続きです。
またちょっと間は空きましたが、ひたすら防音工事です。
いよいよ、全六面体の半分の完全防音化が済みました。
よく言えば、半分が終了。悪く言えば、あと倍同じ事をやらないといけない・・・・(´・ω・`)
防音工事と同時進行に、電気配線を行っています。
今のところ、LED照明用だけですが。
使用ケーブルですが、何の変哲もない、VVF1.6㎜です↓
まあ、所詮、LED用の照明なので、そんなに頑張らなくても良いかなと(;^_^A
エアコンは16~18畳用で、必然的に200Vのエアコンになるので、ここの回路はVVF2.0を使用します
コンテナハウスの電気配線事情ですが、本来、
コンテナに間柱を立てた、断熱を入れる前に電気配線するのがセオリーです↓
吹付断熱を行ってしまうと、間柱⇔コンテナ内壁間を断熱材が埋めてしまい、間柱間に配線を通すのが難しくなります↓
では、「ぽんこつ」は如何やって配線しているかというと・・・・・
まず一つの方法が、天井の野縁枠を削り込んでVVFを埋め込んでいます↓
「野縁」というのは、天井を取り付けるための枠組みの総称です。
そんなの削っちゃってイイの?
と言われそうですが、
天井の野縁枠は、枠組み強度は長辺方向しかなく。短辺側は、適切に切断した野縁で橋渡ししているだけです
木造の野縁は、軽量鉄骨天井(軽天)とは構造がかなり違います。
枠の十字が角穴ダボやクサビ状嵌め合いならば、削り込んでしまうと強度低下を起こしますけどね。
ただ、スライド丸鋸で切断しているだけなので、下画像のように、そもそも長さが足りない箇所も所々あります↓
ここは↑何もせずVVFを埋め込んでいますが、、、
トリマーに角溝ビットを付けて溝を作り、VVFを埋めます↓
こんな感じになりますが、天井パネルを取り付けてしまうと、もう何も分かりませんね↓
本来、照明は場所によってブレーカーを変えるのがセオリーですが、そうすると、野縁に何本もVVFを通さなければいけな事になります。
いくら強度に関与しないからと言って、野縁をガンガンに削っていくのは些か抵抗があるので、ブレーカー1回路からタップを使って分岐します↓
圧着スリーブでも良いのですが、いちいち絶縁するのが面倒で(;^_^A
つまり、ブレーカー一つ遮断すると、照明が全部消えることになります。
間柱を通すもう一つの方法が、単純に穴開けで通します↓
間柱に穴開けちゃってイイの?と言われそうですが、そもそも角材は製造時に枝の節部分の欠損があります↓
全間柱の30%くらいに欠損部分の穴があるので、丁度良いところはそこを通しますが、欲しい場所に穴がない場合はホールソーで穴開けします。
強度低下は考えなくても良いですが、心配ならVVFを通した後にエポキシ木工パテを埋め込んでおくと良いでしょう(二度と通したVVFは取れなくなりますが)。
今回は工具の話もしておきましょう。
プロ?の大工さん達で使われるのが、インパクトレンチという、ハンマーの打撃ショックでビスを打ち込んでいく方式ですが・・・・
まあ、車関連でもエアツールでありますが、
車同様、何でもかんでもインパクトレンチを使用するのはお勧めしません
車の場合、ホイールナットにアルミ合金の場合は、脱着時にインパクトは厳禁です。
話は戻って、木材の軟な素材では、「打ち込み過ぎが多数発生」します↓
画像のように、ネジが板に埋まって非常に取り難くなります↑
で、こうなってしまうと、板が痛む事が多々あり↓
板が痛んだ場合、傷んだ部位に木工用ボンド塗り、小型バイスで圧着しておきます↓
そもそも、
インパクトで打ち込み過ぎにならなければこんな事をやる必要もないわけで・・・・・
なので、私の場合は木工用は普通のドリル兼用ドライバーを使います↓
簡易トルク管理機能が付いているので非常に便利。
ただ、ケーブルを長く延長しなければならないデメリットはありますが・・・・・
熟練の大工さんでも、木材では打ち込み過ぎが多数発生するので、私はインパクトはせいぜい軽量鉄骨のコースレッド打ち込みに使用に限定した方が良いと思います
Posted at 2021/10/18 16:53:14 | |
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