2年に一度のクルマの祭典、「東京モーターショー2019」へ行ってきました。
今回も一般公開日前の、先週23日のプレスデーに行ってきましたのでその模様をレポートしたいと思います。
各メーカーの現在とこれからの指針の動向を見るうえで大変重要なイベントですので気合が入ります。
しかし海外メーカーの出展の見合わせが多くて少し残念ですが、国産メーカーはきちんとこれからの指針を示したものにっていましたので紹介していきます。
当日は最近慣れてしまった東京へ下道で行くを今回も実施。
深夜12時半に出発して午前6時前にはお台場へ到着しました。
会場は今回も東京ビッグサイトですが、来年の東京オリンピックの準備のためにビッグサイト全体が使えず、青海の会場との分割になりました。
天気が良かったのが幸いでしたね。
さあ到着です。
2年ぶりの取材頑張りますよ~。
まずはプレスセンターへ向かいます。
ここでnsx0001さんとS谷さんと合流。
プレスルームには朝食はローストビーフ丼??
朝から気合が入りました。
さあプレスデーですから時間に限りがりますので早速行きます。
まず朝はスズキのプレスカンファレンスでしたが、間に合わず断念。
車両を見ておきます。
PHEVのWAKUスポです。
自動運転車のHANAREです。
往年のキャリーの様なデザインです。
Newハスラーも展示していましたが、人気があるだけにあまり変えられないんでしょうね。
あのCLEメンバーの方も携わったエンジンなのかな???(笑)
次のホンダブースにてプレスカンファレンスを聞きます。
目玉はやはりNewFIT、八郷社長自ら紹介です。
壇上でアンベールを行なって世界初公開した新型フィットについては、2001年6月に初代モデルが発売されて以来、優れたパッケージングと良好な燃費、走行性能、デザインなどが世界で評価され、3代目までに全世界で750万台以上を販売したホンダの基幹車種となっていることを紹介。 4代目となる新型では、コンパクトカーに対する要求がとくに厳しい日本市場で評価を得るため、日本のユーザーと向き合って開発に取り組み、「次のホンダのクルマ作りの標準となるモデル」と位置付けた。
FIT紹介の前にホンダは2030年までに3分の2の車両を電動化すると発表。
さてどうなるんでしょうか??
このFIT初代のようなプレーンな感じに戻りましたね。
さりげなく置かれたNewアコードです。
クラウンに似た6ライトですね。
完全なるEV車のeコンパクト。
航続距離の面からもハイブリッド車も発売して欲しいですね。
MITSUBISHIではダイナミックシールドの顔がもう定番ですね。
電動SUVのMI-TECH CONCEPTです。
話題の日産では永ちゃんが流れます。
こちらは軽自動車規格のシティコミューター的なEV車のIMkです。
サプライズで登場のEVクロスオーバー車のARIYAです。
もうEV車ばかりなんですね。
バイクメーカーも出展です。
YAMAHAとKAWASAKIです。
このあたりでバタバタとお昼になりました。
実はnsx0001さんは午後より青山のホンダ本社でNSXミーティングの打ち合わせがあるということでここで記念撮影です。
今回もご一緒できて良かったです。
ランチはカツサンドのメニューです。
軽食でしたがなかなかおいしくて満足です。
次は南棟です。
今回から初めて使うところですがこちらもちょっと歩いて遠かったですね。
マツダから。
今回から毎回ありましたお楽しみな豪華ランチビュッフェがなくなりました。。。。
やはりどこも実情は厳しいようですね。
この日のプレスデーで初お披露目のMX-30です。
マツダ初の量産EV車です。
プレスカンファレンスでは丸本明代表取締役社長兼CEOがこう述べました。
電気自動車であってもマツダの開発哲学である人間中心の設計思想は変わりません。内燃機関の商品と同様に、滑らかで自然な運転感覚による人馬一体感を実現しています。電動化モデルでも“人馬一体”や“人間中心”といった開発哲学は受け継がれていくことが明言していました。
続き このMX-30の主査を務める竹内都美子氏がコンセプトなどを紹介。
特徴はフリースタイルドアです。2003年にマツダではRX-8でフリースタイルドアを採用しました。RX-8が実現したようなフリースタイルドアの特徴を活かしてデザインと居住性を両立させています。3つ目は走る歓びです。心が整えられた状態だからこそ、運転すると走る歓びをより高く感じていただけます。日常生活の中で心と体が元気になる純粋な走りを体感くださいとのコメントでした。
