車・自動車SNSみんカラ

2012年02月07日


近ごろ話題のトヨタ86とスバルBRZ、これら姉妹車のステアリングを僕も昨日、初めて握りました。

僕が乗ったのはスバルBRZで、ツインリンクもてぎを舞台にしたサーキット試乗会でのことでした。

そこで主に乗ったのは低グレードモデルの「R」で、履いているタイヤは16インチ、したがってLSDも付いていないいわば「素」の仕様でしたが、その第一印象はなかなか好ましいものでした。



幸か不幸か当日のもてぎは雨でしたが、しっかりしたステアフィールと、謳い文句どおり低重心を意識させる身のこなしによって、BRZは全面ウェットな路面を危なげなく、僕の意図したとおりのラインを辿ってミズスマシのように走って見せたのです。

トランスミッションは6段MTと6段ATがあり、両方試すことができましたが、上のコクピットはAT。

MTはもう少し作動が軽いといいのですが、それでもシフトが愉しいのに加えて、ATも全段ホールドで自動的なシフトアップが起こらず、低いギアで引っ張るとレヴリミットにブチ当たるというスポーツドライビングに最適の設定になっているなど、これまた意外なほど愉しめたのでありました。



これは16インチタイヤを履く素の「R」ですが、ちょっとコンサバ過ぎやしないかと不満を感じていたスタイリングも、走った印象がよかったので、試乗後にはけっこう魅力的に見えたりして・・・。

ただし、サーキット走行後に17インチを履く豪華仕様「S」で外周路をゆっくり走ってみたら、ちょっと乗り心地が硬めなのが気になったことを、一応つけ加えておきましょう。

それやこれやに関する僕のBRZリポート、5月1日発売の自動車誌『CAR GRAPHIC』6月号に掲載の予定ですが、だいぶ先なので忘れなかったらチェックをよろしく!
Posted at 2012/02/07 17:47:02 | コメント(12) | トラックバック(0)
2012年02月04日


昨夜、青山のホンダ本社1Fのイベントホールで、「NSX Special Night」なる催しが開かれました。

主役がスポーツカーなので僕も馳せ参じたのですが、電車で出掛けたため手荷物をなるべく減らそうと思った結果、いつものデジカメを持っていくのを忘れてしまったんですね、ドジなことに。

そこで、BlackBerryスマートフォンの200万画素しかないカメラで撮ったのがこれらの画像です。



そこではデトロイトでデビューした新しいNSXコンセプトを本気で仕上げていくというホンダの意思表明がメインの内容だったのですが、僕はひとつ興味深いNSX開発秘話を入手したのですね。

ただしそれは新しいNSXコンセプトに関するものではなく、初代NSXの開発秘話なのですが・・・。



たしか、初代NSXの市販型が発表される1年ほど前の1989年のこと、今回と同じホンダ本社でNSXプロトタイプのプレスお披露目会があり、そこで当時の川本社長とお話しているときに、エンジンはSOHCでも出来るのだけどやっぱりDOHCがいいですかね、とお尋ねいただいたのです。

そこで僕は、ホンダのスポーツカーですからそれはやっぱりツインカムがよろしいのではないでしょうか、と川本さんに申し上げたのですね、S800の熱烈なファンだった僕の素直な心情として。

そのことを今回、初代NSXの開発責任者としてNSX Special Nightに参加していた上原 繁さんに話してみたら、そうなんです、あのSOHC V6はいいエンジンで、250ps出てました、というのです。



しかも途中でSOHCからDOHCに変更することが決まったので、エンジンルームの空間を確保するためにホイールベースを伸ばしたり、ボディをいじったり、大変だったんです、と上原さんは仰る。

まさか川本社長が僕のひと言でDOHCエンジンの採用を決めたなんてあり得ないと思うが、NSXというクルマの成り立ちに若干の影響を与えた可能性もあると思うと、少し責任を感じたりして。

