
←マーティン・バロー氏。
多くの方が取り上げていたけど、世界中にリレーされた東日本大震災直後の標記
チェーンメイル、今日、ヘンリー・S・ストークス氏の著書「
英国人記者が見た 世界に比類なき日本文化」を読んでいたら、その中にストークス氏の従兄弟が書いたとの記述があった。氏の名前はマーティン・バロー氏、
平成26年秋の外国人叙勲受章者名簿に氏の名前がある。
マーティン氏は、東日本大震災の直後に、日本人の姿に感動して『日本から学ぶべき10項目』を、知人たちに発信したそうだ。そのメールが
チェーンメイルとなって世界中に伝わったんでしょうね。何方が書かれたのだろうかと思っていたけど、ヘンリー・S・ストークス氏の従兄弟とは驚いた。
以前、毎日新聞に元世界銀行副総裁・西水美恵子氏の寄稿が掲載されていたけど、すでに記事は削除されているが、
ここにその紙面のコピーが掲載されていた。
その紙面にあった東京で罹災した西水氏の元部下から西水氏への電話、状況に深い感動を受け涙声だったと言う。「今、帝国ホテルに向かって歩いている・・・ミエコの同胞は素晴らしい・・・強い余震が来るなかで・・・誰もかれも落ち着き払って・・・まわりの人を思いやって・・・助け合っている・・・こんな民族が住む国がこの世にあったなんて・・・信じられない・・・ミエコの国はすごい・・・」。
「10 things to learn from Japan.」、
書き起こした文章から引用する。
http://mainichi.jp/opinion/news/20130210ddm002070090000c2.htmlより、
※上記URLの記事はすでに削除されています。
・・・引用ここから
(1)The Calm(平静)
悲痛に胸を打つ姿や、悲嘆に取り乱す姿など、見あたらない。悲しみそのものが気高い。
(2)The Dignity(威厳)
水や食料を得るためにあるのは、秩序正しい行列のみ。乱暴な言葉や、無作法な動作など、ひとつとてない。
(3)The Ability(能力)
例えば、驚くべき建築家たち。ビルは揺れたが、崩れなかった。
(4)The Grace(品格)
人々は、皆が何かを買えるようにと、自分に必要な物だけを買った。
(5)The Order(秩序)
店舗では、略奪が起こらない。路上では、追い越し車も警笛を鳴らす車もない。思慮分別のみがある。
(6)The Sacrifice(犠牲)
50人の作業員が、原子炉に海水をかけるためにとどまった。彼らに報いることなどできようか?
(7)The Tenderness(優しさ)
レストランは、値を下げる。無警備のATM(現金自動受払機)は、そのまま。強者は弱者を介助する。
(8)The Training(訓練)
老人も子供も、全ての人が、何をすべきかを知っていた。そして、すべきことをした。
(9)The Media(報道)
崇高な節度を保つ速報。愚かな記者やキャスターなどいない。平静なルポのみがある。
(10)The Conscience(良心)
停電になった時、レジに並んでいた人々は、品物を棚に戻して静かに店を出た。
真のインスピレーションを感じる。日いずる国で起こっていることに。
・・・引用ここまで
・・・・・・・・・・
宮城県石巻市をVISIT JAPAN 大使のマーティン・バロウさんと視察して来ました。
・・・・・・・・・・
10 Things every nation should learn from JAPAN
日本に学ぶ10のこと

Posted at 2016/09/09 15:48:56 | |
トラックバック(0) |
東日本大震災 | 日記