←韓国では知らぬ人がいない「折鶴を持つ男」の壁画。
最近は・・・
「日本のオリガミ(Origami)と知られているジョンイジョプキが、行事を通じて『大韓民国のジョンイジョプキ(K-Jongie Jupgi)』として、米国社会で広く知られるよう望む」
少し前には・・・
韓国でも864年に道銑国師が折り鶴を投げて落ちた地点に玉竜寺を創建したという話が伝えられるなど、伝統では決して劣っていないからだ。むしろ610年に高句麗の僧侶・曇懲(ダムジン)が紙を日本に伝える時、折り紙も渡ったと推定される。
だと。
いつも帽子(コッカル)ばかり、鶴でも折ってくれ。
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接ぎ木でした出来ない染井吉野、それを「王桜」と言い切り、季節の火病が今や季節を問わぬ火病となって、フランスのジャパンエキスポに寄生すると同じくワシントンの桜まつりに殴り込みをかける韓国。ワシントンの桜まつり、韓国からの殴り込みら全日空が助けてくれた。
同じように日本人の大切な文化である「折り紙」。オバマ大統領が広島を訪れた時、「鶴」を平和祈念館に届けました。「サダコの鶴」、ハワイのアリゾナ記念館に大事に展示されている。その大事な日本の文化の「折り紙」、これを窃盗せんとする韓国。
始めはポツリポツリとたまに「折り紙の起源は韓国」と言っていただけだけど、最近は恥も外聞も無く正に火病的な攻勢を見せている。折り紙には紙が必要、歴史的には高麗紙と言っていた朝鮮紙、その歴史的な名前をすて何時の頃からか韓紙(Hanji、ハンジ)と言い始めたんだろうか。
そのハンジで折り紙・・・だと。そう、紙と折り紙は一心同体、折れるか?ハンジで?
「事実」を認めぬ国是、ノーベル賞は「待ちの美学」だと、永遠に待っていろ。
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そのハンジ、名古屋大学で学んだ朴英狷がこのような事を書いている「
植民地期における韓紙の変容 」。この中でハンジについてこのように書いている。
・・・引用ここから
韓国では、紙は必ずといっていいほど紙を重ねて乾燥させる。それは漉きあがった紙の厚さが均等になりにくい漉き方をしているためであって、その紙の厚さを均等にするために紙を2枚も重ねて乾燥させ、1枚の完成した紙に仕上げるのである。
また韓国の紙を強靭にするもう一つの理由は、搗砧(とうちん)にある。搗砧を行なうことによって紙を形成している繊維同士がその結束を緊密にし、やはり強靭さを増すのである。
・・・引用ここまで
すなわち、不均一な手漉きしか出来ないので2枚を重ね合わせる事で平準化を図り、さらに紙の表面の凸凹をを均し、平滑化する為に紙の表面を叩く搗砧の行程が必要なのが高麗紙(ハンジ)の特徴であり、その結果として現在の彼らの言う「和紙よりも強い」というハンジが生まれる。このような紙で「折り紙」なぞもっての他である。
上記の「植民地期における韓紙の変容」にこのような記述もある。
・・・引用ここから
朴趾源は『熱河日記』で次のように述べている。
高麗紙は絵を描くのに適当でなく、搗練(とうれん)しない物は毛羽が多く立ち、打った物はあまりにも堅く尚筆が滑りやすいので墨を吸わない。紙は墨をよく吸い筆跡の様態をよく表せる物を貴重な物とするが、丈夫で破れない物はまだそこには至っていない物である。
・・・引用ここまで
古い時代、中国でも日本でもこの搗練は行われていた。しかし、そんな事をしなくとも均一に漉く技術を獲得したので中国・日本ではこの搗練は過去の遺物。しかし、日帝に技術を収奪されたと叫ぶ韓国、伝統的なハンジでは未だにこの搗練が必須の行程になっている。
併合時に、朝鮮総督府は農家の収益向上の為に希望者に和紙の製法を伝えた。日帝残滓と言いながら、伝統的なハンジを漉く時に和紙製法の一つである「トロロアオイ」の使用を行うようになっているのは恥ではないのか?技術を収奪されたと言いながらなんで日本の技術を使う?
