
←盛岡 石雲禅寺
副住職 小原宗鑑師
どこのお方かと気になっていた。
盛岡市の石雲禅寺の副住職小原宗鑑師との事。
28歳、お若い。
托鉢(たくはつ)修行でたびたび訪れ、世話になった
土地が無残に荒廃したさまを新聞やテレビで見、2日に
岩手県宮古市を訪れたのを皮切りに、死者の冥福と
行方不明者の早期発見を祈りながら歩き続けているそうだ。
野営をしながら、宮古市から石巻市を目指しておられるそうだ。
直線距離で約150Km程。昨年、
火事で寺院が全焼となり、僧侶の方々が再建のために全国を
托鉢で歩かれているとの事。
仏教には長く失望していた、しかし「被災地で祈る僧侶」の写真をみて失望は消えた。
ビルマの竪琴で、僧となった水島上等兵は一人ビルマに残り、日本兵の供養をする。
そこに、空想としてのあるべき姿を見ていたが、現実としてその姿を見ると祈りの持つ力を感ずる。
小原宗鑑師、あなたの力はすごい。
祈りをささげながら歩く僧侶は盛岡の副住職さん 小原宗鑑さん
↑大変でしょうねと問われ、「犠牲になった方々や被災された方々に比べれば、
何ということもありません」と答える。
【現代の偉人伝】第122話 ─石雲禅寺副住職小原宗鑑師(盛岡市)
↑師の姿に、被災した地域の方々が感謝する。
もちろん、御霊も感謝しておられることだろう。
師にも、被災者にも、御霊にも苦がある。
しかし、祈りがそれらをすべて感謝に変える。
盛岡市の石雲禅(せきうんぜん)寺副住職、小原宗鑑(そうかん)さん
↑「一見、がれきに見えても、被災者にとっては一つ一つ思い入れのあるものです」。
倒壊した家屋に静かに手を合わせる。
粉雪が舞う被災地を、祈りをささげながら歩く僧侶
↑「がれきの残る所には人の思いが詰まっている。被災者や復興に関わる人たち。
そして畏怖(いふ)の念を込めて海にも合掌したい。」
東日本大震災:がれきの街に読経 盛岡の僧侶、歩き続け
↑托鉢(たくはつ)修行でたびたび訪れ、世話になった土地が無残に荒廃したさまを
新聞やテレビで見た。2日に岩手県宮古市を訪れたのを皮切りに、
死者の冥福と行方不明者の早期発見を祈りながら歩き続けている。
季節外れの雪が舞う中、がれきの前で経を唱える小原宗鑑さん
↑季節外れの雪が舞う中、がれきの前で経を唱える小原宗鑑さん
光鏡院 境内の風景 お庫裡ブログ 光鏡院ホームページ
↑上のブログは「4月の雪に祈る」という記事にリンクしていますが、このブログ内での
ランキング一位のようです。
被災地の僧侶
上の動画は、下記のNHK盛岡のニュースと同一です。
ニュースの音声は無いようですが、想いは伝わってくると思います。
※4月11日 17:10追記
NHK盛岡放送局のニュースで報道されていました。
県内ニュースの4月5日 18:35放送の後半部分。
「祈りささげる僧侶」として報道されています。
※2011/10/13
リンク先が消失していたので、アーカイブにリンク先変更。
NHK盛岡放送局のニュースアーカイブは消失。
※2011/10/18
ニュースをビデオで撮られた方がアップされていましたので上に貼りました。
残念ながら音声は無いようです。
※2011/10/20
「祈りをささげながら歩く僧侶は盛岡の副住職さん 小原宗鑑さん」
のリンク先消失中だったので、リンクをアーカイブに修正。
※2012/9/17
「光鏡院 境内の風景 お庫裡ブログ」を追記
追記するのを長らく失念していた。
・・・・・・・・・・
※2022年12月29日追記。
【海外の反応・ナレーション】「日本の僧侶に世界が感動!!」雪の降る中を犠牲者のために…
【ゆっくり解説】損しない『この一枚の写真』の話
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東日本大震災 | 日記
Posted at
2011/04/11 14:52:53