制御ループの多重化/並列化とはこういうこと。
熱乾燥で乾かす場合、直火焼きなんかしないから熱源から熱交換器通して
温度管理された乾燥風を使う。
となると、熱源と乾燥風の2つの温度管理ループが出来る。
そして、乾燥物の乾燥状態確認ループがこれらの外を覆う。
なぜか?
温度はそれぞれの設定値での自律で良いが、乾燥が終わったならそれぞれを
止めて次のステップへの切り替えが居る。
乾燥確認ループは温度管理ループの停止権を持つからだ。
そして乾燥管理ループが乾燥完了を判断したところで、冷却ループへ
うつる。
加熱モノはかならず徐冷が必要なので。
冷却ループに全権委譲するので前のループ群は全停止。
して冷却ループも目的達成したら停止して完了と。
こういうことなのよね。
*赤外線ヒーターとか直照射熱源の場合は温度管理ループは一つで良い。
**あくまで一例、モノと要求次第で幾重にも絡むことになる
Posted at 2023/01/17 13:31:45 | |
技術放談 | 日記