しばらくPCヲタネタになりますが、PC自作初心者にはいくらか参考になるにでは?と思います。
「PCネタには興味ないぜ!!」という方は、ブラウザバックでm(_ _)m
今回依頼されたPCは今流行りのRyzenですが、このCPUはまことしやかに囁かれている、
メモリとマザーの相性が酷い
という話。
まあ、あながち間違いではないのですが、何もRyzenだけの話ではありません。
例えば、Core-iX系でも、メモリスロットが4基ある場合、デュアルチャンネル動作が2レーン(トリプルチャンネルのPCHが
X58を除く)という状態になりますが、
チャンネル1、チャンネル2に違うメモリを差す(←例えば、DIMM1-DIMM2が「Samsung」、DIMM3-DIMM4が「Micron」など)とバッティングして起動しない不具合
が結構起こります。
なので、32GB載せたい場合は、
8GB×4枚ではなく、16GB×2枚にするのがセオリー(消費電力の観点からも有利)
Ryzenの場合は、マザーとメモリ(チップ)自体の相性に加え、
チャンネル1内の2枚のDIMMのチップベンダーの相違でも不具合が起こる
可能性があります。
メモリのチップベンダーは、お馴染みのソフトである「CPU-Z」で判明しますが、デュアルチャンネルではなく、シングルチャンネルで動作するなら、これが原因である可能性が高いですね。
「俺はセット品のメモリを買ってるから大丈夫」というのは当てになりません
というのは、2枚セットで販売されていても、基板ごとにチップベンダーが違う事が結構あるからです。
RyzenのCPUで、メモリの相性が酷いと言われる理由の一端を担っているのでは
と考えます。
Posted at 2020/03/07 07:54:32 | |
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Ryzen CPU | 日記