あと1時間ほどでポルシェ・ヒストリックカー・ミュージアムのプレスお披露目に出発するんですが、その前に日本のヒストリックカーの話をひとつ。
時間的には逆転してしまいますが、ドイツに出発する2日前、都内で日本のヒストリックカー3台に乗りました。
向かって左の濃いグリーンは、ミケロッティデザインの美しいボディとリアエンジン配置が個性的な快作、日野コンテッサ1300クーペ。
真ん中はホンダ渾身の4輪車第一作の最終発展型であるホンダS800Mロードスター with 純正ハードトップで、スポーツカー親爺自身が若かりし頃に所有していたクルマそのもの。
右の白いのは富士重工初の乗用車といえる、2ストローク2気筒エンジンをリアに搭載した軽自動車の傑作、スバル360。
『日本名車伝説―美しき車たち―』というWOWOWのTV番組のために試乗したもので、いずれも生まれてから40年前後経つクルマですが、コンテッサやエスハチはもちろん、スバル360までもが都内の路上を今のクルマに伍して無理なく、そして気持ちよく走れたのにはあらためて感心しました。
今日の日本車で、これら3台のように40年後までクルマ好きに愛され、こうやって元気に走れる状態に維持されていることになるクルマがどれだけあるか、ちょっと気掛かりではあります。
だいいちその前に、熱心なクルマ好きと呼べる人種が40年後まで残っているかどうか、そっちの方が心配ですが。
というところで、新装成ったポルシェ・ミュージアム、見学にいってきます!
Posted at 2009/01/23 21:40:20 | |
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