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wasa@11ukのブログ一覧

2016年12月12日 イイね!

泰山堂カフェまで、土曜日は鎌倉まで。

泰山堂カフェまで、土曜日は鎌倉まで。秩父の泰山堂カフェまで行ってきた。今日のケーキはチョコレートケーキ、うまい!出る前にネットで開いているかどうか確認しなかったけど、お店の前でドアに「OPEN」の札が掛かっていてほっとした。

チョコレートケーキ、YAMAHA NS-1000Mから流れてくる音の中で頂きました。月曜日なのでお客さんは少ないのかなと思って入ったらいらっしゃいました。






ケーキを頂いて。



泰山堂を出てから、散歩のつもりで少林寺前の踏切(例のアニメの)の辺りを歩いていたら踏切の警報が鳴り始めた。電車がくるのかなと思ってその踏切に行ったら電車は秩父駅に停車していた。
電車が来るまで待っていたら来ました「三社トレイン」、まさか「三社トレイン」が来るとはとは思っていなかったのであわててシャッター、前と後姿は撮れたけど側面は撮れませんでした。




散歩の続きで秩父神社に参拝。参拝してから絵馬を見ていたら秀悦な絵馬が、思わず撮らせて頂いちゃいました。



この神社には左甚五郎作の「つなぎの龍」の絵馬もある。この龍の爪の数は三本だけど、中国皇帝は5本、4本は朝鮮半島、そして日本は3本で少なくなる程に位が下がるなんて言っている人がいるけど、日本の3本は中国皇帝が出現する以前から3本。5本の爪を使い始めた唐王朝以前から日本は付き合いがあったからですよね。朝鮮半島の4本は正に5本はけしからんから4本にしろとの事で4本、日本とは意味が全く違う。



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12月10日(土)は鎌倉まで行った。天気がいいので富士山の遠景を見たいと思って行ったけど、残念ながら富士山は雲の中でした。いつもは一般道で行くけど、初めて圏央道から新湘南バイパス経由で行ってみた。圏央道から茅ヶ崎海岸まで70円、料金表示で最小金額の経験。

鎌倉高校前駅の手前でニュー嵐電号がやってきた、ファインダーを見る訳にはいかないので、いつものように目測でシャッター、写っててよかった。



八幡宮で挙式をしたお二人、人力車で一回りされているみたいだった。



八幡宮に寄ってから町の中を散策、おみやげに鳩サブレー、お店は混雑。



夕日を見たかったので適当に時間を潰してから134号線で海を見ながら帰還、帰りは一般道でゆっくりと帰ったけど、厚木あたりはいつもの渋滞。海、きれいでした。



鎌倉での一台、ドアミラーに写ったアルファロメオ・スパイダー・シリーズ2。



鎌倉への走行距離。所要時間は11時間。


Posted at 2016/12/12 20:17:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2016年12月10日 イイね!

真珠湾、どのように教えられてきたか。

真珠湾、どのように教えられてきたか。安倍首相が真珠湾を訪問するという事で色々な報道がされていますよね。朝日新聞は社説で「安倍首相 真珠湾で何を語るか」といつもの高飛車な御高説。そして素粒子でも日本を非難、あんたら戦時中に「戦いはこれからだ」って社旗の旭日旗に書いていたよね。

・・・朝日社説、引用ここから

首相がまず語るべきは、無謀な戦争に突き進んだ深い反省のうえに立ち、不戦の誓いを新たにすることだ。

忘れてならないのは、アジアの人々への視線である。戦火の犠牲になったのは、日米の軍人や市民らだけではない。

真珠湾攻撃は日本にとって痛恨の過ちだった。その反省のうえに戦後70年余、平和国家として歩んできた今の日本がある。

・・・朝日社説、引用ここまで

上の社説の中で『日本はアジアの国々と真摯(しんし)に向き合う必要がある』と言うけれど、アジアの国々の中で、捏造された物語で未だに日本を非難しているのは中韓のみのという現実に向き合わないのは誰?

そして『真珠湾攻撃は日本にとって痛恨の過ちだった。』と言うが、全ての輸入に頼った資源を止められ、追い詰められた日本、あの時なにをすればいいと言うのか朝日は。まさか「酒を酌み交わす」なんて事じゃないよね。

加藤陽子は「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」と書くけど、選ばなかったらどうなったかについては触れない。事実を丹念に取捨し、戦争に繋がった経緯を書いてはいるけど、しなかったらどうなったかにつては何方も気にしないのかな。「太平洋戦争を回避する選択肢はたくさんあった」と言うけど、結果の出た今だから言えるんですよね?

