
←雁坂トンネル、山梨側料金所。
雁坂トンネルを抜けて山梨県立博物館まで行ってきた。素直に行く方法は勿論中央道だけど、ドライブという事なので遠回りの山越えで。
エンジンを掛けてスピーチコントロールボタンを押して「山梨県立博物館」と叫んで、リストの出てきた山梨県立博物館の番号を叫んで、新規目的地云々と言うんで「はい」でナビ開始。そしてルートを一般道で。経由地は設定せずに走り始める。
走り始めるとどうやら国道20号線を選択しているみたいだけど、その方向とは逆方向の国道299号線に向かって走り始める。指示を無視して走る続けると到着予定時間が徐々に増えてくる。正丸トンネルを超えると山伏峠を越え、柳沢峠に向かと・・・
そのまま気にせずに国道299号から国道140号に入る。しきりに「戻れ」の指示、とうとう到着予定時間が当初の時間から+2時間となる。この時点で雁坂トンネルを抜けた方が遥に早いのに「戻れ」の指示が。やはり山伏峠を越えて柳沢峠に向かえと。
道の駅「大滝温泉」手間でやっと雁坂トンネルを抜けるルートに気付いたようだ。一気に到着予定時間の+2時間になった分が修正され、走り始めた時に示された時間になる。何でそれだけの時間差があるのに、ルートの修正が行われなかったのか不思議。馬鹿なナビ?
・・・・・・・・・・
雁坂への峠道、事前に
雁坂トンネルのHPを見たら「走行車線上には雪はない」となっていたけど、トンネルの少し手前の登りの箇所で50m程アイスバーン、少しずるずるしたけれどDSCのおかげなのか無事通り抜けられました、ありがたや。
雁坂トンネルを抜けると延々と続く下り、国道20号にでて南アルプスを見ると頂上稜線は全て雲の中、残念でした。山梨県立博物館は国道20号線から僅かに外れた所、祝日なので混んでいるかと思いきや駐車場は空いていて楽でした。
博物館を見ていつも思うのは、日本人は歴史の中で「豊かで多様な発想力」を持っていたという確信。例えばこの博物館だけではないと思うけど江戸時代の泥面子、これでもかという程の多様で豊かな感性を感じさせるデザイン。世界中にコレクターがいる根付も同じですよね。
↓
泥面子。
そして見逃してしまうかも知れませんが、平安時代(12世紀)に作られた愛染明王坐像、その像が持つ和弓。中国や朝鮮半島ではモンゴルから短弓が伝わった、しかし日本にはその形は伝わらず、日本は日本独自の形状を発想し、そして日本独自の使い方を生み出した。
その弓が和弓、短弓や西洋の長弓と異なり、上下非対称の形状。そして最も特徴的な所は長さの三分の一の部分を掴むという日本の弓だけにしかない持ち方。一番振動が少ない所を持つ事により、命中精度を上げる。日本人のステレオタイプ「独創性が無い」そうかい?
↓
愛染明王坐像。
・・・・・・・・・・
山梨県立美術館の喫茶コーナーは「
平成27年3月22日(日)をもって営業終了いたしました。」という事なので、少々離れているけど山梨県立美術館のレストランへ。着いたら駐車場が満車状態、過去混んでいる事は一度もなかったので面食らった。
美術館は見ずに、お茶だけして退散。
・・・・・・・・・・往き
・・・・・・・・・・
道の駅「大滝温泉」
ループ橋を渡って。
雁坂トンネルへ突入。
長っ、中々トンネルから抜けない。
山梨側に出た
山梨県立博物館
・・・・・・・・・・以下帰路
・・・・・・・・・・
国道20号からの富士山
道の駅「甲斐大和」
例のお手紙
今日も真っ暗になってから通った大垂水峠(通った事のある方なら何が写っているか判りますよね?)

Posted at 2018/02/13 07:17:01 | |
トラックバック(0) |
絵とか彫刻とか | 日記