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ぽんこつネコ改のブログ一覧

2018年07月29日 イイね!

レリーズシリンダーのエア抜きの横着法 その2(作業編)

ちょっと面倒になってきたので、詳しい理論はすっ飛ばして、作業編を書きます。

残念ながら、先日の作業中に撮影に使っていたスマホが途中でバッテリー切れを起こしたため、過去に撮影した画像がかなり混じっています


1: リザーバータンクのキャップを取る

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2: レリーズシリンダーのプッシュロッド押し込み、ピストンを縮めながらプッシュロッドを抜く

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クラッチコントロール系ライン内にフルードが入っている場合、レリーズシリンダーのプッシュロッドを抜いたままだと、ピストン(画像金色の部品)がレリーズシリンダーから抜けて外に飛び出してしまうため、何かしらで抑えておきます(養生テープなど、テープ系ではマスターシリンダーからの圧に耐えられないので注意)

一人がピストンを抑えながらレリーズシリンダーのブリーダーバルブを開き、もう一人がクラッチ操作を行っても可能。

プッシュロッドを抜いた時にピストンが自然と飛び出してこないと、ピストンの摺動性(滑り)が悪い状態なので、シフトフィールの悪化を招きます(対策法は後述)。


3: レリーズシリンダーの固定ボルトのバルクヘッド側だけ抜く

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↑よく見ると、後ろ側のボルトが1本抜けています。


ボルトを抜くには、ハーフムーン・レンチとメガネソケットを使用↓

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ハーフムーンだけでは前側ボルトを逃げられないので注意。


分かり難いですが、レリーズシリンダーの取付ボルトのバルクヘッド側にハーフムーン・レンチを掛けています↓

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APPのクラッチホースだと、手前側ボルトはホースが邪魔してハーフムーンでは回し難いため、コンビレンチ+メガネソケットで(と言っても、エア抜き横着法では前側ボルトは抜かず、緩めるだけ)↓

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後ろ側ボルトを抜くと、前側ボルトが支点になり、レリーズシリンダーを持ち上げ、水平以上にする事が出来ます↓

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ただし、

レリーズを持ち上げる前に、必ずプッシュロッドを抜かないと持ち上がらないので注意!!


分かり易いようにイラストにしてみます。

衝突安全基準をクリアする理由で、エンジンとミッションが車体後方に向かって斜めに搭載されているせいか、レリーズシリンダーは水平ではなく、かなりの傾斜を持っており、レリーズボディのメイン、サブ両シリンダー先端部にエアが溜まってしまいます(画像黄緑線水色線の上にエアが溜まる)↓

よって、画像内赤丸部位にワイヤーを引っ掛け、シリンダーの後端部を持ち上げてエア抜きがし易いようにします↓

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シリンダーを持ち上げて、最低でも水平状態に出来れば、貯まったエアは抜けてくれます↓

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クラッチラインにエアが入っているかいないかの見極めは、

クラッチの踏み始めが軽い場合はエアが残っているので注意


レリーズの後側をワイヤーで持ち上げて、バルクヘッドのネジ穴(赤丸枠)に引っ掛けて吊り上げると良いでしょう↓

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エア抜き時にクラッチ操作をすると、プッシュロッドを抜いたそのままでは、当然、ピストンが外に飛び出してしまうので、2人でやる場合は、一人がピストンを必ず抑えておきます。

一人でやる場合は、ホームセンターでステンレス製補強プレートと寸切り、ナットでピストン抑え工具等を作成すると良いでしょう。


Posted at 2018/07/29 23:27:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | レリーズシリンダー | 日記
2018年07月28日 イイね!

ノリでロゴ作成

私は、車両に使用部品のロゴを貼りたい派なのですが、無いものは作るべく、イラレでロゴ作成を行いました。

今回ノリで作成したのは・・・・・

APP!!

いや~・・・やっぱコレでしょ♪

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曲線のカーブ具合、文字幅、高さ、全てを0.01㎜の精度で作ってます♪<( ̄^ ̄)>

そもそも、カッティングマシンにその精度がないでしょ?というツッコミはごもっともm(_ _)m

そういうムダなところにこだわりを入れるのが

D・I・Y

です。

ついでですが、ラリーストのKen Block氏を崇拝している知人から依頼されました。

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以前も作成しましたが、改めてみるとグダグダだったので新規作成。

彼はラリーカーのレプリカを作るのだそうな・・・・・

Ken Block氏って誰??という人はこちらで↓

https://www.youtube.com/watch?v=HQ7R_buZPSo
Posted at 2018/07/28 18:46:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2018年07月27日 イイね!

レリーズシリンダーのエア抜きの横着法 その1(工具編)

クラッチコントロール系(マスターシリンダー → クラッチパイプ → クラッチホース → レリーズシリンダー)の部品を交換する場合、フルードを全抜きの必要がありますが、全抜きだとエア抜きがかなり大変なことになります。

クソ面倒くさい、スバルのマニュアル車のレリーズシリンダーエア抜きについて、究極方法は以前紹介したこれら↓

https://minkara.carview.co.jp/userid/2937850/car/2544210/4781006/note.aspx

https://minkara.carview.co.jp/userid/2937850/car/2544210/4784558/note.aspx


ですが、今年のこのクソ暑い中では極力時短したい訳で・・・・・


ということで、時短方法を考えました。


先日のブログでちょっと書きましたが、

レリーズシリンダーのバンジョーボルトから垂れ流し作戦はものの見事に失敗しました・・・_| ̄|○ ガクッ

がしかし、違う方法で手抜きを考えました。転んでもタダでは起きない(爆)


