
←
SONY MDR-ZX310
先月からお仕事モードに突入してしまった為、移動時の
お楽しみの為にNexus7用のヘッドフォンをさがした。
耳栓タイプはだめなのでオーバーヘッドタイプ。
試聴用にNexus7に入れて行ったソース。
伊勢正三:22才の別れ
イルカ:なごり雪
ビリーバンバン:君の詩
吉田拓郎:洛陽
ユーミン:いろいろ
フルトヴェングラー:ベートーヴェン 9番
ゾルマン:ベルリオーズ 作品14
ランデ:チャイコフスキー 作品64
フルニエ:バッハ無伴奏
ノジマの売り場に展示されているヘッドフォンを端から試聴。
一万円以上のヘッドフォーンから数千円のものまで上のソースで試聴してみた。
販売価格に関係無く多くは盛った音、量感や低域は出ていても音階やタッチが・・・
今PCに繋いでいるスピーカーはBOSEだけど、これはPCで映画を観るという前提で使っている。
映画の場合はある意味低域の量感や質が映画の命であるという一面があると思う。
ヘッドフォーン、同じものを目指すのは方向が違うのではと思ってしまう。
そんな中で最後のほうで試聴した上の写真ソニーのヘッドフォーン。
少しは盛っているし高域の伸びが少々無い、しかしコントラバスやチェロの音階が曖昧に
ならず良い質感、そしてティンパニー・大太鼓やキックの空気感のある表現。
ベートーヴェンの9番、合唱のトゥッティが耳に突き刺さる音を出すものがあるけど、この
ヘッドフォンはそんな事は無く安心して聞くことが出来た。
なごり雪、耳元で囁かれているようだし無伴奏は一番心安らかに聴くことが出来た。
迷わず手に取ってレジに向かった。
音、人によって好き嫌いはあるし機器とのマッチングの可否もある、だから誰にでもお勧め
という訳にはいかない、個人的にはこの4倍以上の価格の製品よりこれを選ぶかな。
これ、三千円でおつりがきた、技術の進歩なのかな、恩恵に感謝する以外に無い。
生まれて初めて買って音を聞いたのはクリスタルイヤホンの鉱石ラジオ、渋谷の「ヒカリエ」
の以前にあった
東急文化会館の屋上にあった売店でお年玉で買った。
イヤホンから流れてきた音は感激だった。
・・・・・・・・・・
技術の進歩というと映画「長州ファイブ」のセリフは耳に残っている。
「忘れるな 技術者こそが真の革命家であることを」
山尾庸三がグラスゴーの造船所で学び、そこを辞する時に造船所の所長が言った言葉だ。
御存じの方が多いと思うけど長州五傑。
井上聞多(井上馨):初代外務大臣
遠藤謹助:造幣局長
山尾庸三:東京大学工学部の基礎を創立、楽善会訓盲院の設立。
伊藤俊輔(伊藤博文)
野村弥吉(井上勝):日本の鉄道の父
彼らが近代日本の素を築いた。
幕府の禁制を破ってイギリスに渡り、途中語学を学ぶ。
何も情報が無く、右も左も判らない状態で長い船旅をし、そして技術を持ち帰った。
技術を理解し、吸収する能力があったという事ですよね。
そして五人をイギリスに派遣したり明治維新のきっかけを作った毛利敬親、すごい。
↓長州五傑

上の左から遠藤謹助、井上勝、伊藤博文、下段左から井上馨、山尾庸三
映画「長州ファイブchosyu five」予告編
Posted at 2014/05/29 15:44:54 | |
トラックバック(0) |
ぱそこん | 日記