
他の事をやっていて、テレビを点けたら番組の終間近。
PCのモニターを見ながらなんで、ななめ聞き。
いつもの「日本の技術は」という自虐技術論。
その中であの方は「廃炉技術」。
「反」の観点では「技術」は見えない。
バンケルエンジンン、レーザープリンター。
日本人はアイデアをもらってきただけだと非難する人がいる。
しかし、知的創造力がなければ為しえない事は自明の理。
過去、誰かが商品化したんだろうか?
それらの製品は技術者の発汗の結晶そのもの。
否定する理由は誰も考えられないはずだ。
リニア新幹線、始めの段階で多くの非難があった、「出来る訳がない」と。
しかし、地震のある日本にとって選択肢はこれしかなかった。
そして実験線を作り、その結果をもって営業路線への始動開始となった。
近隣の国で有機ELのテレビが発表された時、あなた方は「日本はおしまいだ」と言っていた。
現実はどうだったのか現実が証明してますよね。
当時、技術者の方々は「出来ない」と皆おっしゃっていた、その意見をあなた方は無視してた。
技術はピラミッドそのもの、頂点の高さは底辺の大きさに敏感に比例する。
高精度のものを作る時、その測定器と測定技術が無ければものの精度確保・向上は成り立たない。
そしてその測定器、これも高度技術(知恵)の集合体だ。
この日本にとって貴重な技術を「差し上げる」と言い放った仙谷由人、そして管直人。
差し上げてごらんなさい、知的創造力の無さがどんな結末を迎えるのか。
構成要素なき先端技術は技術として存在為し得ない、茶番以外の何物でもない。
現在、これだけの情報が溢れかえっていれば、誰でもある程度までの所に行きつく。
しかし「最後の一歩」、この一歩を踏める知恵があるかどうか。
この「一歩」を踏んできたからこそ今の日本があると思う。
無理かも知れぬが、自覚してほしい「日本の技術」を貶めているのはあなた方。
技術者は黙々と「一歩」づつ歩いている。
五輪憲章のように、「より速く」「より高く」「より強く」と。
諄いかもしれないけど、ピラミッドの頂点を支える無数の努力にも称賛を贈ってほしい。
日本の技術は倫理が支えている、倫理がなければ今の日本は存在しなかったと思う。
乱文失礼。(今日も少々イラッとしてしまった)
史上最高のアンテナを作る ~ALMAアンテナ主鏡部 前篇~
史上最高のアンテナを作る ~ALMAアンテナ主鏡部 後篇~
・・・・・・・・・・
先日JAXAに行った時、説明員の方が「はちぶさ2」のアンテナは受信機に集光による熱の
影響を避けるために、パラボナでは無く平面アンテナにしたとおっしゃっていた。
スロットアレイアンテナの事ですよね。
ALMAのアンテナも同じ課題があったけど、ALMAはパラボナ形状が必要なのでパラボナ表面
に梨地処理を行い、サブミリ波以外は散乱して受信機への影響を避けている。
サブミリ波だけを選択的に反射するように表面の凸凹をコントロールしているんですよね。
・・・・・・・・・・
最新理論と先端技術で宇宙の謎に挑むALMA電波望遠鏡
2009年6月16日 世界最高性能のサブミリ波(テラヘルツ)受信機の実現
―ALMAにおける最高周波数受信機バンド10の開発に成功―
Posted at 2013/09/22 19:38:31 | |
トラックバック(0) | 日記