←千代紙(和紙)で折られた折鶴(Wikiから引用)。
定期的に湧いて出てくる韓国の「おりがみ」起源説。「和紙と共に韓国が日本に伝えた、韓国の文化を盗むな」と言っているけど
最古の折り紙の本 は日本発だけどね!
和紙で作られた正方形の折り紙の事を「千代紙」と言いますよね。そして洋紙で造られた折り紙を「折り紙」。このような伝統は彼らの言う「韓紙」にはありません。
後に和紙と呼ばれる製紙の伝来、皆さんご存知のように日本書紀で西暦610年に高句麗から来た僧によって伝えられたとなっているが「紙、墨の製法もよく心得ており」という事で、作り方を伝えたとは書いていないし、当時はすでに日本では紙漉きが行われていたという事が研究者の現在の定説となっている。
韓国、自国には全く歴史資料が無い(残っていないのではなくて初めから無い)、その為に韓国で紙の起源を唱える時に使われるのは憎き日帝の「日本書紀」。伝えたと言う朝鮮の製紙法、日本にはその片鱗すら残っていないし、紙漉きで使われる簀桁の形状すら朝鮮だけ日中に比べ異端、いわば中国の劣化版。適当に真似て作ったんでしょね。日本と中国の簀桁、漉く方法は異なるが四辺に桁がある、朝鮮は四辺に桁の無い劣化版。
正倉院文書、和紙と中国の製紙のみに見られる独特な紙端の「返り」。これは漉き方の違う朝鮮半島の高麗紙には全く見られない(下の動画、朝鮮の漉き方は流し去るのみ、和紙は主に前後に紙料を動かし枠に紙料を当て反してますね、)。この事だけとっても紙の伝播は大陸から直接日本に入ってきたと言える。中国・日本と全く漉き方が全く違う朝鮮半島の紙漉き、この中国と違う方法の漉き方で日本に教えたと言うが、何故その漉き方が日本に全く残っていないのか?
韓国では、何と伝統を無視して高麗紙を韓紙と言うようになっているようだけど何で伝統を大切にしないのかな?以下、伝統に敬意を現わして「高麗紙」とします。それと、あんたらが伝えたという時代の国家、あんたらの祖先が侵略して文化を含めて滅亡させたよね。
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「韓紙・おりがみ」の話しで問題になるのは併合時に朝鮮に伝えてあげた日本の紙漉き技術。併合時、朝鮮伝統の紙漉きでは大きさなどの規格がばらばらで収益が得られない状態だった。日本の紙漉きを希望者に伝え、日本で使える紙を作る事で彼らの収益の増大を日本は図った。これを彼らは「文化を奪った」と言う。
今、彼らの言う「韓紙」の中に日本併合時に朝鮮に伝えた日本の和紙も含まれてしまっているが、彼らには常に歴史認識と言うがこの朝鮮における上記の和紙の歴史認識が欠落している。彼らは伝えた和紙伝来の歴史を教えられていないので伝えた和紙を韓紙として自慢している。
日本に朝貢に来た朝鮮通信使、水車を見せて欲しいと希望し見せた、しかしその後何百年経っても水車は作れなかった。「製紙・建築・稲作」を見てこいという記録が残されている。伝えたと豪語した記録は残っていないのに何故「見てこい」と言う記録だけがが残っている?
