経年劣化シリーズ、その3。
・ スタビライザーブッシュの摩耗、グリス切れ
特に、DIYで強化スタビに交換したけれど、なんか最近、異音がギシギシ・・・・
旋回時に「ビーン・・・」というような音もしたり
車高調関連かも?なんて、車高調をチェックしても特に問題はなく、実際は取り付け交換時のブッシュへのグリス塗り忘れだったり、グリス切れだったり、ブッシュの劣化だったというケースも結構あります。
純正スタビなら、ブッシュは純正部品で取れますが、強化品は大抵はシャフト径が太くなっているので純正は使えません。
では、社外強化品のブッシュは如何するか?
スタビ本体ごと全交換するバブリーな人もいるでしょうが、
社外品は、スタビブッシュの型番を調べて、「(692 311 A23)用のブッシュ」と注文をします(←クスコの場合)
他社でも、補修部品としてブッシュのみ注文できるケースが多いので、メーカーに確認する事をお勧めします。
ただし、価格的にはかなり割高ですが(5~6000円くらい)。
ブッシュは車検で指摘されることもありますが、
ブッシュが本来の仕事をしないと、ショックのストロークを阻害して段差で意図せず飛び跳ねたりするので注意が必要です
とりあえず一度、ブッシュ関連をバラしてみて再グリスアップするだけでも効果が出てくる(厳密には元に戻る)ことも多々あります。
最後に、DIYで分解清掃をする注意点ですが、
エチレングリス、モリブデングリスはベースオイルにゴムや樹脂への攻撃性がある事が多いので、これらに掛からないように気を付けます(耐攻撃性を謳っている場合を除く)
金属部品(相互摺動性を求める)の場合はモリブデングリース、それ以外はシリコングリ
ースを使っておけば間違いはないです
長くなるので書きませんが、グリスの種類を勉強するのも良いでしょうね。
Posted at 2020/09/18 09:45:09 | |
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車リフレッシュ計画 | 日記