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←上段左から遠藤謹助、井上勝、伊藤博文、下段左から井上馨、山尾庸三

ネットに10月13日に薬師寺みちよ氏（参議院、無所属、元みんなの党）が参院予算委員会で手話で質問した件が取り上げられていた。日本での手話の源流は映画「長州ファイブ」で画かれていたけど、その5人の内の一人「山尾庸三」がイギリスで手話に出会った事に始まる。

ロンドンで学んでいた山尾、造船技術を学びたいとネピア造船所に。聾唖の人々がそこで働いていた、日本では考えられない光景を山尾はそこに見た。山尾は造船技術を学ぶと同時に聾学校やもう一つの障がい教育である盲学校を見学した。日本にも同じ学校をと思った。

帰国した山尾、工学校の設立に奔走した。そして東京大学工学部の前身である工学寮を設立した。山尾は工業デザインの重要性も認識しており、工部美術学校の設立も行っている。これら工学校の設立意見と同時に山尾は聾学校の設立意見書も出していた。

明治13年、皇室や民間からの寄付金で山尾が念願していた訓盲院が築地に開校した。日本の工業立国の基礎を作った山尾庸三、81歳で亡くなられた、1916年、大正5年だった。

[国会]薬師寺みちよ [手話質問に安倍総理から手話返し] 【参議院 予算委員会】2016年10月13日
安倍首相が薬師寺議員に手話で神対応


薬師寺みちよ氏と手話をする安倍晋三氏

↑2021/6/5追加。

映画「長州ファイブ -CHOSYU Five-


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訓盲院が開校してから15年後に台湾統治、そして訓盲院開校から30年後に朝鮮併合。すでに日本は盲ろう教育の基礎を作り上げていた。日本は台湾・朝鮮のインフラ整備と同時に、教育の重要性から大学までの教育機関と同時に盲ろう教育も整備した。

盲ろう教育のシステムは、日本が作り上げたシステムを日本の教育者と共に持ち込んだ。その結果、現在でも多くの手話が二つの国で通じ、日本の聾者は、韓国では通常会話であれば80％程会話が通じると報告している。

日本の手話と台湾手話


「今韓国手話が人気　その理由の一つがよく似ていることです」で始まる下のNHKの番組。似ていて当たり前、日本が韓国に持ち込んだ手話だからね。そう言えば、同じ放送局でおでん文字を「いま日本の若者の間では、携帯メールでハングルの絵文字を使うのがブーム」とやってましたね。どちらも、何処で人気なんだろうね？

検証・韓国手話〜似ている? 似ていない? その実像に迫る〜


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日帝残滓と言うのであれば、小学校から大学までの教育システム全てが残滓だから捨てましょうね。日本が英語の意味から作った造語、あなた方はおでん文字から追放して下さいね。多分会話が全く成立しなくなるでしょうけどね。これは皆さんも御存じのように中国も同じ。

しかし、同じくインフラを整備し日本の教育制度を持ち込んだ台湾、戦後初期に国民党政府は建造物・出版等々から日本の痕跡を消す為に必死だった。石碑に刻まれた日本の年号は全て削り取られ、学校の歴史もに戦後以前の出来事は無かったことに改竄された、学校の設立日さえも改竄された。そして国民党による反日教育が行われた。

台湾は1990年の学生運動（三月学生運動）により民主化に舵を切った。しかし、中国史観が強く残っている状況では日本については口を噤みざるを得なかった。時と共に史観の変化が起こり、今では日本統治時代の歴史を掘り起こそうという運動が出たきた。

戦後、国民党政府によって台湾の歴史の連続性が阻害され、反日教育で台湾の歴史に空白がうまれてしまった。歴史を取り戻し、空白の時代を埋め戻す為に、今台湾では打ち捨てられた日本時代の石碑、神社の再建が進んでいる。歴史を客観的に見る国、何処かの国と大違いだ。

昨年に産経新聞の記事「台湾の小さな「靖国」再建　日本人神職、住民の熱望応え　「ここで会おう」誓い出征　１１、１２日に神事」。これだけでは無く数多い神社の再建が行われている、制約はあるが。

