
←消防団の放水。
昨日、出初式があったので見に行ってきた。消防職員・消防団の行進、消防職員の訓練、車両分列行進、木遣りと梯子乗り、そしてビルのセットでの消火活動訓練等があった。
パンフレットにも書いてあったけど、出初式の始まりは1657年(明暦3年)の江戸の大半を焼いた明暦の大火の後、江戸を再建中の1659年(万治2年1月4日)に上野東照宮で出初が行われ、その事が江戸の町民に大きな希望を与えた事が始まりだそうですね。
この後に、毎年この1月4日に上野東照宮で出初が行われ、それが全国に伝わったのが現在各地で行われている出初式だそうですよね。明暦の大火、別名「振袖火事」と言われていますけど興味のある方はWikiをご覧に。
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木遣り、江戸時代に町火消が作られ、町火消が正月の1月4日にいろは47組と深川等を担当する16組、それぞれの組の町内で梯子乗りや木遣りを披露したのが現在まで伝わっているんですよね。(彼らの大半はトビ職だったので高所はお手の物だったようですよね)
江戸時代の火消、本職はトビ職で火消は町から御金が支払われていたけどほとんどボランティア。詰所に寝泊まりし、枕は木、夜中に火事が起こるとその枕になっている棒の端を叩いて全員を起し、纏を掲げて向かった。寝姿、想像できますか。
それが現在の消防団。東日本大震災で自衛隊や米軍の活動がクローズアップされているけど、それ自体は間違いない。しかし、分断され、通信網までも失った地帯で人々を守ったのは消防団の方々。
津波が襲来した時、危険を顧みずに堤防の水門を閉じに行かれたのは消防団の方々、50名以上の方々がその事で犠牲になられた。最後まで「高台に避難して下さい」と避難を呼びかけた宮城県南三陸町の遠藤未希さん、彼女のお父様が何故にとの問いかけに対して「使命感」と答えていました。
そして消防団の担当とは言え、危険を覚悟して堤防の水門を閉めに行かれ、遭難された消防団員の方々。同じ消防団員の方、何故にとの問いかけに「使命感」と答えていられた。偶然かもしれないが、遠藤未希さんのお父様も同じ「使命感」と、首を垂れるしかない。
消防団の方々の待遇、総務省の『
報酬・出動手当について』に記載がある。そのページの「(1)報酬及び手当」、ここに記載されている報酬は年額です。
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消防団、車両分列行進。
木遣り、梯子乗り。
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埼玉西武消防局、昨年行われた第46回全国消防救助技術大会で「ほふく救出」が一位、そして「ロープブリッジ救出」四位の成績だったそうです。この大会での西武消防局の動画が無かったので他の動画での「ほふく救出」と「ロープブリッジ救出」の様子を。
【公式】第46回全国消防救助技術大会 (仙台・宮城)
【新潟シティチャンネル】精鋭たちの雄姿!!「救助特別訓練」(新潟市消防局)
↑0:38からロープブリッジ救出とほふく救出。
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天皇皇后両陛下が出席 消防団120年式典に(13/11/25)
【KSM】東日本大震災 鳴らし続けた半鐘 大槌町消防団第2分団 2011・3・11
平成24年度受賞者:岩手県大槌町消防団第二分団
陸前高田市消防団員の津波映像 フル映像その1
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産経新聞の記事『
12競技場、すべて完成 組織委「ハード面は万端」』。大会組織委員会が発表したそうだけどアルペンの会場は?
↓観客席、今朝はまだこの状態だけどね?????

Posted at 2018/01/08 09:19:16 | |
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