• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

クリューのブログ一覧

2020年06月21日 イイね!

コストがかかったOEM BT-50

コストがかかったOEM BT-50 先日9年ぶりにBT-50の全面改良が行われたことが発表された。トップ画像は比較するための現行モデルの画像である。
 今後は今年の後半からオーストラリアから販売がされるという。
従来までの販売地域はオセアニア、ASEAN、中南米、中近東、アフリカなどを中心であったことから、今後も同様に行われると思うが…。

MAZDAにとって、仕向け地専用モデルの開発は負担が大きい。そこで今回はいすゞからのOEMモデルであることはご存知の通りである。このOEMのベースモデルはいすゞD-Maxというモデルである。比較用に上段D-Max、下段BT-50としてみた。なお、画像はこちらから

エクステリア
alt

alt

リア
alt
 
alt

インテリア
alt

そしてBT-50
alt


 これからもわかるようにかなりMAZDAの魂動デザインに近づけていることがわかる。エクステリアだけではなく、インテリアにおいてもステアリング・インパネとかなりベースモデルから変更されている。いすゞの工場ではかなりパーツ点数が増えているにもかかわらず、MAZDAの要請に応じたのはいすゞのタイの工場(泰国いすゞ自動車) での生産に余裕があるからかもしれない。この工場はホームページによると年間36万台の生産規模があるようだ。そして、この工場でD-Maxを中心に生産が行われていることから、BT-50もここが生産の拠点になると思われる。ちなみにMAZDAの防府工場が年間41万台、メキシコ工場が年間25万台の生産能力があることを考えるとかなり大きな工場であることが予想できる。従ってベースモデルと共通部品が多ければエクステリア・インテリアのパーツの違いがあっても取り付けが同様にできるのであれば、負荷は少ないのかもしれない。

後は日本への導入があるかどうかだが…。輸入車であることやサイズがかなりおおきいこと(全長×全幅×全高 5,280mm×1,870mm×1,790mm)ことからも一時的なヒットはあっても継続販売が困難になる可能性もある。冷静に考えると難しいのではないだろうか。

追記
調べてみるといすゞとマツダがこのBT-50について両社が合意したのは2016年7月であった。その時のプレスリリースを見ると販売地域は北米を除く世界各国とあった。
Posted at 2020/06/21 08:08:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | mazda | 日記
2020年02月02日 イイね!

マツダ創立100周年に寄せて

マツダ創立100周年に寄せて1月30日、ついにマツダは創立100周年を迎えた。他のメーカーを見ても会社としての創業は古い方で、ダイハツ、いすゞに次ぐ長い歴史を持つ。

他のメーカーもそうだが、1930年代から自動車市場に参入して現在を迎えているのはご存知の通り。
alt

どの企業も危機的な状況を乗り越えて今の位置があるのだが、やはりマツダは危機的な状況を乗り越えたときに大きな財産を見出しているのが、興味深い。

ロータリー、BDファミリア、ロードスター、ルマンの優勝、初代デミオ、SKYACTIV…。
マツダが苦しいときに見出した技術や車がマツダを救ったのではないか。
ロータリーエンジンは、当時の通産省の自動車業界の再編でマツダが他のメーカーに吸収合併から逃れるために取り入れた技術である。
alt 
これが結果的に後々の石油ショックでマツダを危機的状況を陥らせる要因にもなったわけだし、またマツダのブランドイメージを向上させた要因でもある。
alt

それが、ルマン24時間レース優勝である。燃費の悪さを払拭するべく挑戦し続けたことが欧州市場を中心にマツダのファンが増えたのではないか。
alt

また、1970年代後半から経営に行き詰まった頃にBDファミリアがヒット。流行を作ったことは言うまでもない。
alt

またバブル期に販売網を5チャンネルに増やしていたころ、社内では冷ややかな視線の中スタートした企画に少人数で開発がスタートしたのがロードスターだ。(「名車を創った男たち」より)
alt