再建なった台湾鹿野神社。


【KSM】台湾・日本統治時代の神社 日本人の尽力で再建 李登輝氏もお祝い
李登輝前台湾総統　日本外国特派員協会での記者会見一部


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おまけ、Tokyo2020の広報映像。

Tokyo 2020'ye hazır


2016ぴょんちゃん広報映像、いつものように日帝に対抗してみた。

‘아라리요(ARARI, YO) 평창’ 프로젝트
平昌五輪公式PR

ボブ・ディランの自伝にこんな一節がある、ブリンストンで名誉博士号を授与という事で彼はブリンストンに向かった。

・・・引用ここから

司会者は、わたしが当該分野において卓越した存在であると紹介し、こう続けた。「ディラン氏は大勢に知られる人物ではありますが、公の場や組織を避け、家族の結束と世間からの隔絶をたいせつにしています。現在もなお『若きアメリカ』の動揺し憂える良心を表現する存在であり続けています」。

ああ、何ということを！　足元が揺れるようだった。わたしはショックを受けて震えていたが、表情には出さなかった。「若きアメリカ」の動揺したる良心だと！　また始まった！　信じられなかった。またやられてしまった。

世間からの隔絶を大切にしている言われると、まるでわたしが鉄格子のなかに入り、トレイにのせられて配られるものをたべるのを好んでいるように聞こえた。

・・・引用ここまで

彼は博士号の授与は否定しなかった、しかし世間が自分の過去の「風に吹かれて」の時代からの変化を受け入れてくれなく、その当時の固定概念で見られる苦痛を感じていたと思う。そしてノーベル賞の受賞理由「米国の歌の伝統において新たな詩的表現を創造した」、ここに彼は引っ掛かりを感じているんではないかと思う。

2014年のスーパーボウルのクライスラー200のCM、ボブ・ディランでしたよね。CMの中でボブ・ディランはアメリカのプライドを強く語り続けた、リアリストのディラン。昔のベトナム反戦を歌った彼の姿は無い。反戦・反政府で括ろうとしている方々、残念でしたね。

▶ OFFICIAL Chrysler and Bob Dylan Super Bowl Commercial 2014 America's Import
Chrysler and Bob Dylan Super Bowl Commercial 2014 America's Import

↑2021/1/24、元動画削除のため入れ替え。

ちなみに、1984年のスーパーボウルでのアップルは。

Apple 1984 Super Bowl Commercial Introducing Macintosh Computer (HD)


2021/1/24、クライスラーをもう一遍追加。
CLINT EASTWOOD: Chrysler Commercial narrated by Clint Eastwood Its Half Time America


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上の引用と同じく第三章「新しい夜明け」にこのように書かれている。

・・・引用ここから

第二次世界大戦のフィリピンで、飛行機に乗っていて墜落した無線技士のジェイムス・ラリーとという人の記事を見つけて、それを読んで気をまぎらわせた。ぞっとする話だった。ラリーは日本軍の捕虜となって収容所に送られたあと日本刀で首を切られ、その首が銃剣の教練の時に使われたという記事だった。

ラリーの事が頭から離れず、私はひそかに彼を悼んで泣きたくなった。

・・・引用ここまで

斬首、では下の大東亜戦争時に日本兵の頭蓋骨を戦利品として、そして彼女へのプレゼントとしていた事はどう説明するんだろうか。





日本軍の米兵の扱いは言いようのない過酷さがあったとあちこちに書かれている。では米軍の日本兵に対する扱いはどうだったんだろうか、ジュネーブ条約を履行していたんだろうか、アメリカは。多くの人がリンドバークの日記を引用している。

リンドバークは彼の日記で言っている「各地の太平洋戦線で日本人捕虜の数が欧州戦線に比し異常に少ないのは捕虜にしたければいくらでも捕虜に出来るが、米兵が捕虜を取りたがらないから。手を上げて投降してきても皆殺しにするから。」と。

ナチの集団虐殺を見学したリンドバーク、「どこかで見たような感じ、そう南太平洋だ。爆撃後の穴に日本兵の遺体が腐りかけ、その上から残飯が投げ捨てられ、待機室やテントにまだ生新しい日本兵の頭蓋骨が飾り付けられているのを見たときだ。ドイツはユダヤ人の扱いで人間性を汚したと主張する我々アメリカ人が、日本人の扱い方で同じようなことをしでかしたのだ」。

