
ステアリングを回す方が楽しかったので、アップグレード・パッケージに含まれている中の「HiFiスピーカー・システム(205W、7スピーカー)」について、その音質については特に違和感がなかったので気にせずに聞いていたけど、なだらかな道が続く鎌倉まで聞きながら行ってきました。
CDとの比較はせず、今まで118dで使っていたUSBメモリーに入れてあるFLACデータを流した。前の118dと同じく、どの座席でも同じ定位で音像定位するので一安心。ダッシュ上にあるセンタースピーカー、効果は絶大、音像定位が正確になり、聴感上のハイエンドまで立ち上がりのいい鋭い音を出してくれる。前の118dでは、ややもすると定位が曖昧だったけどはっきりした。
私の好きな音質はホールの前席では無く、3階席辺りの楽器の音が柔らかく混ざり合った音が好きなんだけど(例えば文化会館の3階席)、前の118dは正にその音を出してくれていたので気持ちよく音楽を聴くことができたけど、ファッショニスタは少々違う。
でも、ディラーで受け取って帰ってきた道中、ずっとFMを流し続けていたけど違和感を感じずにドライブ出来ていた(現在も同じ)事、そして続けて聞く事で耳が慣れてきて馴染んできた事が、音質の否定では無く肯定の証明なんでしょうかね。
ローエンドは伸びている(ブーミーだけど)、エンヤの曲、Caribbean Blue/Wild Childなんかを掛けると重低音とまではいかないけどそれに近い響きが車内を包み込んでくれる。多分、運転を阻害しないように、音に意識を集中させず、運転中に快い音を提供するようにしているんではないかと思う。ホームオーディオとは違う一面ではと思う、ある意味BMWの思想なのかと感じる。
アフターマーケットには数えきれない程のトレードインスピーカーやDSP等の機器が網羅されているけど、例えばアンプとスピーカー、アンプの特性とスピーカーは密接な関係がある。タンノイ、マッキントッシュのハイエンドのメインアンプより遥に低出力で非力な上杉研究所の真空管アンプの方が遥に浪々とタンノイを鳴らす。
そして皆さんご存じのようにホームオーディオの比では無い多くのピーク・ディップのある車内空間の音響特性。そしてスピーカー自体の周波数や過渡特性、DSPでシステム全体として纏めた結果が純正システム。当たり前だけど少しでもインピーダンスが異なれば音量バランスが崩れる。スピーカーの周波数や過渡特性が異なれば純正で設定した特性と異なってしまう。
純正のオーディオはDSPでどの座席でも同じ定位が得られるようになっている、モニターを注視しようとモニターの前に顔を動かしても音像は着いてくる(確かアルパインがこの手のパテントを持っていると思う)。アフターでタイムアライメントを調整する為のDSPアンプが多くあるけど、それを使った時、全座席の定位はどうなるんでしょうかね。
デンソーテンの「プレミアムダブルツィーターシステム」やMAZDA3の標準オーディオは全席で同じ定位が得られるようですね。
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クネクネ道がなるべくなくて淡々と走れるという選択で鎌倉まで。国道16号から国道129号、そして国道246号で厚木を抜けようと思ったけど国道129号が何やら徐々に渋滞してきたので相模原愛川IC圏央道、そして茅ヶ崎海岸ICまで。あとは国道134号で。134号渋滞無し。
今日は海側からの風が強く、134号を走っていると風で飛ばされているのか土埃状の細かい砂なんだろうか薄く霞んでいる。車の中は冷房なんで涼しかったけど鶴岡八幡宮の駐車場に停めて外に出たら暑い!
参拝して、鳩サブレを買って鏑木清方記念美術館。小町通り、暑くてボ~となる、マスクが安かったけど在庫が一杯あるのでパス。帰路は大船駅の近くを通って只管北上、ナビの有難さを痛感。以前は地図片手でしたけどね。
腰越で、以前からあるけど「朝どれフライ」、フライになって獲れるのか?
七里ヶ浜、波高し。
鎌倉高校前駅を出てきた江ノ電。
到着。
参拝。
豊島屋で鳩サブレー。今日は焼きすぎか?
豊島屋から小町通りを通って鏑木清方記念美術館へ。
今日の展示作品から二点。
「あさ露」
「教誨」

Posted at 2020/09/20 07:43:39 | |
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