そもそも、スバル車のクラッチコントロール系の構造が、整備性を全く考慮していないので、かなり悪戦苦闘することになります。

まあ、スバルの整備性の悪さは今回のエア抜きに限ったことではありませんが・・・・


理屈や結論を後回しにして、まずは必要なもの(工具類)から。



・ 必要なもの(装着補器類部品が純正の場合)

① 7、8、10、12mm、14mmソケット(スタンダード、ロング共にあると便利)

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② 50mm程度、100mm以上のエクステンション

随所に使用



③ ハーフムーンレンチ(14mm、17mm)

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画像右。

これがあるとないとでは、作業効率が雲泥の差


④ ストレートラチェット・メガネ((14mm、17mm)

③の画像左の2本。

このサイズだと、フェンダー内のフレーム補強(すじがね君など)にも使用可能。



⑤ メガネソケット(14mm)

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レリーズシリンダーの取り付けボルト後ろ側(バルクヘッド側)を外すために使用。


⑥ トルクレンチ(20Nが中間ぐらいのモノ)

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マスターシリンダー、クラッチパイプ、クラッチホース間のフレアナットのトルク管理に使用。



⑦ クローフットレンチ(10㎜)

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フレアナット締め付け工具。スパナでは絶対に緩まないので注意。



⑧ スピナーハンドル

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あったほうが便利。



⑨ スポイト

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フルード吸い取り用。


⑩ シリコン・ホース 5mm

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ビニールホースだとすぐに痛む。


⑩ ワンウェイ・バルブ

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スバル車の場合はなくても不可能ではないが、作業効率が上がる。


⑩ φ5mm用ホースクリップ

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マスター、レリーズ両シリンダーの圧が高い理由で、ブリーダーバルブにホースを接続しただけでは吐出圧で抜けてしまうので必需品。



長くなるので次回へ続く。
Posted at 2018/07/27 09:22:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | レリーズシリンダー | 日記
2018年07月24日 イイね!

一番の元凶は誰だ??

クラッチホース交換の後日談です。

クラッチホースをAPP製のモノに変えたら、踏み始めから半クラまでのストロークが短くなり(ミートポイントが手前になる)、プッシュロッドを調整しないと、クラッチを繋げる時に膝がダッシュボードに当たるという事態に・・・・(´・ω・`)

純正からク□コの強化クラッチホースに交換した時、何故かミートポイントが奥まったのですが、その時にミートポイントを手前に来るように調整していたのですが、どうやら最初から□スコ製の強化クラッチホースがおかしかったのかもしれませんね。



で、ちょっと話は遡りますが、水面下で進めていた話を一つ。

実は半年前からシフト時に引っ掛かったり、酷い時はギヤ鳴りがしていた時がありました

シンクロが行っちゃったかな??とも考えたのですが・・・・↓

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意外と知られていないのですが、実は

GRBのアプライドA型、B型の場合、1速、2速のドリブンギヤとスリーブ、シンクロナイザーセット(トリプル)の部品群にリコールレベル寸前の欠陥があり、特に無理をしなくとも壊れやすい

という問題があります。

ホントかよ?という方は、試しにDラーへ行って1速or2速のオーバーホールの見積もりを取って、必要部品リストを照らし合わせてみると、私の言っている事が、よ~く分かる筈です。

□島飛行機はよくあるのですよ、

リコールレベルの不具合をコッソリ改良とか・・・・

GRBで一番有名なのは、アプライドA型のピストンリング部のセカンドライナーの肉厚不足によるピストン棚落ちですかね

話は戻って、ミッションの話を内容まで全て話すと相当長くなるので、また書く機会があれば・・・・・


ともかく、紆余曲折しましたが、

Dラーでリビルトミッションを載せる

という方向性で行こうとしたのですが・・・・・


APPの強化クラッチホースに交換したら、変速の不具合が治ってしまった

という・・・・・


元凶はクス□製の強化クラッチホースだった??のかも???

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何はともあれ、大物(リビルドミッション交換)の出費は、1万円くらいの部品(強化クラッチホース)と、暑い中に2時間格闘した大量の汗と労力で防ぐ事が出来ましたとさ・・・・・(´・ω・`)


とりあえず、最近の悩みの種の最大理由であるミッションの変速不具合が治ってしまったので、私の次車は2020年のWRX STIフルモデルチェンジまでお預けになりました。

あと2年くらいはGRBを乗り続けます<( ̄^ ̄)>
Posted at 2018/07/24 20:16:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年07月22日 イイね!

サラッと交換・・・

何を?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


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いきなり完成しちゃってますが、クラッチホースからのフルード漏れの原因は、


強化クラッチホース根元の圧入?部の緩みでした↓

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ということで、ホース部分のパンクではありません。


まあ、一応、説明書にも

ホース根元を支点にして回転(捩じる)しないでください

とは書いてはあるのですが、脆すぎるでしょ・・・・(-。-) ボソッ.


問題のホースは取り付け向きがあって、「逆向きには付けないで」と書いてもあるのですが、

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新規購入のホースは全く取り付け向きには触れず、「捻じれに注意してください」とサラッと簡単に書いてあるだけ。

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ひょっとして、

取り付け向きに煩いホースは、強度が足りないのでは?と思っちゃいますね(;´・ω・)
Posted at 2018/07/22 12:14:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「@STOMP〆 さん、事務局が、「選挙活動はしないでください」と注意してますが、お構いなしの人が結構いるようです(;^_^A」
何シテル?   11/24 17:11
ぽんこつネコ改です。偽物ではありません(笑) 20年ほど前に整備&板金塗装をしていましたが、家の事情で職替えという、自称、「ぽんこつ整備士」 現在は...
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