
淡島千景さん、名女優、残念でした
唯一持っている淡島さんのDVD
「Going West 西へ・・・」を日曜日に見てた
もういらっしゃらないと思うと、見ているとこみ上げる
女優も男優も薄くなってしましましたね
見る側も薄くなってからからなんでしょうかね
ネットで「Going West 西へ・・・」を検索してみたんですよ
すると映画評論家の方の評論に行き当たりました
映画瓦版というところ
そこから一寸引用
・・・引用ここから
映画としてはまったく面白くもおかしくもない退屈なでき。
物語に伏線というものがなく、あらゆる出来事が突然はじまるから、
観ているこちらは面食らってしまうのです。
製作者たちはこの映画を通して「老人問題」を描きたかったらしいのですが、
こんな無神経な描写を平気でまかり通らせておく人間に、まともに
「老人問題」が語れるとは思えません。もう少し神経を使って欲しいものです。
老人が主人公のロードムービーですが、主人公が松山行きを決意するきっかけが弱すぎる。
老人のロードムービーとしては、ジェシカ・タンディの『カミーラ/あなたといた夏』
という佳作がある。
たぶん参考にしたとは思うんだけど、その足もとにも及んでいない作品だ。
失敗作や駄作というのではない。これは技術がないまま映画を作ってしまった結果なのだ。
・・・引用ここまで
何とも、この映画で画かれている「人生と愛」というものを全く理解されていない。
「人生」というものを学んでほしいと思う
・・・・・・・・・・・
気になって他の評論も見てみようと知っている映画を探したら「真実の行方」の評論があった
評論を一寸引用
・・・引用ここから
法廷サスペンスにシンプソン事件とサイコスリラーをブレンドした、ひどく後味の悪~い映画。
アクロバティックな法廷戦術を駆使して被告の無罪を勝ち取った弁護士が、
じつは被告に一杯食わされていたという物語だ。
最後の最後に用意されている大どんでん返しに、僕は釈然としないんです。
脚本では映画の導入部から前半にかけて、主人公の嫌らしさってのがたっぷりと
描かれています。
一時は検事局でエリートコースを歩んでいたものの、金になる弁護士の職に
鞍替えした主人公は、
「法廷の真実とは、陪審員の頭の中にある真実だけだ」と言い放ちます。
・・・引用ここまで
引用しようと思っても要点が全くないんで引用に苦労したんで適当に引用
気になる方は「映画瓦版」で検索してみてくださいな
さて、この評論家の方、同じブログで「聖書&キリスト教ナビ」なんて案内もやっている
不思議だ、
以前ブログで「レクイエム」の中で大司教が殺され
エンドロールでもレクイエムがと書いたが
この方意味がわかってるんだろうか、レクイエムが流された意味が
大司教の受けた傷が78個所、そして大司教の受けた傷の中の「B32,156」というメッセージ
メッセージは教会の書架にある蔵書の番号と頁数
その蔵書(
ナサニエル・ホーソーン、緋文字)に書かれていた内容は
「内なる顔と外部に対する顔を使い分ける者はやがてどちらの顔が真の顔かがわからなくなる」
と
きちんと見ていればあなたの言う「どんでん返し」なんて存在しない
リチャード・ギア演ずる弁護士ヴェイルもバーで記者に二つの心を明かしてましたよね
大司教が受けた78個所の傷、「聖書&キリスト教ナビ」をやられているから
何か書かれているかと思いきや全く触れられていませんね
モーツァルトのレクイエムもしかり
結局、自分の壁以上の事は理解できないんでしょうね
78という数字から連想するのは詩篇78、そしてバッハのカンタータ第78番
これ、思いつかなかったんだろうか「聖書&キリスト教ナビ」をやられている「映画評論家」の方
詩篇78は一寸遠い、多分78はBWV.78を暗示していると思っている
その暗示している個所はBWV.78の中の第7曲コラールと思う
BWV.78のChoral、
訳詩をここから引用させていただいた
VII.Choral
Herr, ich glaube, hilf mir Schwachen,
主よ、あなたを信じます 私の弱きを助け
Las mich ja verzagen nicht;
絶望からお救いください
Du, du kannst mich starker machen,
あなたこそが私を強めてくださる
Wenn mich Sund und Tod anficht.
罪と死がわたしを脅かす時に。
Deiner Gute will ich trauen,
あなたの慈(いつく)しみをより頼みます
Bis ich frohlich werde schauen
やがて喜びのうちにあなたに見(まみ)える時まで。
Dich, Herr Jesu, nach dem Streit
汝、主イエスよ、戦いの後
In der susen Ewigkeit.
甘き永遠のうちに(あなたを仰ぎ見ることができますように・・・)
Bach: Jesu, der du meine Seele 7 Choral
J.S. Bach: Jesu, der du meine Seele, Cantata BWV 78 - 7. Chorale: Herr, ich glaube, hilf mir...
↑2020/1/26、元動画削除の為入れ替え。
決してサスペンスでもないし、ましてやスリラーでもない・・・
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ハリウッド、というよりアメリカ人と言ったほうがいいけど、底辺に流れているのは熱き宗教心
物議をかもす話題が絶えない人だけど、私財をなげうって「パッション」を製作したメル・ギブソン監督
映画、見方を変えると色々と見えてくる
パッション、人間の罪を一身に受けるイエス
自分の体を傷つけ、神に祈りをささげるダ・ヴィンチ・コードの暗殺者シラス
そしてシラスは自らに痛みを与えるシリスを太腿に巻き付ける
「真実の行方」、78個所もの傷を与えられて殺害された大司教
原罪を現してしているのだろうか
宗教、深きものだと思うけど、日本はそれを失いつつあるのかなと思ったりする
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そういえば「小説家を見つけたら」の評論もあったけど全くの噴飯もの。
別の機会に書こうと思う
ついでに他の映画評論家の方のも覗いたけど、これもその時に書きたい