
←MACWORLDの創刊号表紙
わくわくしながら買いに行った。
MACWORLD、私の手元に今残っているのはこの一冊。
ありがとう、としか言いようが無い。
それ以外の形容詞が全く思いつかない。
キング牧師は「わたしには夢がある」と言ったが、
ジョブズは数々の夢を目の前に見せてくれた。
ジョブズと全く同じ時代を共有し、時代の移り変わりを見てきた。
ベトナム戦争、ヒッピー、そしてカウンターカルチャー。
ジョブズの底流には覚とした規範になっていたと思う。
常に大きなものへの抗議と反抗。
そして民衆への限りない情熱。
ジョブズ、そしてアップルの行動哲学でもあると思う。
あまりにも有名なアップルのCM「1984」。
ここで画かれているのは正に独裁者に対する抵抗。
カウンターカルチャーそのもの。
1983 Apple Keynote ジョブズのスピーチとCM「1984」
1984 Apple's Macintosh Commercial
RetroTech : Apple's 1984 Commercial - Behind the Scenes↓2012/06/17
Making of Apple "1984" Ad
Macintoshが発売された当時、日本のPCの音源はFM音源。
それに対してMacはPCM。評論家の先生方には音が貧弱とさんざん叩かれていた。
しかし、Appleは常に人間を考えていた。
障碍者にとってスピーチプロセッサーは社会との交流手段。
テキストを音として再生するのはPCMが必要だった。
そのためにAppleはPCM音源を採用した。
手探りでコネクタの位置が判るようなデザイン。
認知心理学者を雇用していた稀有な製造メーカー。
・・・
そして、1997年から始まったThink differentのCM
アップル(Apple)CM クレイジーな人たちがいる
規範となる思想に変化は微塵も無い。
今では死語になってしまったカウンターカルチャー。
楽しい生活が出来るようにと続いていた。
iPhone、iPad、生活を支え変革した。
このような、わくわくする楽しさって他にないですよね。
・・・
自分が何をしてきたかを語れる人生を送りたいと今まで来た。
そんな事は叶わぬ事だと自覚はしている。
しかし、ジョブズはそんな思いを抱かせてくれた。
ジョブズが誇らしげにプレゼンしたあのマックを早く使いたくて電車で持ち帰ったあの日。
日本発売を待ちきれずに個人輸入したcx。
電車の中でうきうきと使っていたDuo。
人生の多くの時間をMacと過ごした。
そう、あなたとね、ジョブズ!
2度と味わえないであろう感動をありがとう。
Posted at 2011/10/08 00:07:26 | |
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ぱそこん | 日記