続いて同じ南棟のレクサスです。
今回レクサスはEVコンセプトカー「LF-30 Electrified」を世界初公開しました。
2025年には全車種に電動車を設定し、電動車の販売比率がガソリンエンジン車の比率を上まわることを目標にしている。直近では11月にレクサス初のEV発表を予定しているほか、2020年代前半でPHVやEV専用モデルを投入する計画が発表されました。
すると取材中のマツコさんが登場。
車好きで有名なんで的を得た発言をしていました。
輸入車ではアルピナも出展しています。
B3 Limousineが世界初公開された。ドイツ本国仕様として公開されたスペックは、最高出力462PSを発生する直列6気筒 3.0リッターターボエンジンを搭載。トランスミッションは8速ATが組み合わされ、駆動方式は4WD。
メルセデスも今回出展していました。
ありがたいですよね。
VISION EQSは前後車軸に電動モーターを搭載。駆動方式は4WDで、出力は約350kWあり、トルクは約760Nm。0-100km/h加速は4.5秒未満と公表されている。WLTPモードで最大700km走行できる。
これでビックサイトでの見学は一旦終了して、今回初の別会場の青海展示棟へ向かいます。
移動の仕方はOPEN ROAD呼ばれる徒歩での移動、あとはシャトルバスでの移動がありますが、本日のプレスデーでもこの行列。
午前中でヘロヘロになり取材していたのでやはりバスに決定。
そして待っていると来たのは水素バス。
それも豊田ナンバーと言えば昨年元町工場で乗ったバスかな??
当たりだと嬉しくなりました。
約10分くらい乗って到着。
バスでも結構遠いなと思ったので徒歩だったら・・・・。
さて青海会場へ到着です。
まずはトヨタ自動車のプレスカンファレンスです。
さて約30分待って出てきたのはおなじみ豊田章男社長です。
豊田社長は「人の温もりや優しさを表現したかった」という今回のトヨタブースには「来年発売するクルマはひとつもありません」と、強調した。
未来の電動スポーツカーを表現する『e-RACER』
このように未来のモビリティばかりが展示されていました。
いつまでも人が中心と言うトヨタの姿勢を見ることができました。
市販が近いクルマはココにはないということでまたあとで探します。
トヨタ車体にこれも見てみたかったグランエースです。
第一印象は大きいな~です。
勢いあるダイハツです。
ワクワクというハスラーのようなクルマですかね。
ツムツムは軽トラックの未来を示唆。
イコイコは自動運転のバスですね。
これもデザインがいいですね。
ワイワイというミニバンです。
そしてやはりこれを見たかった。新車種の1LターボのSUVです。
これは売れそうですね。
トヨタからも兄弟車が出ます。
次はスバルです。
やはりNewレヴォーグですよね。
さらにスタイリッシュになってカッコいいですね~。
ここで毎回お会いしている、マル運さんに今回も会えました~。
最近では本当にお久しぶりでした。
熱い会話をしてまたの再会を誓いました。
次はどうしても見たくてメガウェブへ。
これですこれです、MIRAIです。
カッコいいですね~。
そしてもっとどうしても見たかったのが・・・・その横のヴィーナスフォートにあるんです。
それはヴィッツの後継モデル「ヤリス」です。
フロント周りはアクアに似ていますね。
なかなか実物はイイ感じでした。
質感が上がりとても進化していました。
少し小ぶりになった感がありますが、スタイリッシュでいいですね~。
輸入車のような仕上がりです。
何はともあれ来年2月のデビューが待ち遠しいですね。
さて一気に見て回りましたが今回のモーターショー、やはり会場の2分割化がネックかなと思いましたね。
天気が良ければ移動もまだ楽しいかな?と思いましたがちょっと距離がありました。
展示車種に関してはちょっと寂しい感じがしました。
各メーカーのお財布事情による内容の疲弊が感じられ、日本のモーターショーも岐路きていると感じました。
電動化の波に寄るクルマというモビリティの在り方を考えさせられる内容に終始していました。
モーターショー、今のクルマの先端の事情を見るのはイイと思います。
まだ開催中ですので是非とも行ってみてください。
2日にあったトヨタの経営企画会議見てみたかったです。