
コンサート中に2回も弦が切れたけど、その時14歳の五嶋みどりは少しも慌てることも無く、オケの演奏を途切れさせること無く落ち着いてコンサートマスター、そして二回目はセカンドの奏者のバイオリンと交換し、何事もなかったかのよに演奏を続けたんですよね。
咄嗟に交換したバイオリン、慣れない他人のバイオリン、しかもみどりさんが使っていた子供用の3/4サイズではなくて大人用のフルサイズ。それでも何事もなかったように演奏を続ける圧倒的な基礎があってこその度胸、すごいですよね。
昔々私も遭遇したことがあります。東京文化会館でのバイオリン協奏曲のコンサート、曲名も演奏者も忘れてしまったけどオケはN響。ソリストの弦が切れ、即座にコンマスのバイオリンと交換した。驚愕でした、音が全くでない、キーキーした音がホールに響いた。
50年近く前の事です、文化会館が出来てから10年程の事でした。その時代から比べると今は様変わりですよね、豊かになって、いい楽器が使えるようになって、豊かでいい音、それで我々がいい音楽を聞ける、有難いことです。
五嶋みどり タングルウッドの奇跡
↓冒頭に「タングルウッドの奇跡」に触れています。
世界的ヴァイオリニスト五嶋みどりin長崎
五嶋みどり チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 (full)
バーンスタイン、日本を愛してくれました。カラヤンに師事していた小澤征爾を呼び寄せ、ニューヨークフィルの副指揮者に。小澤の凱旋公演もニューヨークフィルでしたよね。そして東京文化会館のこけら落としにもニューヨークフィルとバーンスタイン、でも人気はドイツ勢に持っていかれたそうだ。
あの頃、と言ってもその10年後位の頃、席はステージ近くを取っていた、でもだんだんと倍音(モスキートトーンのような)が気になり始め、だんだんと遠くなり最後は三階の前列まで後退してやっと落ち着いた。今は高音が聞こえなくなったので何処でも大丈夫だけど後席がいい。
Midori - Message of Solidarity to the People of Japan
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五嶋みどりさんの弟さんの五嶋龍さん、先ごろ新聞で話題になりましたよね。Project R ”拉致被害者を忘れない。”、母親である五嶋節さんの拉致被害者の家族に対する思いを幼少の頃から見てきた五嶋龍さん、その思いをチャリティーコンサートでと「Project R」を立ち上げた。
↓産経新聞の記事です、時間があれば御一読を。彼の思いが述べられています。
「拉致被害者を忘れない」 五嶋龍氏、解決への思いを音楽で
そして同じ産経新聞、7月14日の記事「
拉致問題 薄れる関心…バイオリニストの五嶋龍氏が啓発訴え大学生とコンサート 「政治色強い」「怖い」と二の足の大学も」とある。
・・・引用ここから
昨年末、五嶋氏はフェイスブックで共演を呼びかけた。約40校が関心を示し、2月の打ち合わせには18校が集まった。ところが、コンサートが拉致問題の啓発目的だと伝えると、ほとんどの学校が手を引いた。
「政治色が強いからやりたくない」「怖い」などが理由だったという。日本人の拉致は政治的立場とは無関係な問題であるにもかかわらずだ。
・・・引用ここまで
記事にあるように彼の行いは「政治」ではない、彼の経験と人格がそうさせた、国連ピース・メッセンジャーであり「みどり教育財団」と言う特定非営利活動法人を立ち上げた姉の影響もあるのかもしれないですよね。
Ryu Goto:Paganini violin concerto
↑五嶋龍 7歳。
バッハを日本古典でアップデート
Ryu Goto: Unsu Kata (Shotokan - 松濤館 )
↑空手道松濤館流 三段。
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こいつらは何とかならないのか!
徳永エリ「靖国参拝について拉致被害者家族が落胆している」
民主党徳永エリ参議員が4月24日の予算委員会で嘘?「靖国参拝で拉致被害者家族が落胆」
拉致議連の紹介で国会議員の紹介の時、有田芳生の紹介の時のヤジがすごい!!
有田芳生 拉致議連議員紹介で罵声を浴びる 完全に嫌われていることがわかってしまう動画
↑「1:50」から、有田帰れの野次多数。
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音楽っていい | 日記
Posted at
2017/08/15 17:17:23