初代デミオは5チャンネルの失敗「クロノスの悲劇」によって経営危機に陥ったときにヒットした車であることは言うまでもない。ブームに乗ったといえばそれまでだが、開発に当たってはあの小早川隆治氏が関わったという。ほぼ同じタイミングでデビューしたダイハツパイザーはデミオの後塵を拝したことは言うまでもない。
alt

また、マツダはフォードの世界戦略に組み入れられ、マツダのエンジンやプラットフォームがフォード車に導入されたことは、結果的マツダの車作りが変わり、後のアテンザの登場と、「ZOOM-ZOOM」というキャッチフレーズに繋がった。
alt

さらにリーマンショックの影響でフォードの経営不振から筆頭株主から降りた頃、再び経営困難に陥ったときに現在の基本的な技術のおおもとになったSKYACTIVが発表され、ハイブリッドしか実現できないといわれた低燃費技術を市販車で実現させた。
alt

このようにマツダが危機的状況に陥るとそれを挽回するようなことが起きて、マツダを救ってきている。もちろん、何人もの人が余儀なく配置転換やリストラされてきていることは間違いない。多くの犠牲を払いながら、マツダが存続しているのはきっと広島という町があったからではないだろうか。世界に展開する企業ではあっても広島にある関連企業をはじめ、多くの人々が支えたことが100周年を迎える大きな要素になったと思う。

2011年、あの13度目の挑戦で勝ち得たルマン24時間レースの優勝は20年後、ル・マン主催者側より招聘され、レース開始前のル・マンのコースで、787Bのデモ走行が行われた。マツダファンにとって喜ばしいことだった。改めてマツダを認知する格好のイベントだったと思う。

ロードスターは世界で大ヒットをして2000年には生産累計53万1,890台を達成し、「世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」としてギネスブックの認定を受けた。そして2016年4月22日にはついに生産累計台数100万台を達成した。昨年は30周年記念イベントも行われた。

2020年、自動車業界はCASEやMasSといった大きな変革を迎える。しかし、面白いのは危機的状況を乗り越えるため、取り入れたロータリーがここではマツダの財産としてレンジエクステンダーやシリーズハイブリッドなどxEV化として応用される。
alt

苦しいときに諦めずに取り組んだ人々の情熱や思いが多くのマツダファンを作り、マツダを支え続けた。それがマツダの100年だったのではないか?
世界的なオイルショックや経済危機から社長もフォードや銀行から受け入れたながらも数奇な運命をたどったメーカーであることもマツダを応援したくなる所以である。

「マツダ最強論」の執筆者の迫 勝則氏はその中で「愚直と独創であることがマツダの美学の核」であるという。自動車雑誌ではよくマツダは真面目過ぎる、アピールに欠けるという評価をよく見かける。また、マツダは他のメーカーとは違った方法でゴールを目指そうとする。自身のコマーシャル動画でも「変り者」と評していた。だからこそ、危ういところもあるのだが、ファンを引き付ける魅力でもあると思う。

マツダ創立100周年おめでとう…。

Posted at 2020/02/02 23:00:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | mazda | クルマ
2020年01月19日 イイね!

2020年のマツダを考える 

2020年のマツダを考える 今年創立100周年を迎えるマツダはどうなるだろうか?
とはいっても素人の個人的な勝手な妄想であるからお許しいただきたい。
さて、マツダのHPから入手できる資料に次のようなものがある。
alt

ご存知の通り、Small商品群とLarge商品群の今後の方向性を図に表したものである。ここで気になるのは、この図が発表された時点でCX-30は未発表だったので新型クロスオーバーがCX-30であることは間違いない。そこで新型だけとかMAZDA2の表示であれば、CX-3は間違いなく放置され、生産終了と思われてもおかしくない。
しかし、ここでCX-3も含めたうえで表記されたということは、CX-3も今後コストの競争力や生産フレキシビリティの向上が行われるということではないだろうか?
 またMAZDA2や3・6の表記がここになかったのは既に名称変更が決まっていたと考えてもおかしくない。また、マツダ自体今後ベーシックなコンパクトカーやセダン・ハッチバックよりもクロスオーバーを重視する方向に傾いたと考える。だからこそ、CX-5やCX-8/CX-9でありCX-3/新型クロスオーバーだと思う。

