
12月13日夜の沖縄でのオスプレイの不時着(着水)、事故の内容が伝わってこなかったけど、乗員2名負傷だけで全員救助されたので緩やかな着水だったと思ったら、機体は全損だったんですね。
救助にあたったのは東日本大震災の時に沖縄から飛んできてくれた米空軍第33救難飛行隊の救難ヘリ(HH60)。
報道で空中給油時のミスで、プロペラが給油ホースに接触しプロペラ破損、住宅地上空を飛行せざるを得ない普天間への帰隊を避け、キャンプ・シュワブに向かう途中に飛行不能になって不時着したんですね。シュワブにはヘリポートはないけど着陸可能なグランドはある、そのグランドには民家の上を飛行せずに海上から向かえる。だからシュワブに向かったんでしょうね、普天間では無くて。
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そして12月15日、朝日新聞は『
「感謝を」米軍発言 怒る沖縄「ごめんなさいでしょう」』と伝えた。非公開の安慶田(あげだ)光男副知事と四軍調整官のローレンス・ニコルソン中将の会見で米側から沖縄県側への発言と言う。非公開の会談なんで誰も確かめようもない。
・・・引用ここから
在沖米軍トップの発言が波紋を広げている。「住宅を避けたパイロットは称賛されるべきだ」「むしろ感謝すべきだ」。
「パイロットへの気遣いがないということで、感謝しなさいと言われた」。
県基地対策課によると、県の担当職員や米軍側の軍人ら複数人が同席。県と米軍それぞれの通訳がついて会話が進められた。
・・・引用ここまで
朝日新聞は、非公開の会談の内容を漏らした副知事の発言をそのまま報道した。
沖縄県の担当者は『
非公開だったため、副知事が報道陣に語った以上のことは県としてもわかりません』と言う。
つい先日、こんなツイートがあちこちで引用されていた。
朝日新聞、あなた方の言う『十分な』取材、されたんですよね、当然発言したと言うニコルソン中将にも確認の取材はされたんですよね、それが初歩的な取材なんですよね?
ニコルソン中将の記者会見の内容は
在日米海兵隊のHPに掲載されてます。
・・・引用ここから
「昨夜10時ごろ、一機のオスプレイが米空軍C-130給油機から補給中、給油機から伸びていた給油ホースを切断し、ローターブレードに損傷を与えました。ホースが外れた後、機体は危険なほど振動し始めていました。パイロットは沖縄の人たちや住宅地上空を飛行する危険を避けるため普天間飛行場に戻ることをあきらめ、即座にキャンプ・シュワブ方面へ向かう決断を下し、浅瀬に不時着しました。これは搭乗員と沖縄の人々を守るための行動です。非常に困難な状況下での素晴らしい判断です」
「この事故が起きたことを遺憾に思います。しかしパイロットの行動と、沖縄の人たちを危険に巻き込まないために下した彼の判断は後悔していません」
・・・引用ここまで
朝日新聞さん、この記者会見には出席されたんですか?出席されたのなら、当然「感謝しる」という件についてのご質問はされたんですよね?十分な取材の結果のご報告をお願い致してよろしかったでしょうか?「感謝しろ」なんて言い方、したのかな?????
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前在日米軍軍最高司令官のジョン・ドーラン米空軍中将、現役パイロット時代(当時は大尉)、今回のオスプレイの事故と同じように空中給油の時の事故で大変な事になりなしたよね。三沢からフロリダにF-16で向かう途中、空中給油の時に下方から給油機であるKC-135がF-16に衝突。
飛行不能となり太平洋上にベイルアウト、そこは日本列島から1,120キロ離れていた。当然ヘリはそこまでの航続距離は無いし、空中給油を受ければ行けるが準備の時間は無い。近くに航行中の船舶があったがタンカーなので海上浮遊状態からの救助は不可。
海上自衛隊の「第71航空隊」のUS-1(救難艇)が向かった、遭難地点はピンポイントで判明はしていたが、遭難地点での許される作業時間は30分、それ以上だと帰隊出来ない。要救助者の発見から救助し離水まで20分、救助した海自の隊員には米空軍から勲章が授与された。
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目に涙浮かべ深々と謝罪 辛坊さんら厚木基地で
Posted at 2016/12/16 17:45:35 | |
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