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朝日、素粒子でも『始まりがあって終わりがある。真珠湾と広島・長崎。すべきでなかった奇襲と原爆投下。慰霊の旅の長き道のり。』と書くが、素粒子の書く「長き道のり」にしてし、渾沌とさせたのは朝日のプロパガンダ以外の何物でもない。

朝日は、社説や素粒子以外の記事でも一貫して首相の真珠湾訪問と言う日本の行為に対して、日本に塗炭の苦しみを与えようとしているとしか思えない記事を書いている。『真珠湾被害者の子どもら「許したいが苦しんでいる」』、『真珠湾攻撃を見た…住民たちの証言集、ネット公開へ』。見出しに朝日の意図が見える。

『真珠湾攻撃を見た…住民たちの証言集』では住民の証言として、「祖父は(逃げ込んだ防空壕(ごう)で)日本人が来たら自分自身を撃てと祖母に言った。かつて中国に住んだ彼らは、侵略した日本軍の女性や子どもに対する残虐行為を知っていた」と書く。それ中国軍の話。

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真珠湾、卑劣な奇襲攻撃と教えられてきた。だから行く訳では無いけど、記念館に行けば白い眼で見られ、決して歓迎されないのではと自然に思い込んでいた。色々な記録を読んでもその思いは変わらなかった。

アメリカは赤十字のマークを付けた日本船も魚雷で撃沈させた、そして空襲で町を焼きつくした。しかし真珠湾攻撃で日本はアメリカの病院船は攻撃しなかった。軍事目標だけしか攻撃しなかったこ事は記録で証明されている。民間人も攻撃しなかった、亡くなられた民間人は米軍の反撃の流れ弾や対空砲火の破片で亡くなられた、これも記録が証明している。

そのような記録を読んでも、真珠湾の米の思いは日本に対する非難と思い込んでいた。動画はなくなってしまったが2014年のNEWS ZEROでの櫻井翔氏の真珠湾リポートは私も観たが多くの方がブログに書いている、その中での元米兵の言葉、ある方がクリップしてくれていた。



そんな記憶のある昨年、青山繁晴氏の真珠湾報告、ただただ驚いたし、自虐の呪縛というのは正にこれだと感じさせられた。その報道は関西テレビのスーパーニュースアンカー。下の動画がその青山氏の真珠湾リポート。削除されたらこちらを(23:00あたりから)

【真珠湾攻撃の真実】青山繁晴「米軍は日本軍を絶賛!」2014年6月11日アンカー
【真珠湾攻撃の真実】青山繁晴「米軍は日本軍を絶賛!」2014年6月11日アンカー 161224みのもんたのよるバズ!参考


そして同年の青山氏の報告。

青山繁晴が語る真珠湾(パールハーバー)の真実
アメリカが賞賛する真珠湾攻撃の真実!学校で教わらない日本海軍と第二次世界大戦の歴史【青山繁晴】


↓2018年1月4日追加。
真珠湾の真実


私が受けた教育とはなんだったんだろう?

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安倍首相の真珠湾訪問、多くの記事やブログ、そして海外からの報道の翻訳等が溢れているけど、歓迎していないのは「アジアが~」と言う朝日新聞社と中国・韓国だけ。朝日は「世界が~」とも言うけど、世界は安倍首相の真珠湾訪問を大歓迎している。何故世界の声にダンマリするのか朝日新聞。

平和への第一歩は戦没者に対する敬意、だから国家は墓苑を大事に守っている。その墓苑に参拝し、敬意を表す事が平和への礎になるのかと思う。靖国の参拝、日本人の心の敬意だ。

Japan's prime minister lays wreath at Arlington National Cemetery

↑この時も半島の売春婦が、ホワイトハウス前で何やら嘯いていた。

↓靖国、誰が混迷させた!

安倍総理 初の靖国神社参拝 政権発足から1年(13/12/26)
Posted at 2016/12/10 07:32:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年12月07日 イイね!

