
「私を含めた所謂リベラル派」の方々から「軍靴の音が聞こえてくる」というお声が上がっている。私、10kHz以上の音は聞こえないからか聞こえない。
戦後、「軍靴」は災害救助と日本の自衛の為にに働いた。離島の救急救命、夜間に行動できるのはあなた方の言う「軍靴」の隊員たち。
東北大震災、あの時徹夜で危険な高圧線を跨いで救助に飛んだヘリコプター、これもあなた方の言う「軍靴」を履いた隊員たち。
戦後あなた方「リベラル派」の先にいる方々何をした。よど号事件、三菱重工爆破事件、テルアビブ空港乱射事件、ドバイ日航機ハイジャック、ハーグ事件、静粛という名のリンチ殺人事件、それに続く浅間山荘事件。そして今も勢力を持つ中核派と革マル派。
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1970年3月31日、共産主義同盟赤軍派による「よど号事件」。世界革命戦争を標榜し、交番・警察署の襲撃を始め、その後大菩薩峠で鉄パイプ爆弾をによる軍事訓練中に53名が逮捕される。
そして、非合法活動のためには海外拠点が必要との方針、その拠点を北朝鮮に作るために合法的に出国できない為に「よど号」をハイジャック。時折テレビで今も存命の赤軍派のメンバーのレポートが流れるが、英雄の処遇を受けている。
26 - 赤軍派 よど号 ハイジャック事件 - 1970
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1972年2月19日、連合赤軍による浅間山荘事件。共産主義者同盟赤軍派(ブント)と日本共産党神奈川県委員会(京浜安保共闘)による新左翼団体が引き起こした。死者2名、重軽傷者27名。
この事件の前、粛清と言う名のリンチ殺人事件が明るみに出、その非道さが世を驚かせた。
昭和47年連合赤軍あさま山荘事件カラー映像
asamasansoujiken 浅間山荘事件
連合赤軍事件死刑確定前日
昭和47年群馬県妙義山 連合赤軍リンチ殺人
群馬県妙義山 連合赤軍リンチ殺人
「死の総括 -連合赤軍リンチ殺人事件-」No.948_2 #中日ニュース
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1972年5月30日、共産主義者同盟赤軍派の重信房子が結成した日本赤軍。ゴラン高原で銃器の軍事訓練を行っていた日本赤軍。パレスチナ解放人民戦線のイスラエルへの報復が任務として依頼されテルアビブ空港で無差別銃撃事件を引き起こした。
死者26名、重軽傷者73名。重森房子、偽造旅券で日本に帰国していたが逮捕、収監中。下の写真は逮捕時の勝ち誇った様な重信房子、右はテルアビブ(ロッド空港)
同じく日本赤軍がおこしたクアラルンプール事件。クアラルンプールにあるアメリカとスェーデン大使館を占拠し職員を人質に、そして日本政府に収監中の仲間の釈放を要求。三木内閣、超法規と称して日本赤軍派の5名を釈放。
新左翼戦闘史・パレスティナの英雄/日本赤軍と岡本公三
日本赤軍 岡本公三
銃乱射事件から50年 岡本公三容疑者が仲間の墓参(2022年5月31日)
「「日本赤軍」仲間を奪還」No.1125_1 #中日ニュース
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1974年8月30日、日本の存在は悪と捉えていた東アジア反日武装戦線「狼」による丸の内の三菱重工ビル爆破事件。今でもリベラルの方々は「近隣諸国」という言い方をするが、ある意味その考え方の先鋭化された末が東アジア反日武闘戦線「狼」。
死者8名、重軽傷者76名。
悲惨な無差別テロが行われた三菱重工本社ビル、現在は
丸の内二丁目ビルとなっている。
この道「仲通り」はクリスマスシーズンになると「東京ミレナリオ」で知られているきれいなイルミネーションで飾られる。この近くの駐車場を良く使うので必ず通る道だ。
三菱重工ビル爆破事件
【日本国内テロ 指名手配犯】三菱重工ビル爆破事件(1974年)
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現代史に残る事件を引き起こしたのは「私を含めた所謂リベラル派」の方々の先の方々。参議院議員山本太郎氏の支援団体の「中核派」、その中核派のアジトである出版社の「
前進社」。ビルの回りは厚い鉄板で四周を覆っている。
「革マル派」との内ゲバで互いに流血の殺人を繰り返し、襲撃に備えての防御の結果があのような四周を覆う鉄板となっている。国労と動労、これも中核・革マル同じように組合員への襲撃を許す組織になってしまった。
リベラルの方々は「保守は巧妙だ」と言う、しかしあなた方が指す「軍靴」側は戦後の歴史の中で殺戮を繰り返してきましたか?東日本大震災、あの時全世界から寄せられた激励と援助、日本の平和外交の結果ですよね。決して「軍靴」では得られない。
「軍靴の音が聞こえてくる」とあなた方は言うけれど、「軍靴」の音を響かせているのはあなた方ではないですか?あなた方こそ「軍靴の音」を響かせないでほしいとお願いする。
あなた方が歩いた跡には殺戮と破壊が残されている。
Posted at 2015/01/31 19:07:24 | |
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