クリント・イーストウッドも「硫黄島からの手紙」で日本兵捕虜を射殺するシーンを描いていた。

「バターン死の行進」と言われている捕虜の移送、マッカーサーは傷病兵を置き去りにして、アイシャルリターンと宣言し、将校だけで島を離れた。バターン死の行進は1941年、その4年後の1945年、北部ルソンで第一次武装解除を受けた工兵隊、大変な事が待っていた。

『第一章　お前が証人だ』。ポントック道55K地点からバギオまでの60Kmの行進だ、鳥海山より100メートル高い所に登らせて武装解除を行うというバターン死の行進の報復行為、水も食糧も持たせられなかった。米軍は多くの死者が出ると予測していたらしい。

米軍の軍規では「報復」が許されている、それをたてに撃沈された輸送船から逃れた船員（民間人）をゲームのように銃撃して殺していた。映画「明日への遺言」で描かれているけど、戦犯として捕虜処刑の罪を問われた岡田中将、米人弁護士から「報復」と言えと助言された。

しかし岡田中将は言下に否定した。略式とはいえ部下が「裁判」で決定した事、それは上司である自分の責任であると。認めれば無責任に処刑したことになり、部下の意を踏みにじることとなる。意志を貫いた岡田中将、巣鴨で処刑された。

明日への遺言 - ＣＭ （Ｈｉｔ．Ｃｏｍ／ＨＴＢ）


下の動画、カミカゼとなっているが潜水艦に魚雷で撃沈される輸送船の映像もある。撃沈され漂流している船員をゲームのように射殺する米兵、2分50秒の船員を射殺するカット、この部分だけを抜き出して『「レスキュー」を否定する日本兵』と言う・・・

RARE WWII Kamikaze footage. IN COLOR.


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反吐が出るというのはこういう事か。



おい小池、お前の共産党の白紙領収書121万円分はどうした。
沖縄の高江で「ヤンバルクイナ」の自然を守れと言いながら、その森を違法に切り開いてしまった反対派の方々。グリーンピースのように証拠を得る為なら窃盗もかまわないと言う思想と同じか。

辺野古、ジュゴンの海って言っていたけどあなた方が反対している海域はジュゴンの活動海域じゃないかった。最近「ジュゴン」って言わなくなったね。

←このタイトル画像、他意はありません、決して。

ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞、純文学者の方々にとっては青天の霹靂だったみたいですね。AFPニュース「ボブ・ディラン氏にノーベル賞、文学界で賛否噴出」によるとガソリーヌじゃなくてピエール・アスリーヌ（仏・作家）は「私たちは冗談だと思っていた」と憤り、アービン・ウェルシュ（スコットランド）は「もうろくしてわめくヒッピーらの悪臭を放つ前立腺がひねり出した検討不足で懐古趣味な賞だ」と。

同じ記事で、サルマン・ラシュディ（英・作家）は「歌と詩は密接な関わりを持ってきた」、「ディラン氏は吟遊詩人の伝統の優れた伝承者だ」と称えたと伝えていた。

ベトナム戦争・反戦・・・と称する記事も多くあるけど、IBMのワトソンがディランの詩を分析した結果「うつろいと愛」、そうだと思う。

Bob Dylan won't teach IBM Watson to sing
Bob Dylan's New IBM Commercial (Extended Version)
Bob Dylan & IBM Watson über Sprache


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詩についてこんな事を思い出した。

漱石の「草枕」の冒頭、多くの人が知る『山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。』と書き始められるけど、続けて・・・

『住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。』とあり、『住みにくき世から、住みにくき煩いを引き抜いて、ありがたい世界をまのあたりに写すのが詩である、画である。あるは音楽と彫刻である。こまかに云えば写さないでもよい。ただまのあたりに見れば、そこに詩も生き、歌も湧く。』と。
「歌詞」と「詩」は違うと言うけれど、ノーベル賞の言う「どのような書式や文体で書かれたものであれ、文学的な価値を持つもの」として彼の「詩的表現」に賞が与えられたと思う。