第九・Macbook Pro・氷川神社。

第九・Macbook Pro・氷川神社。12月4日(日)、早々と第九。指揮はご存じの方が多いと思うけど、コソボフィルの首席指揮者の柳澤寿男氏、オケは所沢フィル(市民オーケストラ)。会場の所沢ミューズ・アークホールはP席があるけど、このP席で。

P席は背後にパイプオルガン、プログラムの一曲目はバッハだったけど、流石にオルガンの直前なのでペダルの持続音が体全体に響く。このホールの座席数は2,002、一席も空きが無い満席でした。

指揮者の前から演奏を聴くというのは映像等ではよく見るけど、直接見るというのは初めてだったので指揮者の動きが興味深かった。柳澤氏は指揮棒を持たないけど、腕・手首のしなやかでメリハリのある動きに驚いた、多分これがP席の特典なんでしょうね。

↓オルガンの前がP席。

↓振り返ると眼前にはパイプオルガン。

↓はねた後のホール前。


指揮者 柳澤寿男 新宿 フラッシュモブ 1


↓上の動画のキャプション。

2014年6月、第一次世界大戦のきっかけとなったサラエボ事件100年の節目に、サラエボで戦争を繰り返さない願いを込めたバルカン室内管弦楽団による『第九』平和祈念コンサートを開催予定です。このサラエボでの第九コンサートを最終地点に「世界平和コンサートへの道」として、2013年8月11日に新宿モア4番街フラッシュモブ「第九」が開催されました。また9月6日には第二次世界大戦で広島原爆の爆心地より約2キロにあったアップライトピアノ(ミサコのピアノ)を使用し、被爆ピアノ使用コンサートを開催。12月16日には音楽は国境を越えて「第九」を東京紀尾井ホールにて開催いたしました。さらに2014年5月下旬から6月上旬にはバルカン室内管弦楽団日本公演も予定しております。最終地点であるサラエボでの公演は20147月上旬を予定しております。沢山の方々のご支援・ご協力により「世界平和コンサートへの道」がスタートできましたことを心より感謝いたしており、また皆様にぜひご来場いただきたく願っております。

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昨日の事・・・

MacBook ProのCMで懐かしいキーボードの映像が一瞬あったので、それがためと言う訳ではないけどMacBook Pro 2016を見に行った。そのキーボードとは初代マックのキーボード、テレビのCMと同じものがYouTubeにあるのかと探したけれど、同じのは無かったけど映っていたのがあった。それが下の動画の0:58に一瞬映るのがそれ。

MacBook Pro – Bulbs – Apple


下の動画のイントロも懐かしい。使っていたMacbookが写っていたけど一番好きだったDuoがのけ者、少々寂しい。

MacBook Pro — Reveal


同じショッピングセンター内にフライングタイガーがあるので覗いた。下の写真、フライングタイガーで販売している商品(勝手に撮ってゴメン)。何故撮ったかと言うと、ネットでまたもや例のエンブレムの佐野氏が叩かれているのに関連していたから。

佐野氏、ミッフィー展に出展したミッフィー、これが絵本のパクリと非難されている。でも彼のHPではこの絵本のミッフィーを立体にしたときちんと記している。何故非難されなきゃいけないんだろう。

絵本 読み聞かせ ミッフィーのおばけごっこ


↓佐野氏がこの絵本の絵を立体にしたミッフィー(左端)、何故叩かれる?


↓それに似ているのがフライングタイガーにあったので・・・


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帰り、少しだけ足を伸ばして川越の氷川神社まで。参拝後、道潅で和菓子を頂いたけど、食べた後に「写真・・・」、いつもの事で目の前にお菓子があると食べるのが先。氷川神社の境内はきれいに紅葉。絵馬の回廊、今日は風が強かったので絵馬同士が風で当たって風鈴のように音を立てていた。





「結びあう縁、結びあう心」 縁結びの神様 川越氷川神社・氷川会館


↓昨日の小江戸、蔵の街。


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上のMacBooK Proの動画、電球が破裂して行くシーン、ホンダのプロモーションビデオのオマージュなんだろうか。Apple、ホンダやソニーが好きなんですよね、ジョブスの影がまだ残っているのかな。

Sound of Honda Ayrton Senna 1989
Posted at 2016/12/07 09:41:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年12月04日 イイね!

