吉田河馬歯のブログ一覧

この週末は、月曜日がコロンバスがアメリカ大陸を発見した日を記念するコロンバスデーで、東海岸北部の州だけ３連休でした。どうして、アメリカの北東部だけ休みかというと、ピルグリム始めアメリカ建国に関わる北東部１３州にとって、大陸発見はやはり大切な記念日だからです。しかしながら、ヒスパニック系やアメリカンインディアンなどを擁する他の州にとっては、大陸発見によって、それまで住んでいた住民の大虐殺と排除が始まったこともあって、それらマイノリティーに配慮して、記念日にはなっていません。人種が多様なアメリカならではの祝日のひとつです。

全国的に展開する会社に勤務する私は当然休みではなかったので、休暇を取って、日曜日から月曜にかけて小旅行に行ってきました。

日曜日の朝、コネチカット州にある路面電車博物館に紅葉を見るがてら行こうかと考えていたんですが、近づいてくるハリケーン Nate の影響で天気が悪いので、路面電車博物館はやめることにしました。どうしようかなと考えていたら、ふとバッファローウィングが食べたくなりました。前回食べたくなったときは、バッファローまで800kmほどは遠いので、近場で食べたんですが、今回はやはり本場で食べたかったです。ここで、片道100kmをけちって、行ったことのない Rochester で食べることにしたのが失敗のはじまりでした。

何はともあれ、行くと決めたら即行動。Gワゴンに乗り、ひたすら西にI-90を走ります。途中、給油、トイレ休憩を一度取り、640kmを走って、Duff's Rochester 店に着きました。店内は思ったより空いていました。早速、ウィングを注文しましたが、注文からしばらくして、ウェイトレスが出来上がったウィングを持ってきましたが、注文した量の半分だけ。ウィングの在庫がなくなったから、半分しか出せない。他に食べたいものがあったら、無料で提供すると言われました。しょうがないので、サンドイッチ食べましたが、明らかに欲求不満。食べ終わって、お土産用にソースを買って帰ろうと頼むと、マネージャーがソースをしまっているロッカーの鍵をかけて帰ってしまったので、ソースを売れない…欲求不満が最高潮に達しました。これはリベンジに本場バッファローまで近いうちに行かないと行けません。

帰りは、とても遠回りながら、ニューヨーク経由で、紀伊國屋書店、日系スーパーに寄って帰ってきました。経路はいつも通りの、ペンシルベニア北東部をかすめて、ニュージャー州に入る経路です。アパラチア山脈を横断しますが、あいにくの雨でしたが、紅葉がとてもきれいでした。

総走行距離は、一泊二日で約1600km。疲れましが、いい気分転換になりました。今日は天気がいいので、思い切り汚れたＧワゴンを洗います。