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ぽんこつネコ改のブログ一覧

2021年06月30日 イイね!

男の城?(仮名)その44

続きです。

前回も書きましたが、トラブル発生です。

それは・・・・・・



ブチッ!!ガ~ンΣ(゚Д゚)
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水晶クロックの信号を送受信するケーブルの一つですが、見事に断裂しました。
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まあ、普段の私ならケーブル断裂くらいは屁でもないのですが、このケーブルが普通のケーブルではなく、マイクロ1芯同軸ケーブルで、しかも電線メーカーに特注で作らせたモノです。

巷でマイクロ1芯同軸ケーブルはあるにはありますが、ただ繋がれば良いっていう程度のモノなので、修理とはいえグレードを下げるのは心理的にいただけない・・・・

長さに余裕があるので、剝き直してPHのPinを圧着すれば良いですが、ルーペで確認すると、芯線が8本しかないんですよ。。。オイオイ(´・ω・`)

基板双方のコネクタが日圧(JST)のPHシリーズ2Pinなのですが、2Pinコネクタの場合、線材の太さはPH適応最大限のAWG22にするべきです。

でないと、

今回みたいに、奥にあるコネクタを引き抜く時に線材が切れてしまいます。
ハッキリ言ってしまえば、設計ミスですね
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という事で、高純度銅線の被覆ケーブルAWG22で作り直しました↓
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コネクタ挿入済み。強度は問題なし(オリジナルは細過ぎて最初からグラグラしてます)↓
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ところが。。。。。ですよ(;^_^A


機材内部をマイクロ同軸ケーブルで配線するのは他の機材でもありましたが、

何も対策せずにケーブルを作り替えると、あからさまに聴感上ですらS/Nが下がる不具合が出ることがあります


なので、ケーブルをノイズキャンセル効果のあるクワッド撚り↓をした上で、
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銅線シールドチューブを被せ、仮想同軸構造を採り↓
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チューブ終端はケーブルをハンダ付けして、シャーシに落とすと完璧でしょう。


さらに、RF/EMIノイズ(←外来、輻射ノイズ)の減衰効果のある、カーボンスリーブも更に被せます↓

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デジタル機材の内部はスイッチングノイズの嵐なので、このくらいやってもやり過ぎではないでしょう。


ただ、これだとメーカーに修理を出した際に改造行為とみなされる場合があるので、念のためにマイクロ1芯同軸ケーブルでも作っておきます↓
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PL法以降、メーカー特有のパーツは、サービスに出さないと部品は手に入らないので、そういう事も考えておかないといけませんね。



続きます。






Posted at 2021/06/30 14:30:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年06月29日 イイね!

男の城?(仮名)その43

プレーヤー編、佳境に入ります。



前回の電源部撤去からの続きです↓
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ドライブを抜くにあたって、DAC基板を外さないといけません。
外さなくとも本来はイケるかもしれませんが、とある理由によって外した方が無難です。


DAC基板を外すには、面倒なことに、リヤパネル完全撤去する必要があります。

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しかも、プレーヤーのくせに、端子の数が多いときたもんだ・・・(;^_^A



端子類接写です↓
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普通、RCA端子って本来、下画像のようにR/Lの中間のネジを緩めてハイ終わりって感じなのですが↓

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これ、同じ用途の端子ですが、1個1個リングナットが入っています↓
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全部外しますが、ナットにダボ穴があるので、本来は特殊工具が必要なのでしょう。
車に例えるなら、クランクプーリーにSSTって感じですかね↓
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リングナット&スペーサー全撤去完了↓
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これでようやくリヤパネルが外せます↓
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リヤパネル撤去↓
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面倒なことに、チャンネルごとに階層構造になっています↓
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一番上段の左チャンネルDAC基板を撤去↓
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右チャンネルDAC基板を撤去↓
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マルチチャンネルDAC基板を撤去で、ドライブ以外は無くなりました↓
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今回外した部品群です↓
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ドライブ撤去。これだけで10㎏くらいあります↓
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でもって、ドライブ裏の基板を確認するので、横倒しにします。重いので慎重に↓
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で、スレッドモーターのリボンケーブルが何処から出てくるかというと、赤矢印からです↓
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まあ、こんなの、バラさないで上から挿入してコネクタに入れるのは、まず無理な話ですわな・・・・(´・ω・`)


でもってひと段落。。。。と行きたいところですが、問題発生!!

ガ~ンΣ(゚Д゚)


面白そうな内容?は次回へ続く。。。。

ヒトノフコウハミツノアジッテカ??


Posted at 2021/06/29 09:22:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年06月28日 イイね!

男の城?(仮名)その42

続きです。

ピックアップASS'Yを外しますが、構造を良く熟知していないと後々困ることが発生します。

時間があるので、試しに上から外すのをやってみます(巧くいかないのは既に知っていますが)。


余談ですが、以前書いた、この機材をメーカーサービスに壊された確信を持ったのが、下画像の赤丸内のネジの締め方です。
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画像のシルバー色の部品は、ピックアップを固定するベースですが、赤丸ネジはドライブシャーシにフローティングするネジです。

これを説明すると長くなるので、今回は端折ります。


ピックアップベースの前後4個のフローティング・ネジを緩め、ピックアップの信号を送るリボンケーブルを抜くと、一応、ベースは外れます↓
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で、このままピックアップを交換したとしても、その後に↑画像赤丸のフラットケーブルを如何接続するかで問題が起こります。


上画像のフラットケーブルは、ピックアップを動かすスレッド・モーターの配線ですが、下画像赤枠内に通したうえで、基板裏側でコネクターに入ります↓
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この基板はドライブの裏側なので、このドライブ自体を全撤去し、裏側にアクセスしないといけないので、ほぼ、機材を全バラする必要があります


ということで、全解体へ進みますが、まずは電源部基板撤去↓
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電源基板の下の電源トランス2基を撤去↓
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これで、機材のドライブ左側スペースはガランドウになりました。


続いてドライブ右側のDAC基板を撤去しますが、かなり手間がかかるので、今日はこれまで。


次回に続く。




Posted at 2021/06/28 13:39:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年06月27日 イイね!