府中市美術館『生誕130年記念:藤田嗣治展』、プロペラカフェでお茶。

府中市美術館『生誕130年記念:藤田嗣治展』、プロペラカフェでお茶。昨日、『藤田嗣治展-東と西を結ぶ絵画』展を見てきた。初期から晩年までの年代別に120点の作品を見ることが出来た。常設展示スペースも企画展の展示となり、今までにない規模の大きさだった。

藤田嗣治だけの乳白色、当たり前だけど映像や写真では感ずることの出来ない色彩を目の前に見ることが出来る。デジタルのようにのっぺりした様では無く、デジタルでは表現出来ない人の手で塗り重ねた色の美しさがあったと感じた。

流石に来館者は多く、とりあえず見に来たという感じでは無く、いつもと違う絵画が好きな方々が来館していたと感じた。靴音を殺して歩き、熱心に鑑賞する方が多く、人が多いにも関わらずゆっくり鑑賞できた。

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二点だけ。

バラ


美しいスペイン女


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藤田嗣治というと戦争画というフレーズに繋げる方が多いと思う。今回もアッツ島玉砕、ソロモン海域に於ける米兵の末路、サイパン島同胞臣節を全うす、の三点が出展されていた。これらの絵画は、東京国立近代美術館(無期限貸与)となっているが、アメリカに接収され権利は今でもアメリカにある。GHQと153点の戦争記録画、戦後は終わっていない。

戦争画を描いたと非難され責任を負わされ日本を去った藤田。GHQは「芸術」と言い、藤田の責を問わなかった。今、近隣諸国の言う「戦犯」という感覚と同じ感覚で当時の藤田を責めた日本画壇。もしかしたら、これが日本の愚劣なリベラルの原点だったかもしれない。

藤田のあの絵の何処に戦争を鼓舞する要素があると言うのだろう。アッツ島玉砕、日米両国の兵士が折り重なって倒れ、暗鬱な色彩でその様が描かれている。これが鼓舞なんだろうか。藤田のあの絵は鎮魂、それ以外の意味を見いだせるのかと思う。

GHQは「芸術」と取り合わなかった藤田の「戦争画・戦犯」、あちこちに書いてあるが引き金は宮田重雄が書いた朝日新聞の記事、「まさか戦争犯罪者も美術家までは及ぶまいが、作家的良心あらば、ここ暫くは筆を折って謹慎すべき時である」と。南京事件、従軍慰安婦と同じ朝日新聞の構図がここにあった。

八人の画家が糾弾された、横山大観、児玉希望、藤田嗣治、中村研一、鶴田吾郎、長谷川春子、中村直人、川端龍子。日本美術協会が上部団体である共産党系の日本民主主義文化連盟に罪状を添えて上申した、軍国主義絵画が国民を扇動したと。

これに、藤田の名声を快く思っていなかった同じくフランスで学んだ画家の内田巌(共産党に入党、東京都連のドンの内田とは無関係)が、陸軍美術協会理事長として戦争画を一番多く書いた藤田に戦争責任をとれと糾弾した。

くどいけど、あの絵の何処に国民を鼓舞する部分があるというんだろう。藤田の完成した絵を見た軍部ですら「これは・・・」と言って展示を拒んだ「アッツ島玉砕」。元々、キリスト教精神を持っていた藤田、鎮魂以外に何がある!

文化を知らぬ「所謂リベラリスト」、「日本死ね」だと、ふざけるな!



↓このような記事がある。

記録画巡回展が青森で催された時の事である。会場に滑り込んで居た作者はそのアッツ島玉砕の前に膝をついて祈り拝んで居る老男女の姿を見て生れて初めて自分の画がこれほど迄に感銘を与え、拝まれたと言う事は未だかつてない異例に驚き、しかも老人たちは御賽銭を画前になげてその画中の人に供養を捧げて瞑目して居た有様を見てひとり啞然として打たれた。

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モンパルナスの日本人 Leonard Foujita in Montparnasse


Later years of Leonard Fujita レオナール・フジタの晩年


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帰り、プロペラカフェに寄ってきた。昨年の7月に墜落事故があり死傷者が出てしまいましたよね。飛行場が出来た当時は民家なぞほとんど無かった所。あの事故の時、「こんな住宅密集地に飛行場を作るなんてとんでもない」なんていう住民の意見を放映していたけど昔は何もなかったから飛行場を作ったんですよね。後からきたのはあなた方。

同じような話は部品を作ってもらっていた会社にもあった。プレス機械は大きな音と振動を伴うけど、多摩の何もない所に工場を作ったが新興住宅が押しよせお決まりの「騒音を出すな、住民の安穏をおかすな」などという声に追い出された。

とあるメーカーとの打ち合わせぶ行くのに、ここからそのメーカー所有のヘリで行っていたけど、その当時の管制塔はボロボロの格納庫の屋根に上にあった。ここに三式(飛燕)がいたんですよね。


↓共立航空撮影(株)、今日撮影できたのはこれ一機。



↓1:30辺りに昔の管制塔の映像がある。

調布飛行場1982年
Posted at 2016/12/04 08:22:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 絵とか彫刻とか | 日記
2016年12月03日 イイね!

