続きです。
前回、建築基準法での耐荷重が180㎏/m2と書きましたが、実は、新しい家であれば、面設置であれば300㎏ぐらいはギリギリ平気なことも・・・・地震があったら怖いけど(;^_^A
なのですが、私の場合はさらに問題点があります。
それは、
ラック底面にインシュレーター(足)が付いている
ことです。
一番最下層の板の裏面に↓
直径50㎜の金属製インシュレーターがつけてあります↓
これが、全部で6か所↓
つまり、
足1個につき、50㎏の重さが常に掛かっていることになります
面設置ですら重量オーバーなのに、それに足ときたら、床がめり込んだりすることもあります
さて、それでは如何するか??ですが、
床下を強化します
和室、洋室、どちらも床下強化可能です。
和室の床が強化できるの?
と思う人もいると思いますが、実は和室の方が作業がひと手間楽になります。
・和室の場合
作業手順ですが、まず、畳を引っぺがします(嵌っているだけなので、ピックで引っ張って捲りあげるだけ)
イラストは床下がありますが、見えないので、今は無視で↓
畳を引っぺがすと、捨て板(針葉樹系合板)が張ってあるのが見えます↓
以下、続きはフローリングの場合を参照してください。
・洋室の場合
フローリングの板を外します。
まずは、巾木を外しますが、ボンドで付いている場合と、隠し釘で売ってある場合、どちらも、壁と巾木との間にインテリア用へらかタガネを打ち込むと外れます↓
最終列の板を探しますが、上から見ただけでは全く分かりません↓
最終列の板は、ボンド止めせずに隠し釘で打って嵌っているだけ・・・というのが多いので、巾木を外した後、バキュームリフターで板を赤矢印方向に持ち上げると外れる場合があります↓
フローリングの板は、クサビで連結してパズルみたいに嵌っています↓
フローリングの板は単板(無垢)と合板系がありますが、いずれの場合でも、イラストのようにクサビ(専門用語で”さね”という)で嵌っています↓
バキュームリフターは二つあると良いでしょう(車用の凹み治し用だともっと良い)
どちらの端の板もリフターで外れない場合は、丸鋸で切れ目を入れてノミで捲りあげますが、フローリング板は再使用できません。
一枚外れたら、あとはフローリング板と捨て板の間にへらやタガネを打ち込むと、どんどん剥がれていきます↓
フローリングを剥がしたら、捨て板も剥がします↓
捨て板はサブロクバンといって、90×180㎝の大きさなので、その辺りで板の繋ぎ目がある筈です↓
↑このように、強化する部分だけ剥がします。
捨て板は、ほとんどがスクリュー釘で打ってあることが多いです↓
↑板を張り直す時、釘と同じ長さの、ちょっとだけ径が太いネジで止めると、再メンテナンスが楽になります(サビている事が多いので、できればステンレスネジで)
床下の構造です↓(分かり易いように、捨て板は全部撤去)
各部名称です↓
長くなり過ぎたので、床下強化は次で書きます。
Posted at 2021/05/19 12:02:38 | |
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