男の城?(仮名)その41

続きです。

今回のジャンクCDプレーヤー(↓画像上段)を購入したきっかけですが、前にも書いた通り、下画像下段のプレーヤーのピックアップ交換に必要なオシロ波形調整のためです↓
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現状、ジャンクCDプレーヤーは、

・プレスCDで、かつ、盤上に傷がなければ普通に掛かるが、傷があると停止する
・CD-Rだと、TOCを読んだ後に巧く再生できない時がある
・少々の衝撃で音が飛ぶ

という状況にあります。

ジャンクCDプレーヤーは古いとはいえ、単品コンポ、かつ、価格的に言えば10万円くらいの中級機なので、この状況がデフォルトとは考えにくいですね。

まあ、原因と対策は分かっているのですが、今後はメインプレーヤーに昇格することはまずない上に、当面はテストCDさえ掛かれば問題はないので↓
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コンテナに引っ越して作業スペースが確保できるようになったら、完全復活の検証と作業を行います。

ということで、今は先の作業に入ります。



今回の事の始まりは、下段プレーヤーのピックアップ交換なので、どんどん解体していきます↓
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このプレーヤーは総重量30㎏ぐらいあって、天板を外した画像を見ると分かりますが、所狭しと部品が詰め込まれています。

短時間で全部やろうとすると息切れしそうなので、ゆっくり分解していきますが、その前に、部品工具倉庫から調整ドライバーを発掘してきました↓

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さすがに部品が密集している機材で、電気伝導性のあるドライバーを回路に突っ込むのは危険行為になります(;^_^A

まあ、トランスで分圧されて高くても10数ボルトくらいしかないので感電の危険性はありませんが(一部部品を除く)、最悪、ショートさせて壊れなくても良い部品が壊れてしまいます。


早速、天板、サイドパネル左右、トップビーム3本を撤去(総重量、計10㎏ほど)↓
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ピックアップ交換に邪魔な部品を外していきます。
上から、ドライブブリッジ・フレーム、デジタル出力制御盤、ターンテーブル&ブリッジASS'Y
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そうすると、ピックアップがこんにちは~します↓
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ピックアップ接写↓
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余談ですが、

光学系ドライブを解体する時は、電源を入れてトレーを出したまま電源を切り、そこから分解し始めるのがセオリーです

理由はディスクチャッキングしていると、特に樹脂製トレーの場合にはドライブから抜けないケースが多いからです。

今回の機材はトレーが前後分割できるので、その作業は不要です(別にやっても良いけど)。



トレーを分割して抜きます↓
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これでひと段落ですが、まだまだ先は長いです(;^_^A
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ピックアップ丸見えジャン?

と言われそうですが、これから先、交換するまでには結構道のりは長いです。

しかも、最後には鬼の?オシロで波形調整が待っています。

最後まで気力が続くかなぁ・・・・(´・ω・`)

Posted at 2021/06/27 14:03:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年06月25日 イイね!

男の城?(仮名)その40

続きです。

日圧のZHピンコネクタ一式が来たので、さらに測定をする準備をします。

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ZHには太過ぎて電線適応外ですが、無理やり圧着↓
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一応、テスターで導通確認します↓
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何とかギリギリ嵌っている感じですが、測定は出来ます(;^_^A↓
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自作ケーブルにオシロのプローブを装着して測定↓
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水晶発振のクロック波形です↑



16.78MHzから17.12MHzをウロウロしていますが、、クロック発振器が16.5MHzなので、ちょっと高めに出ていますね↓
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この際なので、使用部品を確認しておきました。


ディスクを回すスピンドルモーター↓
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調べたら、中国製で、しかも、オモチャのUSBファンに取り付けられている事が多いそうな(;^_^A

(画像は一例です)↓
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まあ、そういうところでコストダウンするのでしょうけど・・・・(´・ω・`)


ディスクを押さえつけるスタビライザーはプラ樹脂で出来ています↓
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ちなみに、高級機になると、ディスクスタビライザーが亜鉛合金になったり、さらに高級になるとアルミ合金製になったり、マグネシウム合金になったりしますが、さすがにオモチャのUSBファンのモーター(笑)では回らないので、スピンドル・モーターコイルを使って回します↓
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中国製のモーターですが、同系列の同規格モーターを手に入れたのですが、シャフトが短いため、壊れた時にはモーターを分解し、コアとシャフトは旧品を流用、ブラシは新品に変えて組み替える予定です

モーターを分解するので、ついでにモータートルクを上げる改造もやっておきますかね。



続きます。







Posted at 2021/06/25 14:09:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「@STOMP〆 さん、事務局が、「選挙活動はしないでください」と注意してますが、お構いなしの人が結構いるようです(;^_^A」
何シテル?   11/24 17:11
ぽんこつネコ改です。偽物ではありません(笑) 20年ほど前に整備&板金塗装をしていましたが、家の事情で職替えという、自称、「ぽんこつ整備士」 現在は...
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