誌は文学じゃないと言うんだろうか、すると金子みすゞの詩は「詩」という独立したジャンルとでも言うんだろうかね。「違和感がたまらない」と評した（いい意味で）方もいらっしゃったけど、やはり詩は文学、その詩に曲を付けたものをオペラと差別するんだろうか？

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昨晩、BS12トゥエルビで「グッド・ウィル・ハンティング」を放映していた。あちこちカットされてたけど吹き替えでなくて良かった。この映画のラストシーンからエンドロールに掛けて使われたエリオット・スミスのミス・ミゼリー、「歌詞」なのか「詩」なのかなんてどうでもいい、良い物だから。

Good will hunting. miss misery


Elliott Smith - Miss Misery


Wikiにアカデミー賞での演奏をこう振り返って、こんな事が書いてある。

「すごくシュールな体験だった。僕は作曲することと同じくらいライヴも好きなんだけど、アカデミー賞での演奏は本当に不思議だった。曲は2分以下にカットされたし、そこにいた観客のほとんどは僕の演奏を聴きにきたわけじゃなかった。こんな世界に僕は住みたいとは思わない。でも1日だけなら月の上を歩いてみるのも悪くなかったよ。」

10月21日は彼の命日。（満34歳で）

←和紙の里の駐車場で。

定峰の紅葉はどうかなにと行ってみた、まだまだ早い。いつものように秩父側から登ったけど、紅葉していたのは一箇所のみ。国道299号線の飯能から秩父までの間もまだまだ、道の駅「果樹公園あしがくぼ」のつつじは少し赤い。

定峰の通行量は多かった。いつもは行交う車両は数台だけど、きょうは滅法とまでは言えないけど多かった、二輪も含めてね。定峰から落合橋側の下りは車両が少なく快適。

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国道299号線の正丸手前、紅葉はまだまだ。


道の駅「果樹公園あしがくぼ」、つつじが少し紅葉。



定峰の登りで、ただ一箇所の紅葉。


定峰峠。


定峰峠、東秩父側への下り、例の所。


落合橋、くねくね道は終わり。


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東秩父村の「和紙の里」に寄った。その中の「ふるさと文化伝習館」を見学。


展示されていた江戸時代の陣笠はリサイクル品、江戸時代のリサイクルは「最後まで使う」という徹底したリサイクル。



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信号待ちで、信号が切り替わり、徐行速度で走り始めた時に「すりぬけ」をして、さらに団体で交差点内の「追い抜き」は勘弁してほしい。交差点に入る前にこちらが頭をガードレール側に振ったらどうなるかを考えてないのかな。

二輪はそれが「常識」なんだろうからそのような運転をするんだろうけど、四輪の常識はあなた方と違うんだよね。決してこのような事をしない二輪の方もいらっしゃるけど、多分四輪も乗られている方なのかな。



徐行速度でも、動いている時に「すり抜け」はやめてほしい。
交差点内での「追い抜き」はやめてほしい。
事故を誘発しないでね・・・・・

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昨日は能仁寺の紅葉はと行ってみたけど、こちらもまだまだでした。



おまけ、能仁寺の隣にある「ヤマノススメ」のコンビニ「タイムズマート」。ファンがいた。

←ボブ・ディラン著・ 菅野 ヘッケル (訳) 「ボブ・ディラン自伝」

候補になっていたボブ・ディラン、まさかと思っていた。ディランの時代を過ごしてきたと思うと嬉しさが。受賞の報を知って真っ先に頭に浮かんだのはガロの「学生街に喫茶店」、歌詞の「片隅で聴いていたボブディラン　あの時の歌は聴こえない」が走馬灯のように過ぎる。

彼の芸術がと思うと嬉しい。彼のWiki、すでに「ノーベル文学賞」受賞と。

誰が選考したんだろうか、素晴らしい・・・

Announcement of the Nobel Prize in Literature 2016


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Blowing In The Wind (Live On TV, March 1963)


Bob Dylan The Times They Are A Changin' 1964


学生街の喫茶店 ガロ
ガロ 「学生街の喫茶店」


ドノヴァンも好きだった。