さて、100周年向けて様々なイベントが開催されることは間違いないだろうが、これは今後のブランドイメージの向上に繋がるように企画されているだろう。
従って、現行車両を価格を下げて特別仕様車を販売することはないのではないだろうか?むしろ上質な車作りや新世代の技術の考え方を取り入れた車として販売されるのではないだろうか?例えばマイルドハイブリッドであったり、シートの改良であったりといったものではないだろうか?

今までマツダのクロスオーバーはオンロード中心の車として認知されていたが、先日悪路でも十分な走行ができるように改良(新機能「オフロード・トラクション・アシスト」)されたのは、他のメーカーとの劣る部分を補う新たな競争力をつけたと言える。現在ここにCX-3に新機能「オフロード・トラクション・アシスト」の搭載がされていないのは今後大幅改良される際に導入されると考える。

ではモデルごとに考えてみたい。
MAZDA2
alt

昨年既に大幅改良を行ったばかりで今後は大きな改良・モデルチェンジはさらに先になるだろう。考えられるのは欧州モデルと同様のマイルドハイブリッドの導入ではないか?

CX-3
alt

果たして今年になるかどうかは明確ではないが、先述の表記から予想をすると改良が行われると思う行われる。クロスオーバーを車種を充実させるのではれば、車種を減らすのはもったいない。ただし、MX-30がこのCX-3の代替モデルになる可能性も否定できないところが、予想が難しい。

MX-30
alt

EVとしてデビューするのは間違いない。ただ、CXとせずMXという表記になったのが気になる。EX-30としてもよかったはずだ。MXを使うのは現行ロードスターだったり、過去のMX-6だったりMX-3だったりとスポーツクーペやスポーティーカーに用いられた名称である。となるとこの車の素性が何となくひょっとして…という気になるのは私だけだろうか?まさかスポーツ性を持ったレンジエクステンダー搭載車(ロータリー採用)とかあったりして…。

CX-30
alt

デビューしたばかりなので大きな改良はないと思うがグレードの見直しや質感の向上を狙った限定発売モデル・特別仕様車はあると思われる。ここはMAZDA3に準ずると思われる。

MAZDA3
alt

一番予想できない。ファンとしてはアクセラのマツダスピードのようなモデルを望んでいるのだが、かなり高い可能性はあるものの、マツダ自体が過激なモデルよりも別方向性に振っているのが予想を難しくさせている。例えば、第6世代にあったデミオやアクセラのような赤のキャラクターラインを消したことがその例である。また、アクセラの2.2Dのグレードはアクセラには似合わないという談話も出ていた。それだけに改良モデルはあるだろうが、スポーツモデルは予想は難しい。

CX-5
alt

第6.5世代であることとマツダの中でクロスオーバーの基幹モデルだけに今後も改良されていくのは間違いない。先日の悪路を走行できる新機能「オフロード・トラクション・アシスト」をしたばかりであるので、今後、マイルドハイブリッドを搭載するのは考えられる。

MAZDA6
alt

ご存知の通りさらに延命が図られる。これはかなり大がかりのようで車体構造までおこわわれるというのは藤原副社長のインタビューにある。そうなると夏以降になるだろうか。

新型Largeクラス クロスオーバー
ささやかに噂されるトヨタとの共同開発車両である。あまり情報がないだけに何とも想像がつかないが、考えれるのは以前のCX-7のようなパーソナル性の強い車ではないかと考える。しかし、トヨタの思惑によってかなり左右されるので何とも言えないが、アメリカ市場を見据えると大型のスタイリッシュなものになるではないか。

CX-8
alt

デビューから3年が経過しているので年内には大幅改良されるだろう。グレードの見直し、マイルドハイブリッドの搭載が予想できる。エクステリアについてはへドライやグリルも変更もあるかもしれない。