もちろんホンダのスーパースポーツたるNSXのエンジンはDOHCで正解だったと今でも思うけれど、ヘッドの小さいSOHC V6を積んだよりコンパクトなボディのNSXもドライビングしてみたかったと、今から25年近く前の歴史のなかの開発秘話を聞いてふと思ったスポーツカー親爺でした。
Posted at 2012/02/04 19:55:51 | コメント(15) | トラックバック(0)
2012年01月28日


フェラーリで箱根を走った2日後の26日、名古屋近郊の知多半島で2台のポルシェに乗りました。

写真のシルバーの964と、レッドの993という2台の空冷911、それもともにカレラRSであります。



ご存知の方はご存知のように僕は964好きですから、車高の低いシルバーの964カレラRSのストイックな佇まいに惹かれてしまいますが、真っ赤な993カレラRSもなかなか魅力的に見えますね。

しかも嬉しいことに、走らせてみると2台ともすこぶる好調なクルマだったので、スパルタンな空冷911を駆るという胸躍るドライビングを久しぶりに堪能できて、なんとまぁ気持ちよかったこと・・・。



この2台の試乗記は3月7日発売のポルシェ専門誌『911DAYS』Vol.47に載りますが、編集部が設定したあるテーマに沿った原稿が要求されているので、ちと大変なんです。でも、乞うご期待!
Posted at 2012/01/28 11:15:58 | コメント(10) | トラックバック(0)
2012年01月25日


関東地方も雪に見舞われた昨日のこと、フェラーリでTOYO TIRESターンパイクを走りました。

フェラーリといっても4WDのFFではなく、ミドエンジンのスーパースポーツたる458イタリアでね。



とはいえこれは、ある取材のため特別な許可を得て走ったもので、しかも写真のように可能な限り雪のない路面を選びつつ、繊細なドライビングを心掛けて走ったのはいうまでもありません。



タイヤは標準の20インチBSポテンザS001でしたが、細心のスロットルワークを心掛ければ確実に登坂可能で、今どきのフェラーリの悪条件適応能力の高さには大いに感心させられたのでした。
Posted at 2012/01/25 12:31:33 | コメント(15) | トラックバック(0)
2012年01月23日


先週の木曜日、19日午後のこと、所用を終えて事務所に帰るべく首都高3号線を六本木方面から渋谷に向けてMINIクーパークラブマンを走らせていたら、珍しいクルマが目に入ってきました。

写真の左に見えるちょいと背の高いグレーの小型車、他でもないルノー・キャトル=4ですね。

しかもこのキャトル、かなり元気のいいペースで走っていたのがまたなんとも素晴らしかった!

なにを隠そうワタクシことスポーツカー親爺、実はこのキャトルの佇まいが大好きなんですね。

そのことを最初に実感したのは今から37年前の1975年、初めての海外取材でヨーロッパに出掛けたとき、現地の広報車を借りて走ったイギリス、フランス、スイス、ドイツ、ベルギーといった国々の道という道で、人々の暮らしを支える無数のキャトルに遭遇したときのことでありました。

その頃にはすでに、ルノーの小型車の主役の座はよりモダンでスタイリッシュな3ドアのサンク=5に移っていたけれど、僕はサンクよりずっと武骨で実用車っぽくて機能一点張りなスタイルのキャトルにすっかり惹かれてしまい、当時日本には正規輸入されていなかったから、程度のいい中古でも1台買って帰りたいとさえ思ったのでありましたよ、実際に買ってはこなったけれどね。

つまり僕は、スポーツカーであっても実用車であっても、どっちつかずの半端なスタイルではなく、いかにもそれらしい機能に即したカタチをしたクルマが好きなんですな、自己分析してみると。

パリを訪れてもめっきりその姿を見ることが少なくなったキャトルに久しぶりに東京で遭遇し、しかもそれがグレーといういかにもらしい色で、さらにそれが元気よく首都高をカッ飛んでいたので余計に嬉しくなり、思わずカメラを取り出してMINIのコクピットから激写してしまったのであります。

写真のキャトルそのものは比較的後期型と思われますが、僕に70年代半ばのパリの空気を思い出させてくれたグレーのルノー・キャトルとそのドライバーに、感謝したい気分なのであります。
Posted at 2012/01/23 01:41:47 | コメント(14) | トラックバック(1)
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