントレーシングアシスト(高速道路のクルージングをサポート)、レーンディパーチャーアラート(はみ出さないをサポート)、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付 ついていくをサポート)、アダプティブハイビームシステム/オートマチックハイビーム(夜間の見やすさをサポート)、ロードサインアシスト(標識の見逃し防止をサポート)といったあらゆる機能が運転を支えるので、不安などなく余裕をもって運転ができた。
alt

また、高速道路を法定速度αで走行中、挑むように後方から軽トラが接近してきた。すると、メーターの表示の中に後方車接近の警報が鳴るシステムになった。ということはあまりにもしつこい場合はこの表示を判断し、110番すればよいことになる。
一般道路でもそん色なく普通の車としてだけでなく、静粛性のある車として走行する。先進性を感じたければプリウスで大満足という人も多いと思う。
燃費は私の通勤道路を5日間通して平均燃費は22.7㎞であった。2WDでWLTCモードで28.6㎞/ℓであるから約80%の達成率であった。
alt

さてプリウスには燃費において劣るMAZDA3と比較してどうか…。
まず、運転席において全く思想が違うという気がしている。マツダの場合はどちらかというとどっぷりとバスタブにつかるようで囲まれ感が強い運転席である。プリウスは、運転席に乗り込むときは傾斜の強いピラーで乗り込みにくい。しかし、運転席に座ると視点が高く感じ、両腕を太ももあたりにおいてステアリングを握るようなリラックスするような姿勢で運転ができる。MAZDA3はというと、肘をあげてしっかりと握ることを基本とする。もちろんプリウスと同様の姿勢を取るのも可能であるが、ステアリングの位置が変わってくる。プリウスはステアリング前方にあるメーターを確実に見えるようにステアリングを下げる必要がある。MAZDA3はステアリングの中からメーターを見えるようにする。それでも、フロントウィンドウのヘッドアップディスプレイはしっかりと目視できる。つまりメーターでもヘッドアップディスプレイのどっちも選択して目視できるのである。
alt

また運転時の姿勢はペダル配置も違いが出る。ご存じの通り、両車ともオルガンペダルであるが、プリウスはアクセルペダル右側にタイヤハウスの出っ張りがでてくるため、ほんの少しペダル位置が左側になる。
MAZDA3はタイヤハウスは奥にあり、両足が左右対称に配置できる。そのためなのかどうかわからないが、プリウスはペダルをキチンと踏まないと速度維持ができないのに対して、MAZDA3はそこまで気を使わなくてももっと楽に速度の維持ができる。つまりプリウスはクルーズコントロールを使用するような頻度が多い時は気にならない。しかし、MAZDA3は一般道でも高速道路でもクルーズコントロールを使用しなくても速度維持が楽になる。
alt

 またステアリングのボタン配置や装備についても違いがある。当初プリウスに乗って困ったのはステアリング周辺のボタンである。どこにあるのかを覚えるのは両車同様であるが、ボタンの種類が多く、探すことが多いのはプリウスである。さらにクルーズコントロールに任せ、速度を決めてもレーンを維持する機能や車間を維持する機能をONにするボタンがあり、気づかずにいるとクルーズコントロールだけで走行している場合があるのだ。
alt

MAZDA3の場合はクルーズコントロールをすると既に機能をすべてオンにできるようになっている。それはマツダコネクトの設定で既にドライバーが決定をし設定できるからである。そしてドアミラーの位置もどうしてもプリウスは視点移動が大きく感じ、MAZDA3は視点移動が少ないように思えた。個人的な意見で、シートベルトを締めるときにすぐに右手で捕まえられるMAZDA3に対して、プリウスは簡単に手に引っかかることができず、探してしまうことが多い。また長時間の運転をすると、左ひざあたりにセンタークラスターの固いところが当たり、痛くなってしまった。
alt
 
 燃費については誰が見てもプリウスの圧勝である。しかし、マツダの2.2ディーゼルは同様のルートで平均19~20㎞/ℓをたたき出す。また1.8ディーゼルはさらに低燃費になる。もちろんパワーにおいてもマツダ車が後塵を拝するが、現在ガソリンと軽油の価格差は約20円で程度である。それを考慮するとプリウスのほうがやはり維持費は安いのだが、だからといってその差は小さいと思う。
alt

高速道路での燃費を差がないと考えるとあとは好みになってくる。
もちろん一般道路まで考えると、この違いは、また変わってくるのかもしれないが、個人的には思ったほどプリウスとの差はないのではないかという気がしてきた。もちろん燃費だけを考えれば、さらによいアクアやヤリスのハイブリッドがあるのだが、Cセグメントで考えるとMAZDA3はプリウスとはそこまでは格差はないということが分かった。
はたから見れば、マツダにはストロングハイブリッド車が少ないので販売としては、困難さがあるのだろうが、こうして比較していくとMAZDA3はそこまで格差がない。だからマツダ本社は、販売を継続しているのかもしれない。
Posted at 2025/02/15 22:26:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | トヨタ | 日記

プロフィール

「嫁のやつ こんなの送って煽って来やがる」
何シテル?   06/21 09:13
妙にこだわりのあるへんなやつですがよろしくお願いします。あまりうまくしゃべれません・・・・人付き合いが下手です。泣 最近、突然フォローの申請をされる方がおられ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

1984.1.22 1984新田原基地航空祭(その1) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/08/25 22:12:25
アカデミー 1/72 F-22 ラプター 製作記 (Academy 1/72 F-22 Raptor building report)  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/01/07 15:03:29
WHAT DO YOU DRIVE? 
カテゴリ:マツダ関連サイト
2011/10/03 21:25:36
 

愛車一覧

マツダ CX-3 2代目 嫁の3 (マツダ CX-3)
2代目のCX-3 パワーアップされているだけに燃費は少し伸びないかもしれません。
マツダ プレマシー マツダ プレマシー
この車でも10万キロ突破したいなあ・・・・
マツダ CX-3 嫁の3 (マツダ CX-3)
嫁の車
日産 シルビア 日産 シルビア
オヤジの車を乗り回していました。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation