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世紀末、美のかたち

ラリックやガレ、ドームの作品だと言う事で行って来た。
殆どが北澤美術館の所蔵品。
なにやら北澤美術館の喧騒も付いて来たようだ。

見たいのはラリック。
ガレはジャポニスムとは言え、独特な濃さが馴染めない。
ガレも光も緻密に取り込んではいる、でもね・・・

心の中までを抉り出されそうなガレ。
心を優しく包み込んでくれるラリック。
そういう意味でラリックに見入ってしまう。

Webにはラリックやガレ、ドームの作品は多く見ることが出来る。
しかし、目の前にあるような臨場の「光」がそこには差し込まない。
顔を動かすと反射や透過した光がきらめくこともない。
ここにも写真を貼ろうと思ったけど、あの「きらめき」が写真にはないのであきらめた。

彼らの作品は、光があってこその芸術だと思う、光が無ければ単なるガラス細工。
展示にもう少し工夫してほしかった。
清里にある、清里北澤美術館は光をうまく取り込んでいると思う。

↓一点だけ、ラリックのカリプソ。（ブローチの「羽のあるニンフ」を貼りたかった）


今日は常設館では「明治・大正・昭和の洋画」という展示が行われていた。
（こっちの方が面白かった、と小さい声でね）
でも企画展なんで、小山田二郎の「手」は展示されてなかったのが残念。

チャールズ・ワーグマン「街道風景」、高橋由一らを育てた画家。
↓街道風景、探したけど無かったんで代わりに「宿場」


それと、吉田博の「高原の池」
氏は喜作新通の命名者としても知られてるけど、お孫さんが会社で同僚だった。

※
今日のお供のCDは「AND I WILL DREAM AGAIN...」
↓ジャケット、企画展のパンフレットや図録と色調やデザインに違和感がなかったので、あらら。

昨年は何を持っていったのか全く思い出せない？
今年もいよいよあと僅かですね。
朝早く行くか、前日に近くまで行くか考慮中。

参加の申し込みをすっかり忘れていて、
先日カミノさんのブログを見て気付き、
慌てて申し込みました。

さて、今年のビンゴの景品。
なににしようかと・・・
写真のセットに暫定決定！

タツミムックの「PRIMERA MAGAZIN」とDVD:MI3
ハイパーレブの「PRIMEERA」とDVD:TRANSFORMERS
それぞれの組み合わせで2名様！
一人一点、だからこんな事すると余っちゃうか？？？？？

雑誌は大切に保管していたので色痩せや折れ、よごれなど全くありません。
だけど、付属のDVDは友人が「おまえDVDすきだよな～」って言ってくれたもの。
「同じの持ってる」と断るのも悪かったので・・・

このDVD、友人もどこぞからの巡り物、盤面の傷無く、再生確認をしましたが、
ケースは少々汚れあり、入っているべき説明書等が欠落していますのでご容赦を。

・・・

↓私のUK、はるばると海を越えてここから来たんですよね。
nissan Sunderland Factory

↑ビデオウィンドウの中でもう一度クリックしてくださいな、するとビデオ再生。

※
今日、アメリカ産の「トンプソン・シードレス」という葡萄を食べた。
うまい！！！！！
何やら、面白い歴史を持っている葡萄なようだ。

※※
今日観たDVD。
　　ナイト・オブ・ザ・スカイ（LES CHEVALIERS DU CIEL)
　　交渉人(THE NEGOTIATOR)
　　スリーキングス(THREE KINGS)
アルプスを背景に飛ぶミラージュ2000、きれいだ。

今日は68年前の今日とおなじように冷たい雨。
あの時、冷たい雨に濡らされて学生たちは赴いた。
・・・

小高い丘の上に無言館はある、
上田から別所温泉に向かい、別所温泉の少し手前から
県道82号線に入り少し行くと右手の丘にある。

美術館の入り口には
　　戦没画学生慰霊美術館
　　無言館
とある。

報道され、ブームとなり、静けさとは無縁の時もあったようだ。
赤いペンキで汚されたこともあったようだ。
それを忘れないようにと、モニュメントに赤いペンキが塗られたそうだ。

美術館に入り口には何も無い、入り口を過ぎるとそこはもう美術館。
私が行っていた頃は出口で入場料としての篤志を置くのだが、自由意志なので、
置かずに出たり、入り口から出たりと難しさがあったようだが、今は決まった入場料となったようだ。

でも、ここ来る人々は意識を持った方が多く、
無言館の名前のごとく、静かに無言で画と対峙し、絵が画かれた時代に心を馳せていたと思う。
書かれた時代を思うと締め付けられる。

館主であられる窪島 誠一郎氏、氏は水上勉氏のご子息。
色々な論があるが、氏のこの結果としての行為をを考えると、氏を否定する事はできない。
無言館、維持し運営するのは大変なこと、十字架の建物に氏の意思が見える気がする。

★戦没画学生「日高安典」・最後の一枚

昭和18年（1943年）の10月21日は
雨降る明治神宮外苑競技場で
「出陣学徒壮行会」が開かれた。

勿論、私はこの時にはまだ生まれていない。

この行進曲は陸軍分別行進曲（抜刀隊行進曲）
軍事顧問団として来日していたフランス人の
シャルル・ルルーの作曲。

演奏は陸軍戸山学校軍楽隊。
戸山学校の現在は学習院女子高等科の敷地、及び周辺。

祖国の地を再び踏めたのは何人だろうと考えると
たまらない。

ドナルド・キーン氏が太平洋戦争で日本兵の尋問官として参戦した時に読み、
感激したという日本人捕虜の日記。
この中の何方かの日記だったのだろうか。

学徒出陣


・・・

そして僅か21年後の奇しくも同じ10月、そして同じ場所。
古関祐而作曲「オリンピックマ－チ」によって世界が集った。
開会式1964年10月10日
閉会式10月24日

東京オリンピック日本選手団入場　1964　Remaster
東京オリンピック開会式　　　　　（1964年）
The Tokyo 1964 Olympics Part 1 | Olympic History
"Olympic March"　オリンピック・マーチ　古関裕而
映画「東京オリンピック」　開会式入場行進

↑2013/10/30：動画削除のため入れ替え、君が代から入場行進は10:00あたりから。
　PLAYボタンで表示される「Watch on YouTube」をクリックすると別ウィンドウで再生します。

・・・

映画「JFK」で、
ギャリソン検事（ケビン・コスナー）の最後の陪審員に対する陳述の中での言葉に
「愛国者は自分の国を政府から守るべきだ」という台詞がある。
好きな言葉だ。

←NeXT CUBE
　ジョブズの魂
　20年前の製品とはとても信じられない！

iPhone4S
4S=For Steven
誰ともなく言われ始めたのかな？
AT&Tでは過去最大の販売台数だったようですね。

Steve Jobs Homage Ads
Ads of the World（世界中の広告のアーカイブサイト）
で世界各国作られたJobs追悼のイラストを掲載しています。見るたびに増えてゆく。

色々な分野の方々が追悼のコメントを寄せられていますが、
孫正義氏の言葉「現代のレオナルド・ダビンチ」、その通りだと思う。

多くは経営者としての手腕という観点でコメントを寄せている。
しかし、これはジョブズの本質を逸する。

ジョブズにとって利益は結果。
目的は良い製品を世の中に送り出すこと。
彼の頭の中にはそれしかなかった。

ジョブズの年収は1ドル。
世界でもっとも低収入の最高責任者。
普通の人間だったら誇らしげに広言するだろうに、それすらしない。

レイオフはあった、しかし彼は社員にとって暖かい会社を創ろうと努力をおしまなかった。

PIXARもジョブズの写真を掲示している。
現在は表示されたHPのSteve Jobs: 1955-2011をクリックすると写真が表示される。
↑2011/1024追記。

NeXT Cube 写真集
ジョブズの精神が隅々まで行き届いている。
抜き勾配の無い四角のマグネシウムのキャビネット。
芸術的な美しさの基板。

NeXTcube


※
山中伸弥教授のiPS細胞、氏によればiを小文字にしたのはiMacやiPhoneにあやかろうとの
おちゃめだそうだ。氏は今懸命に国際特許の取得に力を注いでいるそうだ、特に米国の
ベンチャーを特に警戒しているようで、米国のベンチャーに特許が握られれば高額の
医療費となり、一般大衆にとって脅威となるからだそうだ。
すごい！
我々はこのような人々の手によって生かされているのかな。

※※
そう言えば、CUBEって映画「トランスフォーマー」の中のキューブはNeXT CUBE？
eBayでnext cubeで探したらnext cubeはヒットした。
だけどサムが出品した「眼鏡」は見つからなかった。
でもサムのID「ladiesman217」は何故だかあった？