
今日から始まった企画展、
府中市制施行65周年記念「おかえり美しき明治」(「明治の微笑み」をあなたに)。土曜日、そして初日とあって結構な入場者数、開館と同時に入ったんですけどね。
ジャポニスムが始まる前、すでに江戸から明治にかけ高橋由一らによって日本の近代絵画がはじまりましたよね。今回の企画展、日本画から所謂西洋画に移る様を観ることができ、十分満足、お近くの方にはお勧め。キュレーター(最近は学芸員と言わないのかな?)の方に感謝
パンフレットに項目が記載してある。
おかえり 里帰りした明治たち
明治はこんなに美しかった
日本の知られざる鬼才画家を一挙に紹介
イングランド&ジャパン 明治絵画の美しいコラボ
150年前の美しき明治へ 日英画家が水先案内
奇跡のようなバラ
その項目に添って300点の絵画が一挙に展示されている。点数が多すぎていつもの企画展スペースだけでは足らず、常設展スペースも半分以上使っている。ざっと見るだけでも一時間はかかるんでしょうね。
ネットで探したけど殆どネットでは見つからない作品ばかり。一番強く印象に残った諫山麗吉の「甲州猿橋」、
郡山市立美術館でのコレクション投票で7位になった作品。目を近づけると日本画のような髪の毛のような線が描かれている、日本画に洋画を取り入れ、ジャポニスムの逆のような作品、これはネットにはなかった。
笠木治郎吉「下校の子供たち」
笠木治郎吉「花を摘む少女」
印藤真楯「夜桜」
吉田博「朝霧」
吉田博「川のある風景」
五百城文哉「東照宮・陽明門と神輿舎」
アルフレッド・イースト「富士山」
アルフレッド・パーソンズ「日光の小堂」
チャールズ・ワーグマン「西洋紳士スケッチのお図」
幻の画家 笠木治郎吉
幻の画家【笠木治郎吉】
芥川龍之介が小杉未醒氏を画いている。「
小杉未醒氏」
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お茶をしに府中市のお隣の調布市の調布飛行場にある「プロペラカフェ」まで。美術館の帰りに良く寄るけど、いつも美術館の企画展のパンフレットが置いてある。じっと待っていたらやっと新中央空港のドルニエの離陸、でもちょんぎれてしまった。
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最近JAXAに行っていないのでJAXA経由で帰ることにした。調布から相模原、一時間一寸でした。ナビで指定したら「高速を使え」と、いや下道で。いつの間にか入館証が東京天文だと同じくワッペンになっていた。もったいないのでそっと服に貼り、丁寧にはがして記念品。

↑新製品、食堂は平日しかやっていなので次回にでも食べる。
「はやぶさ2」はミッションを終了し、年末までには地球への帰還へ。今「はやぶさ2」は「りゅうぐう」と一緒。りゅうぐう(1999 JU3)はJPLのJPL Small-Body Database Browserで確認出来ます
JPL Small-Body Database Browserはここ。りゅうぐうのデータはインプットしてありますのでそのままりゅうぐうの軌道が表示されます。地球との距離は天文単位で表示(左下)されていますのでご自身でご計算を。
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絵とか彫刻とか | 日記
Posted at
2019/09/16 15:07:37