続きです。
計画から1年3か月、着工から4か月、コンテナ設置から3か月が経過し、ようやく終盤に入ります。
引っ越しを始めましたが、とりあえず主要機器と接続ケーブルの移動が完了しました。
未だ散らかっていますが・・・・
ただ、短期間で400㎏あまりの機材その他を運んだため、体に相当負担が掛かったのか、体のあちこちを痛めました。。。(´・ω・`)
まあ、あとは配電盤からの専用配線を引き込み、各々のケーブル類を接続して、とりあえずは音出し出来るようになります。
まずは、機材を整理するため、オーディオ・ラックを組み立てます。
フローリング板を慎重に貼ったつもりでしたが、どうも横方向の平面性がイマイチだったので、水平器を使い、ラックの足の長さを調整して平面出しを行いながら組み立てます。
ラックの底には強化アルミ合金製の足が6個付いていますが、床と足の間に振動吸収素材を挟みます↓
この素材は特殊樹脂で出来ていますが、話によると、戦車の砲塔の衝撃緩衝に使ってるのだそう。。。。。
なので、結構イイ値段がします(;^_^A
ラックの構造的には、板と支柱を寸切りボルトで連結するようにします↓
この飛び出した寸切りにアルミ支柱を捻じ込んで固定します↓
一応、このアルミ支柱の締め付けは、全て0.3Nでトルク管理しています。
アルミ支柱は、強化アルミ合金である、A2017の押し出し丸棒から作成しています。
A2017は、エンジンパーツなどで使われる強化アルミ合金の一つです。
鋳塊丸棒を旋盤で適切な長さにカットし、円断面に寸切りボルトを埋め込む用の穴を開け、タッピングしています。
アルミ支柱12本と板3枚を連結します↓
板は、カナディアン・ハードメープルの天然木無垢材。板厚は50㎜。
さすがにこの大きさだと、1枚無垢ではなく、2枚の接ぎ板ですが。
表面だけでなく、裏面まで節が出ない板を特注しています。
ハードメープルというと、MLBの打者がマイバットで特注する素材の一つで、比重は0.7を超え、硬質木材系に分類されます。
オーディオ・ラックの置き場所は人によりけりですが、何処がベストという訳でなく、一長一短あります。
何を重視するかで置き場所が変わります。
今回は、スピーカーとリスナーの間に置きましたが、この設置法はある程度部屋が大きくないと出来ません。
今後、レイアウトを変えるかもしれませんが。。。。。
機材をとりあえず入れておきます↓
設置する場所も人それぞれですが、私は、ディスク交換系を最上段、コントロール系を中段、リモコンやiPadで操作するものは最下段に置くようにします。
今回のレイアウトだと、後ろからケーブルの脱着やメンテナンスが楽になります↓
以前のように、ラックを押し入れに押し込んでしまうと、奥が埃だらけでケーブルメンテもし難くなります。
ただし、このレイアウトは、リスニングポイントに座った時に、スピーカーの全体が見えるくらいでないと、スピーカーから出た音波が形成する音場に影響を及ぼすので注意が必要です↓
次はいよいよオーディオ専用電源の電気配線です。
Posted at 2021/12/20 03:32:09 | |
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