須賀しのぶ(著):『また、桜の国で』。

須賀しのぶ(著):『また、桜の国で』。本屋で平積みにされていたので手に取って頁をめくってみた。極寒のシベリアで路頭に迷ったポーランド孤児、日本だけではないが日本は赤十字の要請に間髪入れずに答えた。日本に来た孤児、その頃の事からこの本の物語は始まっていた。

元々、祥伝社「小説NON」2015年12月号から「革命のエチュード」という題名で連載がはじまり、それに少し手を入れ「また、桜の国で」という題名で単行本として出版したそうだ。

人それぞれに好きな著者がいると思う。この本の頁をめくった時、迷わず買った。著者の須賀しのぶ氏のインタビュー記事を何本かネットで見たら納得した。私の好きな作家「北杜夫」、マンの「トニオ・クレーゲル」から杜夫としたけど、須賀氏もマンが愛読書だったと。

物語の舞台はポーランド、周辺の大国に蹂躙され、ロシア帝国に対する反乱、ワルシャワ蜂起の時に怒りを持ってショパンが発表したのが『革命のエチュード』。ポーランドの革命は成功しませんでしたよね。1939年、ドイツとソ連に国家が分割されポーランドは消滅。

あちこちに粗筋や読後感が書かれているけど、一度書店で手に取られると面白いと思います。

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この本の中にこんな一節があった。主人公の慎の回想、革命で祖国を失った父親・・・

・・・引用ここから

客間から聞こえるのは『革命のエチュード』だ。家のピアノではない。母がショパンのエチュード集のレコードをかけているのだ。

「私はこの曲をあまり好きではないのは、責められているような気分になるからだ」
それまで黙って耳を傾けていた父が、ポツリとそう言った。
「責められる?」
「おまえは何をしているのか、と問われているように感じてしまう。自分の中に負い目があるからだろう。戦わず、ただ膝を屈したのだと責められているようでな」

・・・引用ここまで

「おまえは何をしているのか」、思わず自分を振り返ってしまう。

・・・・・・・・・・

ショパンの「革命のエチュード」、好きなのは若い頃のブーニンの演奏。

(Bunin)Chopin Etude, Op. 10, No, 12


それと小菅優さん。

Chopin Etude Op 10-12


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ポーランドの日本に対する思い、この本の始まりにあるシベリア孤児救出だけでは無く、日露戦争でポーランドが心底憎むロシアを日本が打ち破った事も背景にありますよね。もしかしたら日露戦争勝利の方が影響が大きいかもしれませんよね。

しかし、この日露戦争、ユダヤ人の画策もあった。日本は戦争するための資金がなかった、その資金を提供したのはアメリカで資産を作ったユダヤ人。ポーランド分割でロシアにもユダヤ人は移った。

それ以前のポーランド。ロシアから追放されたユダヤ人達は分割されたポーランドに独自のコミュニティを作った。一方、スペインのユダヤ人も追放され、彼らは主に北アフリカに移った。この北アフリカに追放され、後にイスラエル建国でイスラエルにとやってきた彼らの子供達は治療と称して許容量の3万倍ものX線を照射された。

ポーランド人が日本をベタ褒め!意外な繋がりに感動!


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いつも同じことを書くけど音楽は素晴らしいし素敵だと思う。仕事で少し関われた事が幸運だと思っている。

Improvisation at the train station in paris!


↓ロンドンの11歳の少年。ハリーポッターのキングス・クロス駅。

Street piano Kings Cross. Waldstein Piano Sonata No.21 1st movement by Beethoven, Play Me I'm Yours.
Posted at 2016/12/03 08:35:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽っていい | 日記

プロフィール

「ポッポ牛乳のソフトクリームと野辺山宇宙電波観測所へ。 http://cvw.jp/b/757405/47006940/
何シテル?   06/06 10:41
メカ屋です。 (でも車いじりは全くの不得意。ちっちゃいの専門)
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118dで車中泊、一日目は道の駅「こぶちざわ」へ。 
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2025/06/12 13:34:06
ドビュッシー 「もう家のない子のクリスマス」、ロシアにクリスマスが来ぬように。 
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韓国人:日本とドイツが戦ったら日本はボロ負け。 
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