
緊急事態宣言は解除され、感染者数も激減したけど不安が少々残るのは誰しもの思い。上高地には沢渡でバスに乗り換える必要があるけど、沢渡までは自家用で行けるので心配は少ないけど、気分的にバスが少々ネックになっていた。
天気予報とYouTubeのライブカメラの映像を参考にしながら、閉山の前の平日、それも朝早い時間ならバスの問題も少ないと思い決行。昔は上高地のバスターミナルまで自家用で行けたけど今はだめですもんね。あの頃、釜トンネルも今のように整備されていなく、路面は凸凹、照明も少なく暗い、なのでシーズン中は今のバスターミナルが自家用車の駐車場だったけど、たまたまだけど駐車場の混雑は経験しなかった。その当時、沢渡からの国道は急に狭くなり1.5車線程度の所も、バスはボンネットバス。
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今日(11月12日)は例年と同じく、安曇野を走りたいので松本まで。笹子トンネルを抜けて勝沼ICを過ぎると白峰三山が出迎えてくれるけど今日は峰々は雲の中。双葉SAで雲の中から鳳凰三山が姿を見せてくれていた。地蔵岳のオベリスクも肉眼で。
八ケ岳PAで小休止、今日は八ヶ岳も全容は見せてくれませんでした。紅葉の中央道を進み諏訪への下り、原PAあたりで天気が良ければ穂高が見えるけど今日はそれもだめ。明日の上高地は大丈夫かと心配。
梓川SAでからの北アルプスの展望も無し、なので安曇野市役所の展望台も今日はパス。ランチを食べ安曇野をふらふら。大王わさび農場、例の水車辺り、紅葉がきれいでした。わさび農場の駐車場に戻ったら燕岳の雪で覆われた山腹が見えて来ていた。
穂高神社へ参拝、七五三のお参りですね。私の七五三は広尾の氷川神社でした。参拝を終えて山の方を見たら有明山の雲が消え頂上が見えて来ていたのでそれを見ながら穂高駅まで。北アルプスの表銀座と言われる燕から槍に至るコースの始点はお隣の有明駅。
有明駅からバスで中房温泉まで行き、そこから燕に登り縦走コースに至る、このとき、頂上が平らな有明山の裾野を回り込んで行く。最近テントが人気のようですけけど、中房温泉にもテント場がある、ここで注意しなければいけないのは地面が熱いという事。温泉だから当たり前なのかも知れないけど、初めてここにテントを張った時にはそれを知らず寝たら暑く、その時は周りも暗くなっていたのでそのまま我慢して就寝、熱くない所をさがして下さいね。
この表銀座を切り開いた小林喜作の「喜作新道」、この道のお蔭で燕から槍までの快適な縦走が出来るようになったんですよね。喜作新道の名付け親は喜作のガイドでアルプスを歩き回った画家の吉田博、多くの山の絵画を残していますよね。
奇遇というのかも知れないけど、ある時に同僚と立ち話をしていた、ある展覧会の話題となり「絵が好きなんですか」と。その方の名字は吉田さん、すると祖父が吉田博さんだと。エッ~と思いましたよね、まさかあの吉田博さんの御孫さんが目の前にいるとは思わなかった。
そして松本城へ。周りに見えるはずの山々は雲の中、常念の脇に見えるはずの槍の穂先も今日はお預け、美ヶ原は雲もなく見えていたけど意気消沈でシャッター押さず。縄手通りあたりは修学旅行らしき生徒さんの賑わい。並行して走る中町通り、ずいぶんと綺麗になりました。残念なのは松本城を模した古書店「青翰堂」が無くなってしまった事。
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今日の南アルプスは雲の中。
双葉SA、鳳凰三山が雲のなかから。地蔵岳のオベリスクが肉眼で。
八ケ岳PAからの八ヶ岳。
紅葉の中央道を走り諏訪湖SAへ。
長野道、安曇野ICで降りて「大王わさび農場」へ。
大王わさび農場の駐車場に戻ったら雪に覆われた燕の山腹が見えていた。
穂高神社に参拝。有明山の頂上が見えてきたので穂高駅まで。
松本城へ。縄手通りから中町通りを歩く、疲れた。

Posted at 2021/11/18 12:46:45 | |
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