連休らしい外出が何もできなかった我が家のGW・・・。
でも、引越しから1ヶ月を経てもなお、消化すべきタスクは山ほどありまして(^^;)。
本来のタイミングから2ヶ月遅延した
デミオの半年点検もそのひとつ。
そもそも、ディーラーから点検の案内ハガキが届いたのは2月末。
しかし、当の3月がこれまでの私の人生で最も多忙な1ヶ月間となってしまった関係で、かろうじて月半ばに初車検のアクセラXDをお店に持ち込んだのを最後に、以降はディーラーと全く音信不通の状態に・・・(+_+)。
まぁ、これほど洗車好きな私がマイカーを1台も洗えず、スタッドレスタイヤの交換も先送りされた異例尽くめの3月でしたから、無理もありませんよねぇ(^^;)。
悪いことにデミオは点検と同時にガラスコーティングを施工する計画だったので、ディーラー経由で業者さんとの日程調整を進めないことには、タイミングが決められなかったのです。
そんなわけで、GW連休終盤になってやっと入庫の段取りが叶ったデミオですが、実はここで、ちょっとだけ興味深いドラマが待ち受けていたのです。
「作業が午前中いっぱい掛かりそうなので、代車を用意しておきますね」
サービスマネージャー氏の言葉に、ややくたびれた軽自動車をイメージしていた私。
実際のところは前回、前々回と、我が家とは縁の深いアクアティックブルーのSKYACTIVデミオが代車として登板していたのですが、なぜか今回はDEデミオは全く頭になくて、それ以前に借りた白のAZ-ワゴンを勝手に想像していたのです。
ところがところが
点検当日にいざクルマを持ち込んでみれば、そこに用意されていたのは現行のDJデミオ。しかも、赤髭のXD(1.5Lディーゼル搭載車)ではありませんか!!
ときたら・・・ウン、
真っ先に嫁さんに乗ってもらわないとね!^^
そうなんです。
年始早々に私の気まぐれで、シートヒーター欲しさにDJデミオの代替を妄想したという顛末劇は、過去の
みんカラブログにも認めた通り。
残念ながらその時は、嫁さんをCX-3試乗車の運転席に誘導するのに失敗してしまい、いつしか熱は冷めてしまったのですが、それでも私は
「(13Sは)坂道や加速でストレスを感じることがある・・・」
と嫁さんが吐露したことが、ずっと気になっていたのです。
「勝手知ったるデミオだし、ちょっと買い物にでも行って来たら?」
そんな私の誘いに乗って、XDツーリングのスマートキーをトートバックにしのばせた嫁さん。
ディーラー試乗などの特別なシチュエーションでなく、あくまで普段使いの用途で、エンジン違いのデミオのパフォーマンスが嫁さんにどう映るのかは、送り出した当の私としても、大変注目するところだったのです^^。
果たして、近所のスーパーから帰還した嫁さんの第一声は・・・
「とっても軽かった!」
「えっ?」
「軽い」というコトバに思わず意表を突かれた私(笑)。
だって・・・無理もないでしょう。
DJデミオのガソリン車とディーゼル車ではざっと100kg以上の重量差があり、その大半がフロント部に集中。ディーゼル車の方が遥かに車重・・・とりわけ前軸荷重が「
重い」という客観的事実がまず存在します。
加えて、私の個人的な見解でいえば、DJデミオは2種類のエンジンの重量差や性能差に応じて車両のキャラクターが明確に分かれる印象で、ガソリン車では「軽快感」、ディーゼル車では「
重厚感」がそれぞれお気に入りのポイントだったのです。
だから、「重」と真反対の「軽」というワードには思わず戸惑ってしまったのですよ。
・・・最初の数秒間は(^^;)。
当然ながら、すぐに嫁さんの真意は汲み取れました。
ドライバーの意志、つまりは加速のためのアクセル操作に対し、きっとデミオXDは「軽々と」「軽快に」応えてくれたのでしょう。
さらに嫁さんはコトバを続けます。
「なんかこう・・・思い通りに動いてくれたというか、ストレスがなかったのよ!」
これを何度も力説(笑)。
まさか嫁さんの口から“人馬一体”に近いニュアンスのコメントが飛び出すとは思いも寄りませんでしたが、これは裏を返せば、普段の我が家の13Sがなかなか嫁さんの思い通りになっていないということです。
ハイ・・・これには少々説明が要りますね。
普段デミオにあまり乗らない私がフォローするのも変な話ですが(苦笑)、ガソリンの13Sにも他のマツダ車と同様の素直な反応特性はしっかり仕込んであって、実際にリニアなエンジンフィールと小気味よい変速レスポンスをセットで体感すると、心底爽快な気分に浸ることができます(^O^)。
ただ・・・
いかんせん1.3LのNAエンジンはお世辞にもパワフルとは言い難く、余力の無さがスイートスポットの狭さに繋がってしまいがち。
例えば同乗者がいてウェイトが増えていたり、例えば平坦路から勾配路に差し掛かったりすると、いとも簡単にそこから外れてしまい、アクセルレスポンスにストレスを覚える頻度が増えてしまうのです。だからといって嫁さんが積極的にマニュアルシフトを駆使して低いギアを選ぶわけでもなく・・・。
おまけに、少し前までの自宅のロケーションは、狭い急坂の中腹。嫁さんが子供たちの送迎に外出するたびに、二重三重のストレスに苛まれていたのは想像に難くないのです。
そんな、いつもの諦めモードな感覚で同じDJデミオのアクセルを踏んでみたら、過去3年間のデミオとの日々を覆すような目覚ましい加速感、頼もしいレスポンスが返ってきたわけですから、思わず嫁さんのテンションが上がるのも不思議ではありませんよね^^;。
さてさて、この一件のお陰で、年明け以来ずっと完全凍結していた13Sの代替検討も、実現タイミングはともかくとして、ひとまずパワーユニットとしては、1.5Lのクリーンディーゼルエンジンが当選確実となった雰囲気です^m^。
そんなドラマの筋書きまで想定していたかどうか定かではありませんが、初車検を半年後に控えた今回の代車手配、なかなか気の利く選定だったですね(^^)v。
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隠れ家のマツダ | 日記
Posted at
2017/05/13 16:57:23