アップル・ストア銀座
あれから26年、と言ってすぐ判る人はフリーク。
Macintoshは1984年1月24日生まれ。
前年(1983年)に
LISAが出たが、日本での価格は200万円。
湯島にあるESDラボラトリ(今はどうなっているだろう?)で遠目に眺めるのみ。
手が出せません。(当時はESDラボラトリと東レがApple取り扱い)
MacintoshはLISAに比べたら半値以下。
で、舞い上がって買っちまいましたMacintosh。
RAMが128Kしかないんでディスクコピーの時はビデオRAM領域まで使うんで、
画面が砂嵐になっちまう。(メインメモリーを一部ビデオに使用)
(後日RAMを交換し、512Kにしたら、砂嵐がなくなって少々寂しさを覚えた。)
(RAM交換はドキドキでした。失敗しらおじゃん。作業が終わって電源を入れ、
「ポ~ン」と言う音が出てマックのアイコンが画面に出た時、ホッとした。)
ディスクドライブは回転数を4分割しているんで、今どのあたりにヘッドが
いるのか大雑把にわかる。ジーコジーコと歌っている。
マニュアル中にマックの画面を見つめている
写真(マックは裏が見えている)が
あるんですが、「おーい、電源が入ってないぞ」と注意したくとも、相手は
写真、電源スイッチが入ってないんですよね。
あのジョブスもここまでは気が回らなかったのかな?
(えっと、上のURLの写真で、Manualに写っているMacintoshはDeveloper Edition
という、アプリケーション開発者向けに発売前に供給したモデルです。
正面には右下に大きな青色のDの文字が印刷されていました。
このブログを書いている方はプロトタイプではないかと書いていますが、
ある意味正解なのですが、正式には開発者向けモデルです。OSも正規発売時のOS
とは少々変わったOSでした。どっかにしまってあるんだけど?)
※8月24日修正:上のDeveloper Editionとは、正面にDの文字を印刷した物で、
マニュアルに写っているモデルはこの印刷が無い物。
ジョブスと言えば、MACWORLDの
Premier Issue 1984の写真、若かったですね。
写真集「二人のスティーブ」のほうがさらに若いですけどね。
スティーブというとマックィーンを連想される人の方が多いのかな?
私も好きな方です。「砲艦サンパブロ」でジェイクがポーハンの命を自ら
断つシーンはたまらなく切なく悲しい。
あっ、Winフリークだと
バルマーかな。
専用のキャリングケース(自転車に乗せている写真を知っている方なら
判っていただけるかも)は、もっぱら
HP-9000/216の入れ物になってる。
どういう訳かサイズがぴったりなんです。
その後、何機種か我が家にやってきたが、128Kは捨てずに置いてある。
多分、ずっと捨てないだろう。(Duo270Cもとってある)
cxは国内販売が待ちきれず、アメリカにいる友人(日本人です)に頼んで
送ってもらった。
この頃はソフトウェアのアップデートも今から考えると信じられないが、
アップルに電話をし、ブランクディスクを送ると、そのディスクにコピーし、
おまけにきれいなアップルのディスクラベルを貼って返送してくれていた。
(もったいなくて使えません。とっといてあります。)
そう言えば、EXCELに対抗してWINGSというアプリケーションが出てきたんだけど、
ある雑誌がこの試供版を付録で付けた。で、インストールした訳。そしたら、
試供版では無くて、商用バージョン。雑誌の次の号で「使用すると罰せられます」
なんて出てたけどね。
CADの関係でWinに移行したが、一番初めに戸惑いを覚えたのはダブルクリック。
マックの場合はマウスのポインターが少々動いても2回目のクリックを2回目と
して認識するようになっている。
(こういう微妙なところはAppleの
ヒューマン・インターフェース・ガイドライン
にも記述されていない。)
しかし、Winは厳格にマウスの位置だけを認識している。わずかの移動も許して
くれない。一回目と全く同じ位置でクリック動作が行われなければならない。
ヒューマンインターフェースってそんなもんじゃないでしょ。
もうちょっとこっちに擦り寄ってくんないかな、なでなではしないけど。
あと、後からインストールしたアプリで、以前のファイルのアイコンが勝手に
変わっちまう。かんべんしてね。
Macのようにリソースフォークとデータフォークに出来なかったのかな。
メディアをゴミ箱に入れてもイジェクトしてくれない。ぐすん。
ついでに一言、最近のあのピッカピカの画面、やめてくんない。
CADだと使いもんにならんのです。
ピッカピカを回避する画面に貼るシートを売ってるけど、ちょいそれは違うでしょ。
※アップルストアーの写真の撮影日は6月27日(9時30分)に撮影しました。