ロードスター
alt

海外では2ℓはATモデルが廃止されグレードも整理されたようである。スポーツモデルだけにCO₂問題は結構影響が大きいだろう。それだけに2ℓのSKYACTIV-X搭載はあるのではないだろうか?ただ、エンジンの重量が重いだけに今後のエンジンの改良による軽量化が行われないと難しいだろう。今年から来年にかけて何かしら動きがあってもよいと思う。

海外モデル
CX-9
alt

CX-8に準ずるであると思われる。デビューがCX-8より早いのでこちらの方が早く行われる可能性はある。これをベースにCX-8も行われるのではないか。

CX-4
alt

先日大幅改良されたのはご存知の通り。ただ、中国の政策によってはSKYACTIV-Xの搭載はあるだろうが…。今年は改良されただけに大きな動きはないのではないだろうか?


さて、これはあくまでも個人的な予想であって必ずこうなるというわけでない。希望的な観測であることを考慮していただきたい。
Posted at 2020/01/19 11:30:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | mazda | クルマ
2019年12月01日 イイね!

MAZDAのプレミアム化は本当なのか?

MAZDAのプレミアム化は本当なのか?東京モーターショーが終わったあたりから、マツダの藤原副社長が広報部長のごとくネットでインタビューされている。 
その中で現在のマツダの車の価格に触れて実はコストが上がっているのであって価格を吊り上げてはいないという発言をしている。

確かに昨今の自動車業界はIT企業のなどから自動化や電気自動車への参入に当たって大きな変革時期に来ている。
週刊ダイヤモンドで自動車が特集されているがその中でもCASEとMaaSが今後業界に変革を余儀なくされるという。

① CASE(コネクティビティー(接続性)の「C」、オートノマス(自動運転)の「A」、シェアード(共有)の「S」、そしてエレクトリック(電動化)の「E」、それぞれの頭文字を取って「CASE」 )

② MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス ICT を活用して交通をクラウド化し、公共交通か否か、またその運営主体にかかわらず、マイカー以外のすべての交通手段によるモビリティ(移動)を 1 つのサービスとしてとらえ、シームレスにつなぐ 新たな「移動」の概念)

今まで車のような高性能なエンジンやシャーシと高品質なインテリアでまとめられる時代ではなく、自動車がスマホ化していくようなものになるといって過言ではない。
そして安全にかつ快適な移動ができるツールになってくるというのだ。

その中にあってわれわれのマツダのイメージのままだと業界の中では生き残れないというのが藤原副社長の弁だと思う。

そのように考えるとトヨタのカローラが5ナンバーに決別し3ナンバーになったのもコストの関係があるのではないかという気がする。国内専用車として開発をすると車種が増え開発のコストが上がるが、海外仕様をベースにすれば、それをもとに国内用に仕立て直す方がコストは下がるのかもしれない。

これについてかの国沢光弘氏はブログの中でMAZDA3の価格について
1)コネクティについては1500ccモデル未装着。2)自動運転は自動ブレーキなどアクセラと同等。3)シェアと4)エレクトリックは関係無し。ということでCASEと関係無い。むしろBセグメントからCセグメントベースになったカローラは、ボディサイズ+排気量アップだけで30万円分の価値あり。その上で1)を全グレード標準装備。2)圧倒的に高い性能の運転補助機能を加えてます。やはりマツダ3の20万円高は単純値上げ

としているが、素人ながら私は車はグレードで開発するのではなく、その車全体で開発し、その中でどう展開するかという視点で価格を決めるものと思う。その中で法人用だったり装備を不要とするリクエストにこたえるために安価なものを設定していると思われる。さらに新型エンジンを投入となればその開発費を回収しなければならない。カローラの方こそ新型エンジンではないため、コストはエレクトニック面になるわけだから、比較するのがおかしいと思う。ましてや世界展開で開発する巨人トヨタと価格について比較するのは無理がある。巨大トヨタグループにおいて部品コストは一企業広島のマツダ参加と比べても難しいところがあるはずだ。その中でどうライバルから一つ抜け出し、購入してもらうかが大切となってくる。


