前回からいよいよ“車庫編”へ突入した「新しい隠れ家案内」シリーズ。
①では、私がインナーガレージを用意するに至った背景や思いに触れながら、ガレージの基本諸元や実用レベルを白状。
その上で、私が最も重視した“ガレージの雰囲気づくり”において「趣味性」の演出をどう織り込んだのか、ほんのサワリの部分をお話ししました。
今回の②は、もっとディープにいきますよ(笑)。
・・・とくれば、当然ながら話題の中心は、殊更力が入ったガレージの
手前側半分。
壁を奇抜なオレンジとグリーンの”CHARGEカラー”で塗り分け、レーシーな空間を目指したゾーンですね。
そこで
今回の画像です。
このアングルは、我が家のインナーガレージの中で極めて趣味性の高いゾーンを網羅していると同時に、私がここにピンポイントで設定した具体的なテーマをも物語るものとなっています。
そのテーマとは・・・
ひょっとすると、とうに察しが付いておられるかもしれませんが
「サーキットのピットガレージ」。
あっ・・・
そう言うわりにジャッキもツールボックスもエアーコンプレッサーも見当たりませんけど、まぁそこは”雰囲気重視”ということでご勘弁を・・・(爆)。
さ、気を取り直して説明を続けます。
言うまでもなく、このピットガレージの主となるマシンは、私の
赤CHARGE号。
1989年のル・マン24時間レースで全車完走した3台のマツダの4ローターマシンのうち、総合9位に入ったCHARGE MAZDA 767B(#202)をモチーフに、コツコツと外観を仕上げてきた我が家のメインカーですね。
ご丁寧にも、ル・マンや国内耐久でマツダのマシンがまとっていたIMSA-GTPクラスの三桁ゼッケンを再現し、スーパー耐久でRX-7が装着していたクラス識別ステッカーも転用するなど、レーシングカー由来のアイテムをダイレクトに散りばめているわけですから、「ピットガレージ」に収まるプロパティとして不足はないですよね?(^^;)
というか、このクルマありきで空間を創り上げているので、他のマイカーを置いても全くサマになりません(苦笑)。
で、ピットといえばなんたって
シャッターと
モニターでしょ!
ということで、クルマの前方には大型電動シャッターがそびえ立ち、ふと見上げれば、天井には液晶モニターがぶら下がっています。
電動シャッターはガレージの中央部で仕切って2枚仕様にする手もあったのですが、見映えを重視して幅6メートルの1枚仕様に。ただ、その巨大さが災いして、新築工事の途上、周囲に足場が組まれた状態ではブツが一切搬入できず(-_-;)。
初の大型シャッターを心待ちにしていた私は最後まで御預けを喰らった挙句、結局は3月下旬の新居引渡し日の夕方遅く、私達が確認書にサインをする頃に滑り込みで装着されるという超ドタバタ劇でした。
一方の液晶モニターは引越しから1ヶ月後に追加設置したもので、ガレージに隣接する私のホビールームとHDMIケーブルで配線が繋がっています。
現時点ではケーブルテレビの受信機経由で最新CS放送を観ているだけですが、将来的には他のデッキやレコーダーとも接続し、私が若かりし頃に必死に撮り貯めたJSPC/IMSA/WSPCなどの耐久レース中継番組(VHS)を再生しながら、ガレージ内でゆっくりと思い出に浸る計画です。
(その前にテープ映像をDVD化しろよ! 笑)
あ、さすがにRX-7の車内からは上方のモニターは見辛いので、現時点では、画像の左端にフレームインしているSPARCOのバケットシートが、モニター視聴用の特等席となっています。
さらに、ガレージの天井には埋込型のスピーカーも仕込んであります。
前述した液晶モニターの支柱近くとその対角部の2箇所に設置していて、スピーカーの端子はホビールームの壁にビルトイン。そこで適切な音源に繋ぎさえすれば、ガレージ内でラジオや音楽を聴けるという按配になっています。
とまぁ、冒頭の画像をベースに彼是と構成要素を説明してきましたが、残るはRX-7の後方にドーンと構えたディスプレイコーナーですね。
実はここがこのレーシーなゾーンのハイライト。
当「新しい隠れ家案内」シリーズのイントロ編で触れた通り、今回の新カーライフ拠点で私が表現しようとした世界が2つほどあるのですが、そのうちの1つがこの一角に象徴的に凝縮されているのです。
ここはぜひ、別枠③で紹介したいと思います。
(つづく)
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隠れ家の新プロジェクト・2 | 日記
Posted at
2017/09/17 10:06:46