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彼らが伝えたという「高麗紙」、和紙や中国の製紙法と異なる方法で作られる。
一番大きな差異は、
漉いた紙二枚を張り合わせて一枚にする。
凸凹しているので乾燥後に棒で叩いて平滑にする。(搗練と言われる工程)の二点が和紙の製法と異なる、叩く事で固い紙となる。だから折り紙なんてとんでもない。
↓下の動画、韓紙と言っているけど、これは中国の溜漉きという方法。
いつものように恥ずかしげもなく嘘をを吐く。
Hanja - Korean Paper Making Process
Hanji.MOV
VIDEO
↑2017/9/16元動画削除のため入れ替え。かなりこの手の動画の削除が進んでいる、まずい事だと自覚したのかな?そんな訳ないか・・・
↓2017/9/16追加。この製法は併合時代に伝えた和紙製造そのもの。
韓紙製造1 - the making of korean paper
VIDEO
↓3:07からは高麗紙伝統の漉き方、この中で二枚を重ねて一枚にするとしてますよね。どういう訳か4:55からは併合時に伝えた和紙の漉き方、他の方法って、和紙だけどね。
6:50から紙を叩いているのが日本や中国では遥か昔に技術改良で必要が無くなった搗練と言う高麗紙特有の叩く工程。
Making hanji: Korean papermaking by Shin Hyun Se
VIDEO
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日本の和紙、中国や朝鮮半島とは異なり日本独自の方法で梳かれている。蕎麦につなぎなどにも使われる透明の粘材「トロロアオイ」を繊維が含まれている水に一緒に混ぜる事で水中で繊維が分散され、流し漉きで均一に簾に繊維同士が絡まり漉かれる。トロロアオイは漉いた時に紙繊維からきれいに流れ去る。
柳宗悦は『
和紙の教へ 』でこう言っている。
・・・引用ここから
わけても和紙には日本の姿が見える。清くて温くて強くて、
而も味ひに溢れる風情が見える。もとより和紙と云つても一様ではない
だがどんな和紙も、まじり気のないものである限りは、どこまでも
日本の姿である。見渡すともこんな紙は周囲にない。
朝鮮の紙は身近くはあるが、誰も見間違へはしないであらう。
それほど和紙は「和紙」と呼んでいゝほどに固有な紙だと云へる。
・・・
驚くことには日本人の手は、千年余りも固有の紙を漉き続けてきたので
ある。私達はこの独自な固有の至宝を、凡ての国民が熱愛することを
望むで止まない。之も日本的な生活を形作つてくれる一つの確かな
要素なのである。この反省さへあれば、漸く傾きかけてきた手漉紙の
崩潰を未然に防ぐことも出来よう。どんなに洋紙を沢山使ふともいゝ。
併しどんな洋紙よりも、和紙の方が、もつと美しくて日本的なものだと
云ふことを忘れてはならない。「故国を愛せよ」と、さう和紙は教へる。
・・・引用ここまで
鈴木長義著『青雲の空はるか』 にはこのような記述があった。
・・・引用ここから
≪ロンドンタイムズの日本支局長だったフランクホーレーは、
和紙の研究者として知られていたが、一九五一年九月八日に締結された
日本とアメリカのサンフランシスコ講和条約の用紙に和紙を使いたいと
相談され『講和条約の寿命は和紙の寿命よりも短い。そのような立派な
紙は使う必要はないでしょう』と答えたが、結局は和紙がつかわれた。≫
・・・引用ここまで
20μmの和紙(雁皮紙)へカラー印刷 /
Printing on Washi(Japanese Paper) by Heidelberg Speedmaster XL
薄い和紙(雁皮紙)にオフセット印刷機でカラー印刷
VIDEO
↑和紙を基本として作られている日本の紙幣、その厚さは0.1mm。その1/5の厚さ。
↑2022/1/14、元動画削除のため、同じ動画があったので入れ替え。
JT CM 日本のひととき 折り鶴篇
【リヴ・オドリスコール】JT 日本のひととき「折り鶴」篇
VIDEO
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菊池正浩著『和紙の里 探訪記』 という書籍がある。
和紙の作り方を始め、古くからの和紙の用途、そして全国津々浦々にある和紙の工房が紹介されている。機会があれば一読を。
そして日本人特有の創意工夫を加えた和紙の数々、その多くの中の一つが美術品の修復に使われる本美濃紙、かげろうの羽と言われる土佐典具帖紙。高麗紙で出来るのかい。
土佐典具帖紙ができるまで〜前篇〜[コレカラプロジェクト]♯4
VIDEO
↑2022/1/14、動画の入れ替えがあった模様でアンカーの修正。
土佐典具帖紙ができるまで〜後篇〜[コレカラプロジェクト]♯5
VIDEO
↑2022/1/14、動画の入れ替えがあった模様でアンカーの修正。
話題にはなっていないけど縫い針の糸を通す針孔、これも「日本に伝えてあげた」そうだ。種子島の銃底にある尾栓に必要なネジ、これが朝鮮では作れなかった。で、針孔が何だって!
日帝に技術を奪われたって?
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一年間有難うございました。
皆さん、良いお年を。