さて、巨人トヨタもだんだんとコンポーネンツ改めアーキテクチャーを絞ろうとしている。これについて、マツダの場合はむしろ海外と国内を仕様は別としてもCX-4やCX-8を除いて、海外でも同一車種を展開している。またCX-4にしてもアクセラがベースであるし、CX-8もCX-5やCX-9からの流用によってコストを下げていることからするとマツダなりに工夫をしている。また全モデルにほぼ同様のi-ACTIVSENSEを選択装備するようになってきたが、これにも開発費用が掛かっているはずだ。(これが車全体の価格に関連することは言うまでもない)
また、自動運転や電動化について提携会社に丸投げをするというのはマツダにとってはその会社コントロールされてしまう危惧があるようだ。

スクープ雑誌ではホンダやスバルが提携する会社に依存することによって自社開発をやめていくのではという報道もあった。そのようなことから自動車会社では今までの工業系の大卒ではなく電気関係の大卒の人材を集めていると聞いている。また、トヨタは独りよがりの開発にならないように提携企業を増やしてマツダ・スバル・スズキなどと手を組み、自社の傘下にあるダイハツ・日野と共通のものを構築していくと予想されている。
alt

その中でマツダのポジションはトヨタのようなことはできないわけで、ある程度のことは他の会社からコントロールされないよう自社開発の部分が増えるため、コストが上がってしまい、クルマの価格が上がることになるとのことだ。

また、週刊ダイヤモンドではトヨタはハイブリッドの次なる手が見えにくいという記事も見られた。確かに燃料電池車(水素自動車)ミライはあるが、インフラ面ではまだ遠い。電気自動車の方がまだ近いはずだ。そこでマツダMX-30の存在だ。もしこの技術をトヨタが共用することができたらどうだろうか?トヨタの販売力は大きい。マツダのコストはかなり抑えられるのではないだろうか?
alt

話が反れてしまったが、軽自動車の価格が上がったこともマツダの車の価格が上がってきたことにおいてもこの変革に追従しなければならないメーカーの事情があるのがわかる。以前DEデミオが99万円とかアルトが48万円というような時代があったが、いろんなものを差し引いて安価な車ができたにしてもそれは時代に合わない不便で安全面に劣る車になってしまうことになる。以前インドのタタというメーカーが「ナノ」という車を海外にも展開しようしたことがある。当時の価格は10万ルピー(発表当時のレートで約28万円)だったそうだが、日本では法的な部分でも無理はあったが、原材料の高騰や安全面でも不安視される車であった。
マツダは国内工場で生産し、海外輸出する車種が多い。それだけに為替の影響は大きく、ダメージも大きい。そのために高付加価値とそれなりの性能を持たねば、生き残りが難しいのもわかる。

自動車自体が今後はユーザーが求めるものが多くなればなるほど価格は上昇していくのが当たり前になってきたと思う。また、クルマも高性能よりもいかに生活の中で便利で楽に移動できるかということが主題になったともいえる。
私はその一例が軽自動車ではないかという気がする。
Posted at 2019/12/01 17:57:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | mazda | 日記
2019年09月15日 イイね!

マツダの舵取りは右か左か?

マツダの舵取りは右か左か?マツダ3がネットの評判と違って売れていないという。ネットでは今回のモデルチェンジでは魅力的なエンジンがなく、足回りが良いにも拘わらずSKYACTIV-Xにしても飛びぬけた燃費・出力の数値ではないからか、販売が伸びていないのだという。
alt

個人的に試乗した者にとってかなりアクセラから進歩しているし、国産車にない魅力があるので売れてもおかしくないと思うのだが、実情は違うという。

5月 1,682台(35位) 6月 1,591台(36位) 7月 3,668台(23位) 8月 3,916台(16位)