あちこちに書いてあるが、李氏朝鮮の世宗大王が朝鮮通信使に「和紙の製造法を調べよ」と命じた事が書いてあるけど、結局彼らは難しくて学べなかった。日本統治時代の朝鮮総督府の講習でやっと獲得したんですよね。
ついでだけど、浮世絵にもなっている静岡の有名な薩た峠。駿河湾観光連盟などの解説だと朝鮮通信使を迎える為に、時の幕府が威信をかけて道を開いたと書いてあるけど、この道が出来たのは威信なぞ関係なく、前年の安政の大地震で平地が生まれたから。それ以前から道の必要性はあったが険しすぎて出来なかっただけで、地震が生んだ平地が理由。誰が朝鮮通信使に話を繋げたんだろう?
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誇らしげに「文化財の修復にハンジが使われたニダ」と言っているけど、伝統的なハンジでは修復時に裏打ちに使えるような薄い和紙の代用には決してなりえない。透ける紙なぞ作れないハンジ、段ボールのような厚手で漂白剤まみれのハンジに出番は無い。
でも韓国はいつものように狡猾である、狡猾だからこその韓国。その狡猾な韓国はちゃんと考えている、中国の溜漉き、そして併合時代に日本の技術者が伝授した日本の手漉き、それらを「Hanji」としてあたかも自国の製法であるかごときに世界に広言している。
↓伝統的なハンジの製法。6:47
5:30 辺りから伝統的な強靭な板紙にする打ち紙(搗練)。(2022/8/11、元動画が非公開になったため、同様な動画に入れ替え)
Making hanji in Korea: a winter apprenticeship in papermaking
Making hanji: Korean papermaking by Shin Hyun Se
VIDEO
↑3:12からの紙漉きは韓国伝統の高麗紙の手法が紹介されているけど、4:58からの紙漉き方法は併合時に希望者に伝えた和紙の製法。彼らが韓紙と言うとき、和紙もハンジとして「我々のもの」として紹介。
↓ハンジとして紹介している中国の製紙法の溜漉き。
Making Hanji Paper, Jeonju, South Korea
VIDEO
↓併合時代に伝えた和紙製法もハンジと言う。
Hanji (한지-韓紙) - Fabrication du papier traditionnel Coréen
VIDEO
韓国の目論見として、何も知らぬ人はハンジで折り紙と言われても、朝鮮伝統の建材に使う固いハンジでは無く、上の動画の他国の手漉き紙をハンジと思わせるんでしょうね。これで韓国の文化窃盗は達成される訳か。ハンジと折り紙、辻褄をあわせようと着々と計画は進行している。
韓国ではアジア各国の手漉き製紙方法を「Hanji」と称して紹介している。ほとんど全てのアジア各国の製紙方法がすでに「hanji」として「ウリのものだ」という事になってしまっている。くどいが和紙も「Hanji」として紹介されている。現代の「Hanji」、和紙製法のもっとも重要な「トロロアオイ」これも使っている。
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ある意味、国とは文化の集合体、そして文化は歴史のみでしか獲得する事は出来ず、付け焼刃では獲得できない。茶道・剣道、日本が長い歴史を掛けて作り上げたきた文化、文化を守ることは国を守ること。無教養に韓国に加担するリベラル、二重国籍の何処かの党首が「日本のために」と言うが、ちゃんちゃらおかしい。
文化を守る為には文化を知るしかない。教育の問題もあるのかもしれない。他国の人に日本の文化はと聞かれて、それに答える自信は誰もがもっているんだろうかと思うと心寂しい。私自分も含めてね。
Posted at 2016/10/08 13:59:21 | |
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