日本自動車販売協会連合会の統計資料を見る限りは、あまり売れているとは思わないが、約3000台程度を維持できれば、上々だと思うのだが…。

振り返ると、初代アクセラから2代目アクセラまで続いたスポーツモデル(マツダスピード)は設定はなくなり、3代目アクセラに設定された2.2DTDも現在はない。
alt
 
 確かにスポーツモデルについてBMアクセラの時も何度も噂されたものの、結果的に業績が不十分として見送られた。また2.2DTもアクセラには不似合いというようなメーカーサイドの返答があったように思う。
alt

確かにエンジンはある。CX-5/CX-8には搭載されたガソリンの2.5ℓターボやマイナーチェンジで出力を向上した2.2DTはあるのだが、今回は設定されてはいない。

CX-5やCX-8は車両重量が重い。アクセラXDが約1.5㌧、CX-5XDが約1.6㌧、CX-8 XDに至っては1.7㌧~1.9㌧になる。このことから、フロントヘビーになるのを避けるとなると1.8DTになるのはわかる。

また販売面でもスポーツモデルは牽引役にはなるが、そのスポーツモデルだけが独り歩きをしていくとベースモデルが売れなくなる。従ってマツダとしてはベースモデルを中心にグレードの差が開かないようにしているように思える。これは社内でのヒエラルキー内での下克上が起きないことにもなる。つまり「3」らしさを追求しているのかもしれない。

しかしながら、マツダの2000年から社のキャッチフレーズ「ZOOM-ZOOM」や「Be a driver.」からすると少々ずれてきているように思う。どちらかというとエクステリアにプレミアム性をデザインしてきているように思う。例えばデミオ改め「2」である。自分には妙に大人っぽく過ぎている気がする。DEデミオに見られた、ある意味子供っぽいような走りをイメージできるようなものでなくなっている。
alt

エクステリアにはシルバーのモールがあちこちに使われ、高級感を醸し出している。マツダの車は以前はモールをあまり使わないところがあったが、「6」の後期モデルあたりからフォグライトだった周辺にモールをデザインされるようになった。BMアクセラ後期、デミオ中期、にしても同様だ。
私たちの世代はモールをオフブラックにすることがスポーツ色が強い十いうイメージがあったのだが…。
alt

さて9月20日(金)にいよいよCX-30の国内発表の予定だという。
マツダ本社では「3」よりもこのCX-30が本命であろう。以前からSUVを重視してモデルを増やしてきているだけに、マツダ自体、C-HRやモデル末期のヴェゼルに一矢を報いたいところだろう。SUVには過激なモデルは似合わないだけにデザインと機能性のバランスがマッチしていれば販売は見込めると思うが…。
Posted at 2019/09/15 23:52:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | mazda | クルマ

プロフィール

「@m4 さん 最近多いですよ。センターラインみたいで走る車。毎日1台は見ています。それどころか交差点の停止位置に止まれない車も多い多い!この前も黎明館前で車1台分開けていたのがいて…」
何シテル?   08/25 23:33
妙にこだわりのあるへんなやつですがよろしくお願いします。あまりうまくしゃべれません・・・・人付き合いが下手です。泣 最近、突然フォローの申請をされる方がおられ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10 111213141516
1718 1920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

1984.1.22 1984新田原基地航空祭(その1) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/08/25 22:12:25
アカデミー 1/72 F-22 ラプター 製作記 (Academy 1/72 F-22 Raptor building report)  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/01/07 15:03:29
WHAT DO YOU DRIVE? 
カテゴリ:マツダ関連サイト
2011/10/03 21:25:36
 

愛車一覧

マツダ CX-3 2代目 嫁の3 (マツダ CX-3)
2代目のCX-3 パワーアップされているだけに燃費は少し伸びないかもしれません。
マツダ プレマシー マツダ プレマシー
この車でも10万キロ突破したいなあ・・・・
マツダ CX-3 嫁の3 (マツダ CX-3)
嫁の車
日産 シルビア 日産 シルビア
オヤジの車を乗り回していました。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation